現象がいつも印刷終了近くの用紙の終端付近で発生するのなら、原因は用紙がプリンタの中に全部吸い込まれた時に用紙の終端がやや上にあがり、用紙とヘッドの位置が微妙に変化するためです。どんなプリンタでもロール紙を使わない限りこの現象はおこります。
ただ、最近の機種は、ヘッドの構造が変わってきているので、ルーペで確認しない限り気付かない程度に減少しています。
構造上の問題ですからクリーニングで直る物ではありませんし、修理に出しても仕様といわれます。ただ、あまり酷い場合にはヘッドの位置調整などが可能かもしれません。
この現象は厚手の用紙を使った場合に顕著に現れます。たとえばキヤノンの高級アート紙のフォトラグなどは、最初から用紙の端には印刷できない設定になっています。基本的には対策はありませんが、薄手の用紙を使う、縁なし印刷をしない、最高画質で印刷するなどで、かなり改善されます。
ただヘッドの目詰まりでも似たような現象が起こります(用紙の先端付近で起こる場合が多い)ので、ノズルチェックパターンで確認する必要はありますよ。それがおかしい場合にはクリーニングで直ることがあります。
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回答ありがとうございました。