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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:差別者の内面について)

差別者の内面について

このQ&Aのポイント
  • 差別者の内面について深掘りした作品が少ないことについて考えています。
  • 被差別者としての一面を持つ作品はあるが、差別者の内面に焦点を当てた作品が少ない。
  • 差別者の方がマジョリティであるため、彼らの内面を追求した作品があっても良いのではないかと思っている。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 05051036
  • ベストアンサー率22% (114/508)
回答No.1

差別的と批判される描写のある作品こそが、作者という差別者の内面を発露したものといえるでしょう。 もっとも、『差別者』を差別だ差別だと文句言う人が納得するような描写にすると >精神や性格類型が構造的に単純 な、典型的な悪役にせざるをえないのでは。 たとえば障害者が出てくる作品に出てくる『差別者』とされる人たちの立場を真剣に考えたら、到底看過できない甚大な被害を被っていたり、負担が大きすぎて望み通りのサポートを提供できないといった事情が浮上してきます。 だから、そういう人たちの内面を掘り下げたら、『差別者』とされる側にもそれなりの言い分があるという方向になってしまうかも。 私は趣味で小説を書いており、障害者の社会参加を快く思わない人たちについて掘り下げて書いてみたところ、そういう展開になってしまいました。 話としてまとめようとすると難しい題材であり、相当な力量が必要だと実感しました。 高野和明著『ジェノサイド』という小説で民族差別やそれに基づく虐殺が題材に挙げられ、差別的な言動を連発する日本人の傭兵が登場しますが、これも愛されなかったとか劣等感の裏返しといった表現でしかなく、残念ながらまだまだ >精神や性格類型が構造的に単純 と感じました。

CrazyInVain
質問者

お礼

>そういう人たちの内面を掘り下げたら、『差別者』とされる側にもそれなりの言い分があるという方向になってしまうかも 全く同感です。 私としてはもっとも望ましい 「差別者」の描写の仕方は 現実社会における「差別者」としての我々の姿を そこに見出すようなもの (つまりは自分の鏡像) であると考えます。 もしそういった作品があれば それは社会に対して必然的に挑発的になり、 一般の評価は低くなるでしょうが。 ご回答有難うございます。