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月などの天体撮影に適したカメラ
私は月に思い入れがあり、先日の月食はとても感動しました。 しかし、私の持っている普通のデジカメでは月の満ち欠けは撮れたものの、皆既月食中の銅褐色の月は撮影できませんでした。 そこまで本格的なカメラではなく、価格も使用感も普段使いできる程度のものでよいのですが、天体観測にもある程度対応できる、そんなカメラはありますか?
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月の撮影については、過去の質問に回答しましたので参考までにURLを挙げます。天体望遠鏡と組み合わせて(コリメート方式)、通常の月の撮影をするだけであれば、ごく普通のコンパクトデジタルカメラで手軽に撮影できます。ただし皆既月食中の月は極めて暗いため、オートフォーカスが効き辛いなどコンパクトデジカメによる撮影には困難な点があり、一眼レフの方が向いています。 星空など天体写真一般に使えるカメラということであれば、手動でピントを合わせられて、バルブ露出(シャッターを開けっ放しにする)が容易で、明るいレンズが付けられるデジタル一眼レフカメラが便利です。中古カメラ店では例えば初代のEOS KISS digitalなどは、新品のコンパクトデジカメ以下の値段で売られていますが、このような旧型であっても、一眼レフの方が最新の普及型コンパクトデジカメよりは天体写真向きです。 添付した画像は6年前の8月に、その初代のキスデジを使用して福島県の浄土平で撮影した「さそり座・いて座の天の川」です。赤道儀でガイドして109秒露出し、多少画像処理をして天の川を強調していますが、空の状態がまあまあよければこれくらいは写ります。フィルムカメラならば、中古の一眼レフは以前は想像できなかったくらい安価になっていますので、さらに気軽に楽しめます。
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- hokyu
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>この装備で星空や流星を撮ることは出来ますか? 「この装備」って言葉の指し示す意味が「三脚を使用した固定撮影」のコトであるならばその問いに関しては「造作も無い」と回答します。 添付画像みたいなんで良いなら特別なテクニックなんぞ何もいりませんw 必要なのは最低限の知識と素晴らしい星空だけ。まぁ後者を準備するのは結構容易じゃないけどなw (ちなみに添付画像は俺が中学生の時にフィルムで撮ったモンだ。デジタルにはデジタルなりの留意すべき問題もあるが基本的なやり方に変わりはない。つまり誰でも出来るってこった。) 但し質問者様、「星空」と「流星」を撮るのは同じじゃーないんだぜ?
お礼
綺麗な写真ですね!!ますます自分でも撮りたくなりました!ありがとうございます!
- hokyu
- ベストアンサー率24% (257/1030)
>価格も使用感も普段使いできる程度のものでよい ここらがちょいと良く分からないが(個々人の主観によって大きく異なる要素と思われ) >天体観測にもある程度対応できる 必ずしも一眼レフである必要は無いケド、諸々考えるとやっぱデジイチのがラクだぜ? その上で、天体写真撮るのに必要なのってカメラ自体のスペックよりも撮影者の工夫と周辺機材だと俺は思ってる。(私は天体写真からは現役退いたけどフィルム時代は赤道儀にカメラ載っけて長時間ガイド撮影とかやってました。ぶっちゃけ夏と冬は苦行ですw) まーペンタックスのアストロトレーサーはすげー画期的なモンだと俺も思う。簡単に星空撮るには最高なんじゃないか? 参考までに先日の皆既月蝕の写真を添付しとこうか。会社から帰ってから重装備引っ張り出すのも面倒くさかったのでα55(厳密には一眼レフでは無いw)にタムロンSP500(古きよきアダプトールシステム時代のレフレックスレンズ)装着して三脚に載っけたダケのお手軽仕様でパチリとやっただけの作例です。(断じて作品では無いw) あと、トリミングはしていないオリジナルサイズなのでこんな程度の月の大きさになってますよ?APS-Cで焦点距離500mm(銀塩換算で750mm相当)じゃこんなモンです。 尚、ソニーαのデジイチもペンタックス同様にボディ内手ブレ補正ですが、純正レンズかそれに準ずるモノでなければ「原則として」手ブレ補正機能は動作しませんので手持ちで500mmなんて絶対無理です(笑) まーそういう意味でもペンタの方が色々融通利いて遊べると俺は思うぜ。 ちなみにウチにはKマウントのデジイチもあるケド手ブレ補正機構が一般化する以前のボディなので今回は原理的にミラーショックが発生する筈の無いαボディを選択しますたw(超望遠領域では微ブレ対策は重要なのよ~)
お礼
ありがとうございます! まだ教えて頂いたモノを調べられてはいませんが、”お手軽仕様”でこれだけ撮れるんですね! 私には十分です! この装備で星空や流星を撮ることは出来ますか?
- HAL2(@HALTWO)
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私は KENKO f500mm F6.3 DX Mirror という 2 万円ほどの Lens を下写真のように PENTAX K100D (現在は K-r) に付けて天体撮影にも利用しています。・・・まあ反射望遠鏡を Camera の Lens にしたようなものです。 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2006/07/18/4112.html 月は明るいので ISO200 で 1/125 秒といった Shutter Speed でも撮れることから Sensor Shake Reduction 機構を持つ PENTAX K100D (現在は K-r) では三脚など用いず、手持ちで月を撮ってしまいます・・・残念ながらこの間の月蝕は 24:00 を待つことなく欠け始めた 23:30 頃の月を眺めただけで睡魔と翌日の仕事に追われて寝てしまいました(笑)・・・まあ 4 年後に再た見ることができるわけだし・・・。 1200 万画素もある現在の PENTAX K-r では f500mm Lens で月を撮ると月の部分は余裕で 200 万画素ぐらいの画像となって写りますので 100 万画素台しかない PC の Display からはみ出してしまうほどの大きさで撮れます。 KENKO からは f800mm F8 というものも出ており、K-r ならば 35mm Film 換算で f1200mm にもなりますから Finder 画面の半分以上・・・ISO400 か ISO800 ぐらいの手持ち撮影で調度良い画角に撮れるでしょうね。 http://www.kenko-tokina.co.jp/camera/4961607418598.html 格好は本格的な一眼 Ref' Camera ですが、いわゆる入門機ですので、新品でも 7 万円ほどの予算で KENKO f500mm F6.3 DX Mirror Lens と共に買えるものですし、2 世代前の K-m ぐらいならば 2 万円台で中古品が売られていますね・・・私の K100D はもはや値段がない(笑)。 http://www.net-chuko.com/buy/detail.do;jsessionid=8B1E36D1E616DE639B4EC512406C533D?ac=2149470125795 一眼 Ref' 式の Camera でなくても大きな月を撮る方法はたくさんあります。 2000 年頃の私は Olympus Camedia E100RS という 35mm Film 換算 f380mm まで Zoom できる Lens を備えた Digi'Came' に 1 万円ほどで購入したRaynox 社の Tele-Converter を付けて月を撮っていました。 35mm Film 換算で実質 f650mm ほどにしかならず、E100RS そのものも 150 万画素 Camera でしたから、月の部分は 10 万画素ぐらいにしかなりませんでしたが、これも手ぶれ防止機構内蔵 Camera でしたので手持ちで簡単に撮影できましたね。 現在は ISO25600 なんて設定ができる K-r ですので、息を止めて手持ちで M42 Orion 星雲を狙うなんてオ馬鹿なこともしていますが(笑)・・・。 うーん、ちょいと表で参考写真を撮って下写真の横に並べようかと思ったのですが、あいにく雨雲が出てきてしまいました(泣)。
お礼
大変ご丁寧にありがとうございます。 中古品ならば2万円台で一眼レフが購入できるのですね!! まだまだ勉強不足ですが、教えて頂いたものを調べてみます!!
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
お月様専用ならば・・・ 現在使用中のデジカメと望遠鏡を接続するアダプタがあります。 月は、明るい天体ですから、コンパクトデジタルカメラに望遠鏡を接続するだけでも充分に撮影できます。(三脚は必須) 野鳥撮影などにも最適。 ・VIXEN ユニバーサルデジカメアダプタ(6千円~9千円) http://www.endokagaku.co.jp/shop/vixen-option/udcad.html ・ケンコー リアルスコープ 8×20 など(3千円~2万円) http://www.kenko-tokina.co.jp/optics/monoculars/100943.html ・三脚 注意: 先日の皆既月食の月(赤月)は、暗すぎてコンパクトデジタルカメラのAFが正常に動作しません。 このため、マニュアルフォーカスが使えないデジカメでは満足に撮影できません。 赤月を撮影するには、デジタル一眼レフをオススメします。 満天の星空を撮影したいのならば・・・ ペンタックスK-r+GPSユニットの組み合わせ(約6万円) http://www.pentax.jp/japan/products/o-gps1/astrotracer.html 添付写真の組み合わせは、VIXEN ユニバーサルデジカメアダプタで、フジフィルム「F300EXR」とニコン「テレスコマイクロED6×18D」を接続しています。 この組み合わせで、35mm換算で2160mm相当の超望遠撮影になります。
お礼
ありがとうございます。 とても参考になりました! > 満天の星空を撮影したいのならば・・・ > ペンタックスK-r+GPSユニットの組み合わせ(約6万円) 6万円程で揃えられるのですね!! 天体観測が好きなので、専用のものを買っても良いかな、と思いました。
- srxmk3pro
- ベストアンサー率53% (527/980)
天体観測に使えるカメラって、結構、難しいのです。 月について 月食など特殊な状況下以外では、被写体としての月は、結構明るい(大ざっぱな話では、月面自体の明るさは、太陽から地球とほぼ同距離ですから、晴れた野外並みの明るさ)のですが、問題はそのサイズで、アップでとらえようとすると、焦点距離1000mm以上の超望遠レンズが必要になります。 比較的安価で対処すると、方法は二つ。 (1)望遠鏡と組み合わせる(デジスコと呼ばれる方法) 例 http://digisco.com/ (2)画質をある程度無視して、安価な望遠レンズを手に入れる。 例 http://telephoto.tanimuradenki.com/pd_8000sa.html 月以外の天体について 月以外の天体の場合、非常に暗い為、長時間シャッターを開いておく必要があるため、あまり安いカメラでは対応できません。 最低でも数十秒、時には数分単位でシャッターを開いておく為、「バルブ」シャッターという、任意の時間シャッターを開きっぱなしにする機能が必要です。 その為、あまり安いカメラではできません。No1の回答者さんが触れているように、そうした「バルブ」シャッター機能付きのカメラを一番安く手に入れる手段は、中古捨て値のフルメカ銀塩一眼レフということになります。 また長時間シャッターを開いておく為、手ぶれ防止の為、三脚は必需ですし、シャッターが開いている間の星の移動が気になるなら、天体望遠鏡のような追跡装置が必要になります。 例 http://www.f3.dion.ne.jp/~p2k/digi-astro.htm
お礼
ご丁寧にありがとうございます! URLとても参考になります。 どうせ買うなら流星群の撮影などもできるものが良いかな、と思いました。 今日のふたご座流星群には間に合いませんが。。。 研究します!
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
天体を撮るには、最低マニュアルで絞り・バルブを含めシャッタースピードが設定できるもの。 月の場合、見かけ角は約30秒。100mmで実像が1mm。例えば、35mm判で短辺一杯だと2400mmレンズが必要。 つまり、画面上、月の占めるウエートで、どの程度のレンズが必要かご判断ください。(35mm判以外は、35mm判画角に換算するとイメージし易いでしょう) 後は、ご予算次第。頑丈な三脚は必需品。追尾撮影なら赤道儀も。(ペンタ一眼レフで簡易追尾機能カメラあり) デジ一で天体撮影に定評が有るのはキヤノン。 デジタルに拘らなければ、中古捨て値のフルメカ銀塩一眼レフも良いでしょう。(天体撮影では、銀塩カメラが王道)
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 写真を撮る方には基本中の基本なのでしょうが、私には難しく理解が出来ない部分もありましたので調べます! メーカーはキャノンが良いのですね!
お礼
ありがとうございます。 きれいな写真ですね!! > 天体望遠鏡と組み合わせて(コリメート方式)、通常の月の撮影をするだけであれば、ごく普通のコンパクトデジタルカメラで手軽に撮影できます。 そうなのですね。 まずはその辺りから始めてみるのが良いのかもしれませんね・ ありがとうございます!