「声域がソプラノを含む」の定義がむずかしいですが、仮に女声三部合唱団に入団してパートに振り分けられるとしたら、ソプラノになるだろうね、という人は誰かな?と考えてみました。
対象期間の全体的な傾向として、男性歌手の音域はどんどん高くなり、一方女性歌手の場合は声質が地声、野太い声に近いものになってきているように見えます。(対象期間の大半第一線で活躍している中島みゆきの歌声の変遷をみると興味深いものがあります。)
70年代であれば、本田路津子、アグネスチャン(日本人ではないか)、やまがたすみこ、藍美代子(この人はあんまりヒットしなかったですが)などが印象的です。小柳ルミ子はソプラノかメゾソプラノか微妙です。天地真理はアルトの裏声でしたね。
80年代だと、初期の松田聖子が思い浮かびますが、このあたりからアルト系(中森明菜、渡辺美里など)や地声で歌う系が増えた気がします。アイドル系では河合奈保子が割とソプラノっぽい印象です。
90年代に入ると、一時一世を風靡した小室サウンド系の女性歌手は結構キンキンした声で歌ってましたが、ソプラノ的だったのは、声がか細いだけのような気もしますが華原朋美ぐらいでしょうか。
21世紀になると声楽的なソプラノの音色で歌う歌手はいなくなった気がします。
補足
詳しい説明ありがとうございます もし、地声で最も綺麗なソプラノを出す歌手を一人選ぶとしたら誰でしょうか? コレクションしたいと思っています よろしくお願いします