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黒留袖(フォーマル用)の長襦袢、地紋について。
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着物の世界での「無地」というのは、先染めの糸で模様を織りだしていない、後染めで柄を描き出していない、ことです。 洋服の感覚で考えると、「え?」と思いますが、地紋は模様に入りません。 したがいまして、地紋入りの長襦袢で何の問題もありません。 黒留袖とは別にご用意されるなら、袖の長さにご注意くださいね。 少しでしたら、500円玉程度の、ちょっとした重石を入れることでごまかせますが、あまり違うと、飛び出してきたりします。できれば、留袖のサイズを測って合わせてもらうと安心です。 もし、喪服と共用にされるおつもりでしたら、地紋の柄にご注意ください。慶弔両方に使えるものと、片方にしか使えないものがあります。 たとえば、「花」は蓮であれば弔事用、それ以外なら慶事用になります。文字も多いですが、「喜」「寿」なら慶事用、「夢」なら弔事用です。「卍」は微妙です。慶弔両用と仰る方もいらっしゃいますが、お寺のイメージからか弔事用と考えるという方もいらっしゃいます。 無難なのは、波、雲、雪輪、流水といった自然物のものですね。
お礼
ka28miさま ご回答ありがとうございました! なるほど、着物の無地とはそういう事だったのですね。 無地といえば、まっさらなイメージ、まさに洋服の感覚で考えておりました。 袖の長さ、了解です。 きちんと測ってあつらえたいと思います。 また、喪服の事にも触れて頂いて、こちらも目から鱗でした。 弔事用、慶事用。。。長襦袢も奥が深いのですね。 今回は無難な自然物にします。 無地の解釈がわかってほんとうにすっきり!です。 とても詳しく教えて頂いて、これから自信を持って着用する事ができます。 着物は、あり、なし、中間。。。な事が、とても多くて、 自信が無いと着られないな、と感じる事がたくさんあります。 今回の疑問はおかげさまで、解決致しました。 また、着物について疑問が出た時は、お世話になります。 ありがとうございました!!