それ程経験がある訳ではないので、私の経験の範疇で答えさせて頂きますね。
私も以前、クリニック内に常駐している臨床心理士のカウンセリングを長い間受けていた経験があります。
料金は、質問者様と同じく、診察代に含まれている感じでした。
病院に常駐している臨床心理士のカウンセリングは、大体保険が利くのでこんな感じの料金体制の様です。
今受けているカウンセリングは、通える範囲にないカウンセリングルームの産業カウンセラーさんの下でなので、電話カウンセリングという形なのですが、料金は1時間で5千円弱です。
対面するより、電話の方が安い料金設定にしている所は多い様に思います。
これは、私がお世話になっているカウンセラーさんがお話していた事ですが、対面でのカウンセリングですと、仕草や表情からも読み取れるものがある一方、電話となるとクライアントの言葉とその声のトーン等、読み取れる物が対面に比べて少ない為、料金も対面より電話の方が安い設定になっているとの事でした。
また、私が病院のカウンセリングをやめてしまった理由は、「話しを聞くだけで、アドバイスなどが一切ない」というのが理由でした。
現在のカウンセラーさん曰く、高い料金を設定してカウンセリングを行っているカウンセラーは、自営業という形になる為、成果や評判がとても重要になって来るそうです。
実際、私がお世話になっているカウンセラーさんのカウンセラー仲間も、成果があげられなかったり、評判を落としてしまったりして、営業をやめざるを得なくなった、つまり潰れていったカウンセラーさんを何人も見てきた、と言っていました。
その点、病院に雇われているカウンセラーさんは、決められた時間だけ働けば成果をあげられなくても、予め設定された賃金をお給料として頂けます。
苦情が来ればクビになる事もあると思いますが、そうしたら変な話ですが、別の病院へ移ればいいのです。
病院の質が問われても、カウンセラーの質は問われないと言えばいいのでしょうか、クビになっても次がある。
つまり、カウンセラー生命自体が潰れる心配がないのです。
問われる責任の違いだ、と現在お世話になっているカウンセラーさんから聞いた事があります。
なので、恐らくですが、個人でやってらっしゃるカウンセラーさんの方が、変な話カウンセラー生命を繋ぐ為にも、必死なのだと思います。
その分、成果も出易いのだと私は感じています。
勿論合う合わないがありますので、いくら評判の良いカウンセラーさんだとしても、どのクライアントさんにも合うとは限らないと思いますが・・・。
実際、保険の利かない高い料金設定となっている個人のカウンセラーさんの方が、様々なアプローチで治療を試みて下さいます。
全てのカウンセラーさんがそうとは限らないと思いますが、こんな話もあるのだな、と覚えておいて頂けると幸いです。
少しでも参考になれば幸いです。