こんにちわ、jixyoji-ですσ(^^)。
kof-beginnerさんが今後映画を見るうえで下記HPはお奨めです。
「キネマの見地」
http://www.fayreal.com/fayreal/cinema/
*現在休止中
「Cinema Preview」
http://member.nifty.ne.jp/CinePre/
お奨め作品は以下の通り。
●『七人の侍』
1954年 日本
監督:黒澤明
主演:三船敏郎 志村喬 津島恵子 島崎雪子 藤原釜足 加東大介 木村功
『所詮1950年代の作品..白黒か...』と思ったら大間違い( ̄□ ̄;)!!【巨匠】黒澤明,このキャッチフレーズに偽りなしw(゜o゜)w オォー。故人黒澤明氏が何故に当時日本人を知らなかった人間にこの映画が受け入れられたか,何故に黒澤明が【巨匠】かがわかります。映画コメンテーターの【オスギ】のキャッチフレーズで言えば
『人間いつ死ぬかわかりませんが,この映画を見る前には死ねません(>_<")。』
という感じですね( ̄ー ̄)ニヤリッ。とにかく【1度見ろ!】,これしかいえませんねσ(^^)。
●『ツイン・ピークス ローラ・パーマ最後の7日間』
1991年 アメリカ(1992年 日本公開)
監督:デビッド・リンチ
主演:カイル・マクラクラン シェリル・リー
日本で大ヒットを記録したTVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』の映画版。この映画はあくまでTVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』を見てからが大前提の映画作品であり,この映画から見てもまるで意味すらわかりません(;゜〇゜)。この映画を見る前に必ず【ツイン・ピークス 2時間版】→【ツイン・ピークス(TVドラマシリーズ 第1巻~14巻)】を見終えてからご覧ください。この『ツイン・ピークス』シリーズが終わってからも根強いファンがおり最近WOWWOWで再放送しています。また最近限定パッケージながらもDVD版で限定数販売しています。未だに正確にこの"謎"を解ける者もおらず,過去には解説関連本なども飛ぶように売れた次第です(゜_゜;)。
レンタルビデオ屋にはVHSしか置いておらずDVDはありません。またドラマシリーズは流石に古いので置いてあるお店,ないお店マチマチです。映画版,2時間版しかない場合もあります。もしレンタルビデオ屋にドラマシリーズがない場合DVD版を購入するしかないですね(゜o゜;)。
●『セブン』
1995年 アメリカ(1995年 日本公開)
監督:デビット・フィンチャー
主演:ブラット・ピット モーガン・フリーマン ケビン・スペイシー
あまりに有名すぎて説明不要かもしれません。ブラット・ピットファンは必ずこの作品を登竜門として見ているでしょうし、最後に確実にブルーになります(笑)。かく言う私はこの映画のストーリー性&俳優と同時に映像美を推したいですね。色々映画を見ましたがこの映画の映像の色彩のコントラストが非常に印象強く、今でも引き込まれます。またサスペンス映画にはまったきっかけがこの映画でした。
ちなみにデビット・フィンチャー作品の『ゲーム』も好きな映画ですね。
●『ユージュアル・サスペクツ』
1995年 アメリカ(1996年 日本公開)
監督:ブライアン・シンガー
主演:ケビン・スペイシー(代表作 セブン) ベニチオ・デル・トロ(代表作 トラフィック)
俳優人は知る人ぞ知る人達ばかりですがこの映画は最後に必ず"してやられた!"と思う事でしょう。どんなに有名な俳優を使っても脚本が駄目だと映画は評価は上がりません。この映画に出演している俳優は映画をある程度見ている人でないと知らない人が多いですが,脚本で素晴らしい作品になっている良い例ですね。最初から気を抜かず一つ一つの仕草,シーンをしっかり見る事を奨めます。
●『ロストハイウェイ』
1996年 アメリカ(1997年 日本公開)
監督:デビッド・リンチ
主演:ビル・プルマン(代表作 インデペンデス・デイ) パトリシア・アークェット
鬼才デビット・リンチ監督が描くお家芸の【パラレル・ワールド】ですね(^_^;)。この監督の作品(ツイン・ピークス,マルホランド・ドライブなど)は本当に【見る人間によって解釈の違う】作品ばかりで,映画なれしている人には何度も見たくなる作品ではないでしょうか?間違いなくインターネット上の解説HPを見て『あ~なるほど(゜o゜)』,『あれはそう解釈すればよいのか(+_+)。』といった感じで納得していただくしかないですね(*_*)。最低2回以上は見ないと骨格すら見えないでしょう。
●『真実の行方』
1996年 アメリカ(1997年 日本公開)
監督:グレゴリー・ホブリット
主演:リチャード・ギア(代表作 ジャッカル) エドワード・ノートン(代表作 ファイトクラブ スコア)
若手ホープのエドワード・ノートンの出世作品です。『スコア』でも名優ロバート・デニーロやマーロン・ブランド相手に互角の演技を見せてるだけあって、この人『真実の行方』でもその実力を遺憾なく発揮しています。この演技の凄さはこの映画を最後まで見ればわかります。
●『カル』
1999年 韓国(2000年 日本公開)
監督:チャン・ユニョン
主演:ハン・ソッキュ(代表作 シュリ) シム・ウナ
はっきしいってこの『謎』が解けるでしょうか?100人見たら100通りの見解があり、最低5回くらい見ないとまず全貌が見えません。私が最もはまった作品です。個人的にこの映画の根幹にあるのは名作タイタニックを超える『(屈折した)愛』ではないかと思います。
●『メメント』
2000年 アメリカ(2000年 日本公開)
監督:クリストファー・ノーラン(代表作 インソムニア)
主演:ガイ・ピアース(代表作 LAコンフィデンシャル)
キャリー=アン・モス(代表作 マトリックス)
10分で記憶がなくなる主人公が愛妻を殺した犯人を追い詰めていくサスペンスムービーですが,時系列をうまくいじって謎が謎を呼ぶ今までの趣向とは違う映画で気に入りました。まず1回では何が何で誰が誰なのかがさっぱりわからない事でしょう。
もしDVDデッキなどをお持ちでしたらDVD版にある時系列を正確につないだもので見ると理解が深まります。DVDをお持ちでない方はこの映画を理解するのにかなり苦労されるか,あるいは諦めますね。ユージュアル・サスペクツを楽しめた人にはかなりの確率でこの映画も楽しめるのではないでしょうか?
●『マルホランド・ドライブ』
2001年 アメリカ・フランス合作(2001年 日本公開)
監督:デイヴィッド・リンチ(代表作 ツイン・ピークス)
主演:ナオミ・ワッツ(代表作 リング) ローラ・エレナ・ハリング(代表作 ジョンQ最後の決断)
実在するハリウッドへの山道【マルホランド・ドライブ】での1つの交通事故がきっかけに起こる,現実と非現実(妄想?)が交錯するパラレル・ワールドを非常にエロティック且つスタイリッシュに描いた作品です。一つ一つの脈絡の無いシーンを見ていると最後に【んん?】,【え???】といった感覚が何度と無く疑問符が頭の中を駆け巡り突き詰めると非常に考えさせられる作品で,まず1回見ただけではわけがわからないでしょう。構成的に『メメント』に作り方が近からず,遠からずといった作品ですね。
ナオミ・ワッツがスターダムに駆け上がった作品で1人2役で明朗快活さと非常に妖艶な演技使い分けており,ローラ・エレナ・ハリング共にすごい女優だ,と思わされます。
下記参考URLにお奨め映画をピック・アップしているので未見のものがあれば是非参照してください。
それではより良い映画環境である事をm(._.)m。
お礼
返信ありがとうございます。レトロな感じの映画が多そうですね。 >>ユージュアル・サスペクツ >>最後に必ず"してやられた!"と思う事でしょう。 そんな感じはいいですねえ。ケヴィンスペイシーはセブン見てからけっこう好きになりましたし。 >>七人の侍 邦画もきましたねーそこまで絶賛ですかー見て損はなさそうですねー