- ベストアンサー
映画やドラマのシナリオ作りについて
- 映画やドラマのシナリオ作りについて興味がある素人が、特定の俳優に主演してもらう作品を実現する方法があるのかを知りたい。
- 目的の俳優はD‐Boys(D2)出身で知名度は低いが、話のイメージにぴったりなので、その俳優さんありきの作品を作りたい。
- シナリオを書き、正式な賞をもらうことが先決であるが、俳優に出演してもらう方法があれば教えてほしい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、結論から先に言えば、 「特定の俳優さんに出演してもらう」ということを目的としてシナリオを書き、映像として実現させること……は、極めて難しいと思われます。 シナリオを書くのですから、職種としては「脚本家」になるわけですが、 残念ながら脚本家にキャスティングの決定権はほとんどありません。 どの俳優・女優を起用するかは、脚本家ではなく、 プロデューサーか監督・演出家の意向が最重要視されます。 もちろん、脚本家が執筆する際に、実在の俳優・女優をイメージして書くこと(アテ書きといいます)はあります。そのほうが書きやすい、という脚本家もたくさんいます。 ……が、だからと言って、その思惑通りに映像化されることは、実際にはそんなに多くありません。 予算やスケジュールの都合だったり、事務所の要望や、プロデューサーや監督・演出家の指向性など様々な条件下によって、違う役者に決まることが多々あります。 また、それについて脚本家が異論を唱え、決定を覆すこともできません。 そもそも、映画やドラマ製作の目的が「新人の脚本家に、出演して欲しい役者さんがいるから」というのは、まず“ない”と言っていいでしょう。 脚本家は書きたい話があるのが先で、好きな俳優に出演してもらうことは別の話です。 ただイメージがぴったり、というだけではダメで、よほどの企画力がない限り、俳優ありきで成立する面白い話は生まれませんし、映像化も実現されません。 ただ、もしプロデューサーや監督、または大手タレント事務所が「すごい才能を持った俳優がいるから、彼(彼女)を主役に1本作りたい」と言うなら、可能性はありますが……。 よって、好きなタレントさんを映画やドラマに起用したいのなら、脚本家よりもプロデューサーや監督・演出家を目指すべきかもしれませんね。 脚本家にこだわるのなら、自分で脚本を書くだけでなく、監督・演出までやれるようになれば、多少は自分の融通が効くようになります。 もしくは、超人気・有名脚本家になれば、可能性がないわけでもありません。 ただし、脚本家などの世界は大変厳しくて、 新人がコンクールで受賞しても必ずプロデビューできるわけじゃありませんし、ただデビューしただけでも全然ダメです。 デビュー後も厳しい世界の中で、実績と信頼を作らなくてはなりません。 最近で言えば、三谷幸喜さんや宮藤官九郎さんレベルになれば話は別です。 彼らの作品なら、タレント側も喜んで出演したがりますし、出資者もお金を出しますし、製作スタッフも物事を運びやすく、意向を汲みやすくなります。 三谷幸喜監督の最新映画『ステキな金縛り』には有名人がたくさん出演してますが、三谷幸喜作品なら出たい!という俳優・女優・タレントがたくさんいるからですし、彼が考えることは面白い!という業界内の信頼があるからです。 あなたも頑張って、そうなれるといいですね。 まぁ、あとは、単純に、プロデューサーや監督・演出家が偶然にも目当ての俳優をキャスティングしてくれるのを祈るのみ、です。 奇跡的な願いですが、実は、こっちの方が可能性が高いかもしれませんね。
その他の回答 (2)
- qazwsx21
- ベストアンサー率32% (1286/3939)
先立つものはお金です。数億円用意して、脚本を書き、スタッフを揃え、お目当ての俳優にオファーしてOKもらえば完成したも同然です。賞など目指さず自主制作です。
- moving-moving
- ベストアンサー率40% (20/49)
貴方の「夢の中」に出演して貰い、思う存分演じて貰って下さい。 馬鹿にしている訳じゃありません。それが「一番確実に叶う方法」だから答えたまでです。 何故なら貴方は、 >何か俳優さんに出演していただけるような作品作りの方法があればと思っています。 という、致命的な才能の無さ(自分の夢を「自分自身の死に物狂いの努力」ではなく「他人を当てにした、より楽な方法」で実現しようとしている事)を露呈してしまっているからです。 それに、そもそも「作品作りの方法」を質問する人が、「商業ベースに乗せられる作品(一般受けするのでも、玄人受けするのでも、一部マニア受けするのでも)」を作る才能があるとは到底思われないからです。 >突拍子もない話かと思われるかもしれませんが >ドラマのシナリオを書いて、その俳優さんに主演してもらうことが夢です。 そういう人は「俳優・女優になって、○○さんと共演するのが夢です」「監督になって、○○さん主演で映画を作るのが夢です」という人達と同じ位の数、つまり「掃いて捨てるほど」います。 要するに、貴方は「妄想好き」の人達の一人です。 「シナリオ以外で」というのなら、 「小説」として書き上げ、各種新人賞に応募→最優秀賞受賞→授賞式でのスピーチで、 「主人公は○○さんのイメージで書きました。映像化される時は、是非○○さんに演じて貰いたいです」 と熱烈アピールするのが、一番分かりやすいのではないですか。実現するのはかなり難しいですが(貴方の才能が乏しそうなので)。 「作品の出来」を無視しての、「営業の掛け方」としては、 俳優の所属事務所に直接売り込むとか、俳優本人宛のファンレターに「貴方を主役に想定して書いたシナリオです」と添付するとか、色々あるでしょう。 いずれにしろ、 「今から死に物狂いでシナリオライターを目指し、貧乏暮らしをしても、貫徹4日で締め切りに追われても、売れる為なら、下積み時代は自己本位でなく局本位・事務所本位・視聴者本位の作品を書くのも厭わない(これはこれで、才能が必要ですが)」 というがむしゃらさは無いのですよね。 「今から10年後、『売れっ子シナリオライター』となった暁に、晴れて『○○を主演に想定して書いたシナリオ』を映像化して貰える様になる」 のでは、「遅過ぎる」のですよね。 本当にその俳優を「俳優として」見込んでいての話ならば、10年後に主演して貰うのでも十分な筈です。 しかし、もし「今すぐでないと(せいぜい2,3年以内でないと)駄目」というのならば、 「自分の疑似恋愛的妄想を実現したい」というレベルを超えるものではありません。 その程度のものを「お金を払ってまで映像化したいと思う人(局、事務所、制作会社)」はありません。 だからこそ、「貴方の夢の中に出演して貰い、存分に演じて貰って下さい」と、最初に書いたのです。