今現在の限られた独自の機能、ボタン操作を主としたフューチャーフォン。
片や高機能かつディスプレイへのタッチ操作でのスマートフォン。
二分化されての将来を心配されての質問かと思いますが、おそらく5年、10年後には融合されていくのかと思います。
文字入力にはやはりキーボードやボタン操作の方が用意でありつつ、カーソルで送るのではないワンタッチ操作でのメニュー選択・機能設定や、選択や画像の操作(スライド操作で次々めくったり、ピンチ操作での拡大縮小)などはスマホの優遇されるべきところ。
今のパソコンが高機能化されていながらキーボードやマウスが廃れないこともそれを証明しており、おそらくキーボードとタッチ画面の両立を図りつつ、子どもさんやお年寄りにも使いやすいものから、機能として扱えるデータの対応、操作の拡張性を満たした高機能なものまで、スペックとしては枝分かれして行きつつも、フューチャーフォンとスマホとの取り柄を活かし合った新たな端末へと進化していくのかと思っています。
スマホに赤外線やおサイフ携帯、絵文字が取り込まれているのも、キーボード付くスマートフォンが出現しているのも、それを求める限りないユーザーの欲求がありそれに応えてのものですので、「求められ、それに応えたものが人気商品となり進化していく」宿命は今に始まったものではありません。
今は「どちらを選ぶ?」の二極化している段階としての過渡期でしかないかと思います。
「出先でも電話を、メールを」とビジネスマンの持ち物でしかなかった携帯電話に、カメラや絵文字、ゲームやメール、などニーズに応えて付随してきての発達が子どもや女子高生、お年寄りまで持ち歩くようになってきているわけですし。
特別な人のだけしかつかえないものから、誰もが使える、使いやすい物へと今後も進化していくはずですよ。
子供用スマホ(安心機能、簡単入力)、中高生向きスマホ(ゲームや音楽機能の充実)、ビジネスマン向け(パソコンとのリンク、PIM機能の充実)、高齢者向け(文字表示や音声の大きい簡略型)など機能は多様化していくでしょうね。
数年のうちに通話やメール機能の付いたゲーム機を任天堂とかが出してきてもおかしくはないかと。
「ママに電話」と話すだけで電話が起動しお母さんに接続すればすれば小学生も便利ですよね?
あるいはマイクに向かって「話す」いえば電話が起動し、「行く」といえばナビが起動する、さらに起動後「田中次郎さん」と話せば電話が掛かり、「上野駅」と話せばナビが案内を始める、なんてのが出るとお年寄りも当たり前に使う時代も来るでしょう。
おそらく5年も掛からないのは?
逆に5年、10年前の携帯事情を振り返れば、まんざらウソでもないと思いますよ。