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ビブラートをかけた時の音量の変化について
- ビブラートをかけるときの音量の変化について調べてみました。
- 弦楽器の音源を聴いていると、ビブラートを下にかけると音量が下がり、上にかけると音量が上がることがあります。
- ビブラートは音量ではなく音程を変化させる技術ですが、指が振動を吸収して音量が変化する可能性もあるようです。
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弦楽器は作る人によって故意に特定の周波数だけ大きく出るように工夫されています。バイオリンならば伝柱、ギターならばメインブレーシングという共振材の位置や削りを変えてどの音を強く出すか決める訳ですが、それが職人の個性であり、楽器の個性になります。クラシックギターなどでは大抵、1弦の7フレットと4弦の12フレット位置で音が一番よく響くようにつくってあり、同じ力で弦を弾いてもこの位置の音が大きくなります。 おそらく、お聞きになった楽器はビブラートの上にあたる音域がその楽器の一番響く音域に近く、下は響かない音域だったために音量として差を感じたのではないでしょうか 。
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< ギターは直接弾いたことがないのですが、これは他の弦が強く共鳴するからですか? とのことですが、弦楽器の内部にはブレーシングというフィンのような反響板が、様々な角度、大きさでトップ面のホールに向かって音が行くように張って(立てて)あります。 本当なら職人の一人ひとりが様々な角度などを試して自分の理想とする音が出るように調整すべきなのでしょうが、現代ではそれほど沢山のサンプルを作る時間も予算も無く、昔からある図面を参考にして作っているので、その図面ではギターは大体このあたりの音域が響く構造が良いとなっていた、というだけのことなのかもしれません。 音がもっとも響くというのはブレーシングがこの音域の音をホールに向かって反射しやすい、ということがいえるのではないでしょうか。
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なるほど。回答ありがとうございました。
- takesari
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音量は特定周波数(良く通る音域)と聴覚の関係に因る感じ方の問題では。 あと集音環境に因ってもかなり違うと思います。 電気系のギターなど個別にマイクを有する場合の個体差は大きいですし。 空気振動を音にするわけですから振幅による差はあるはずで、 そういう諸々の関係がビブラートの時に顕著に表われるのでは? などと、素人趣味のギター弾きの考えでした(^^;)
お礼
回答ありがとうございます。 > 特定周波数(良く通る音域)と聴覚の関係 たぶんそれはあるのでしょうが、科学的根拠が示されたものがほとんどないのが残念なところです。 これについて「人間は低い音よりも高い音に敏感」という主張がビブラートについてなされていますが、本当なのですかね? これが本当なら、高い音に敏感だから大きく聴こえるのが理解できるのですが。 > 集音環境 それもあると思って、実際にアコースティック楽器を使って試したことがあります。 そのときも高い音が大きく聴こえ、低い音が小さく聴こえるという現象が起きました。 やはり、高い音に敏感という主張はあながち間違っていないのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、楽器によって響く周波数が異なるということですか。 > 1弦の7フレットと4弦の12フレット位置 ギターは直接弾いたことがないのですが、これは他の弦が強く共鳴するからですか?