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楽曲の音質について
お宅ミュージシャンですw市販のcd例えばポップス、ジャズ、ダンスミュージック等いろいろあると思いますが、買ってミニコンポとカーステで聞き比べたのですが、どんな媒体を使ってもそれなりに鳴り良く音圧等出てると思います。自分のcdはまちまちwです。まあ聴けないってわけでもないんですが、、、プロはいろんな媒体を想定してEQをいじったり、又はよいスピーカー(スタジオ使用可なら当たり前かも知れませんが)を使って作曲してるのでしょうか?教えてください。 よろしくお願いします。
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>プロはいろんな媒体を想定してEQをいじっ・・・て作曲してるのでしょうか? はい、その通りです。 スピーカーに関してはミニ・コンポ などを想定した卓上モニタ・スピーカーも併用しますので、スタジオの隅にある良いスピーカーだけで音作りしているわけでもありません。 その目的はミニ・コンポだろうとカー・ステレオだろうと「どんな媒体を使ってもそれなりに鳴り良く」するためです。 CD 買ってみたら曲は良くても音はちっとも迫力がなくてつまらないものだったなんて評価が下されたら売上げに響きますものね(笑)。 下記紹介 URL は英文のページですが、最近では無音部がなくなるように低レベルの楽器音をブレンドしたり、ピーク音をデジタル処理で均したりすることによって曲全体の音圧感を高める処理が発達したことから、オーディオ用語で言うダイナミック・レンジ (カメラ用語のラティチュードの方が近いと思いますが) が失われる傾向にあることを警告しています。 http://www.cdmasteringservices.com/dynamicdeath.htm これとは逆に、昔ながらの無音部から大音響まで存在する録音を行っているのがクラシックのジャンルで、再生装置の能力 (特にダイナミック・レンジ) 拡大に血道を上げるオーディオ・マニアもクラシック党が多いものです。・・・音色や周波数レンジも重要なのですが、フル・オーケストラ楽音はとにかくダイナミック・レンジが広いので再生が大変です。 一方、これは私だけが感じているのかも知れませんが、ジャズ、それも生楽器生録音のジャズ再生を中心とするオーディオ・マニアはダイナミック・レンジに関してはノイズや歪みも多くてレンジの狭いアナログ・メディア時代の録音でも構わなかったりするのですが、物理携速特性では計り知れない音色に関しては非常に気を遣う傾向があるように思います。・・・シズル・シンバルの残響音まで聴こえる耳を持つ人はグラス・ベルとメタル・ベルの違いまで再現できるよう 10kHz 以上のリスニング環境まで気を遣いますが、壮年になると 10kHz 以上なんて聴こえなくなりますので、太い、厚い、速い、暖かいなどといった微妙な音色の方にこだわりが強くなるように思います。 打込を多用するコンテンポラリー・ジャズの再生に関してはこの限りではなく、ウッド・ベースなのかシンセ・ベースなのか判らなくても大した問題ではなさそうです(汗)。 このクラシック派と生ジャズ派は一般に上記紹介ページのような味付けを施したメディアを嫌うでしょうね(汗)。 でも、エア・チェック (FM 録音) ならぬネット・チェック (インターネット・ラジオの録音) が手軽に出来る現在、MP3 のソースばかり聴いていると、逆にダイナミック・レンジの広い生録ソースは耳疲れし易くなるんですよねえ(滝汗)。
お礼
よっく分かりました!回答ありがとうございます。