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航空機の失速速度の求め方
- 航空機の失速速度の求め方について解説します。
- 最適な上昇率での上昇時間の求め方について説明します。
- 水平旋廻飛行における旋回半径の求め方について解説します。
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問題(1) これ、2択問題なので計算するまでもなく答えは解ってしまいます。10,000ft まで3分で 上昇するためには、当然 10,000ft ÷ 3分 ≒ 3333ft/min なので、rate of climb の初速3270ft/min、さらに減少率があるという時点で 確実に3分より多い方が答えだと 解ります。 ↑というズルがだめなら、物理の基本公式を使えば解けます。 V=V0 + at 、h=V0t + 1/2at^2 、V^2-V0^2=2ax の3本を使い、初めに1・3番目の式 で初速と10,000ft到達時の終速から加速度aを出し、あとは2番目式で出します。 問題(2) Vstall = 1/2・ρ・V^2・CLmax・ S ですから、初めの失速速度を Vs1、後をVs2とすると、 L=1/2・ρ・Vs1^2・CLmax・ S と 0.8L=1/2・ρ・Vs2^2・CLmax・ S の関係を解けば でます。V2=√(0.8)・V1 なので 初めの90%位になる筈です。 問題(3) 旋回半径は式があって、 R=V^2/(g・tanθ) なので代入するだけです。ただ単位が面倒なことになっていますので 全部フィートで出しておいて、1ft=0.305m 、1nautical mile = 1850m さえ覚えていれば、 1 kt = 1.69 ft/sec が与えられているので出せます。0.569937.....なんて数字になりました。 (「>1ktは1.69/sec」と単位が消えていますが、1.69ft/sec ですね? 1kt =1nm/h 、 1nm/h = 6066ft/h 、6066ft/h = 1.685ft/sec と計算出来るので間違いないですが。)
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- funflier
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No.1です。間違いがあったので訂正します。 問題(2)の中で、 「Vstall = 1/2・ρ・V^2・CLmax・ S ですから、」(誤) 「W=L= 1/2・ρ・Vstall^2・CLmax・ S ですから、」(正) 「V2=√(0.8)・V1 なので 」(誤) 「Vs2=√(0.8)・Vs1 なので」(正) でした。