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野草の図鑑の絵と写真の違い
- 野草の図鑑における絵と写真の違いについて考察します。
- 絵で描かれた野草の図鑑のほうが写真よりも実際の花に近いように見えて解りやすいと感じました。絵の方が実物との照らし合わせがしやすく、色も写真のようです。
- 絵の達人の方は実物を見て書く際に特徴を出しているのかもしれません。一方で写真はその固体そのものを撮影しているため、個体によって異なる特徴が見られます。絵は作者の頭の中で見た物を整理してわかりやすく書く能力があるのかもしれません。
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写真は同じ方向から平面的(片目で見たような状況)に写し出します。 そして対象物すべてにピントを合わせません。 これによって対象物を忠実に写し出しているように見えて、すべての特徴をとらえることが困難になります。 さらに対象物以外の余計な情報(個体差や汚れ・破損・変形・光・影など)を同時に提供してしまうことがあります。 逆にこれらの条件をうまく使うことで同じ被写体でも、つまらない画像になったり感動する画像になったりします。 写真で一つのものを詳細に説明する場合は、角度やピント合わせなどを工夫して複数の画像を用いる必要が出てきます。 図鑑で対象物を絵で描写するときは、作画する人の手によってすべての部分、または必要とする部分だけにピントを合わせた作画が可能です。 また特徴に注目して、余計な情報を排除することができます。 場合によっては見えない部分も特徴を捉えて同じ構図内で見せることも可能です。 1回では見えないが角度を変えて見れば見えることを1枚の絵で書けてしまうこともあります。 伝えたいことを書いているが、実際には見えない(写真には写らない)絵を描くこともできるのです。 人が初めて見る物を観察するときは、正面からの画像だけでなく、両目で立体的に見て、さらに角度を変えて見ます。 さらに光と影などを無意識に補正します。 それが脳内で処理されて観察結果になるのです。 正面から平面的にとらえた写真と比べるよりも、同じように観察した結果を描いた図鑑の絵と比べた方が「似ている」と思うのはそのためだと思います。
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- tequilagogo
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こんにちは。 当方たまにカット描いて小遣い稼ぐ程度ですが、一応商業レベルでイラストが描けます。 >絵は作者の頭の中で見た物を整理して人にわかりやすく書く能力があるのでしょうか、 > はい、その通りです。 あからさまな誇張ではないものの、その植物の理想的で且つ判りやすいプロポーションを厳選して描いているはずです。 私の場合は子供向け学習参考書の挿絵レベルですが、やはり「一目でピンとくる判りやすさ」を第一に考えます。 恐らくこの手の挿絵を描く人は皆さん同じことを気にすると思います。 写真の植物は本物ですが「判りやすさ」には限界があるはずです。 枝振りや葉っぱの形、花びらの開き具合に至るまで理想的な対象はそうそうないでしょうから。 人間に例えるなら、本物の有名人と、物真似芸人のコージー富田あたり(笑)? 例えば彼らをそれぞれラジオで匿名で喋らせたら、聞いてる人に誰が喋ってるとすぐ分かるのは恐らくコージー富田です。 前フリ無しで「あっ○○だ!」と気がつきやすい声の調子と内容を厳選して話すと思うので。 図鑑の挿絵が判りやすいのも、それと同じことだと思います。
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回答ありがとうございます、 そうですね小さな挿絵の花でも何かホッとする雰囲気のあるきがします 暑中見舞いのはがきに書かれている花の絵も写真には無い良さがあります 野草の図鑑を見て絵の奥深さを見直した感じです
- twilight-exp
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犯罪者の指名手配の手配書も、モンタージュ写真より似顔絵の方が効果があると言います。 写真の場合は、見た人は勝手にそのままをイメージし、絵の場合は各自がある程度幅を持たせて解釈するため、分かりやすく思えるのだと思います。
お礼
回答ありがとうございます モンタージュ写真も使われなくなり似顔絵になりましたね 捕まった犯人と似顔絵を見てそっくりなので「これは逃げられない」と笑ったことがありますが、絵の奥深さを知りました
- tar5500
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同じ人間でも個性があるように、野草でも個性はあるものです たまたま写真よりも、絵のほうが似ていたいのでは? 質問者様の言われるように、絵にするほうが描く人間の解釈も 含まれるので、多少は誇張されてるかもしれませんが・・
お礼
回答ありがとうございます、興味を持つまで何も知らなかったので固体の違いか種類が違うのかも見分けがつかず写真と違うから違う種類かとおもったら絵でみるとそっくりだったりします。野草も良く見るといろいろ種類があって楽しいですね
お礼
回答ありがとうございます、たしかに絵は花びらや葉が一つの絵にわかりやすいように書かれています、写真では花びらが解っても葉の様子が解らなかったりして本物の花を照らし合わせても同じ花かわかりにくいです、絵を書く作者は解りやすく実際には見えない角度で自然に見えるように書かれているとは素晴らしい技術だとおもいます。