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アンプの電源からトランスを追い出したいのですが。
オーディオ・アンプの低電圧電源を、電源トランス無しで、交流100Vをダイオードでいきなり整流して作りたいのですが、何か問題がありますか。完全トランス・レス・アンプを作りたいのです。
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No.3の方の回答にもありますように、真空管時代の終わり頃のラジオでは電源トランスのないいわゆるトランスレス形式の製品が普及型ではむしろ一般的でした。このようなラジオの中にはレコード・プレーヤーが付属してレコードを聞けるようになっている製品(電蓄付きと当時は呼んでいてモノラルもステレオもありました)も存在しました。また電蓄からステレオと呼ばれるようになった時代の、レコードプレーヤー、ラジオ(チューナー)、アンプ、スピーカーを一体化して木製のキャビネットに収納した製品のラジオとアンプもトランスレスのものが数多くありましたので、アンプ部分だけ見れば電源トランスのないオーディオ・アンプは別に珍しいものではありませんでした。 なお古い型のトランスレスラジオでは電灯線の片側が直接シャーシに接続されていましたので、シャーシに触れても感電しないよう、ネオン検電器などでコンセントの接地側を確認して、こちらがシャーシ側となるようプラグを差し込む必要があるというのは当時のラジオ少年の常識でした。(新しいものではBマイナス線をシャーシから絶縁して張り、これにアース部分を接続した上で、コンデンサーと高抵抗を介してシャーシ(アース)に落とす電撃防止の配慮がされていました) ただ、昔の真空管は(電池管などの特殊なものを除けば)100ボルト程度以上のB電源が必要でしたので、100ボルトを直接、半波整流または、倍電圧整流する方法が用いられました。現在の一般的なトランジスタやICの電源ではそれほどの高電圧は必要ないでしょうから、何らかの方法で電圧を下げる必要があり、実際に製作されるとすれば、先の感電防止策も含めて様々な工夫が必要でしょう。
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- qann
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電気的には可能です。正電源だけならA図、負電源もほしいなら B図のようにすれば一応はできます。 しかし電源トランスを除くというのはまったく実用的ではありません。 半導体を使ったアンプなら動作電圧は高くても30~40ボルト程度 でしょう。AC100ボルトを整流して平滑すると出力は正弦波の 最大値となりますので無負荷で140ボルト近くの電圧となります。 したがってここからなんらかのドロッパーで電圧を下げるわけですが、 そうするとその部分だけでものすごい電力を消費してしまいます。 これは熱になるだけで100%無駄な消費です。これが第一の理由。 それから既に他の回答にもあるとおり一般家庭に届いている 片側がアースされていますのでその反対(ホット側)はケースから 完全に浮かす必要があります。コンセントをさす向きによっては 感電どころか火災事故にもなりかねません。なので仮に100ボルト くらいで動作する器機でも電源にはトランスを使うんです。
- yamame17gou
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複巻トランスで絶縁することは必須条件です。 電源ブロックを別置する方法は一般的な方法でもあります。
- yosifuji20
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真空管ラジオが全盛だったときにトランスレスという製品がありました。 これはコスト低減が目的だったとは思いますが、AC100Vを直接整流して約140Vの直流電源を作りだし、それでラジオの回路を駆動するというものでした。 メーカー製の商品としてはこれでも多くは不具合はなかったのですが、自作マニアにはちょっとさわりにくいものでした。 それは、直接AC100Vが整流されているので、電源のマイナスの方がシャーシに直結になっているために、コンセントの方向によってはアースが高電位になり、シャーシに触ると電撃を受けるということです。 私はこの設計のラジオを触るときはゴム手袋をはめてやったものです。 そのためこの製品では外側のケースと外部のスイッチやつまみ等は完全にアースから絶縁された構造になっていました。 ラジオは電波をうけるだけで外部機器を使わなければこれでも構わないのですが、オーディオ・アンプではこうはいかないですね。なぜかというとアンプと外部機器は必ずアースを含めて接続する必要があり、他の周辺機器がシャーシやつまみまで絶縁ということはありえないからです。 本体では絶縁で電撃は受けなくても外部機器を触った時に電撃ショックををうけるおそれが1/2の確率であるということです。 従って現実にはトランスレスのオーディオ製品はないのです。 この問題をうまく逃げる方法を思いつかれたらやっても良いでしょうが、慎重にしないと感電事故を起こしますよ。
- ShowMeHow
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全くの素人なんで、トンチンカンな質問かもしれないけど、 -100Vはどっからとって来るのかな?
補足
コンセントからです。
補足
この件に関しましたは、アキュフェーズ、ラックスマン、マランツへ問い合わせてみました。 どんな回答が来るのか、楽しみです。