現役小学校教員です。
>小学校の先生になりたいと思ったきっかけを教えてください♪
私もNo.1の方と境遇が似ており、両親や親戚に学校関係者が多かったため
幼いころから、自然と教師という職に興味をもつようになりました。
それが、一番初めのきっかけです。
大きくなるにつれて、他のいろいろな職業に憧れましたが
中学校で出会った先生を尊敬したり、授業に感銘を受けたりする中で
改めて教師になりたいと思うようになりました。
初めは中学校教師を目指していましたが
実習などを通して、初等教育の重要性や自分との相性などを考えさせられ
小学校教師を目指すようになりました。
大学で勉強したり、実際に現場で働いたりする中で
様々な壁にぶつかり、現実の厳しさを思い知らされましたが
教職を十数年続けてきて、つらく厳しい職務の中にも
ようやく少しずつ「教師になってよかった」と思える場面が増えてきたので
それを心の支えに、日々頑張っているところです。
>どこの大学を卒業したか、どこの大学に通っているか、どこの大学に進学するつもりか…あなたに当てはまるとこで教えてください!
北海道にある教員養成系の大学です。
>小学校の先生になるには具体的に学生の時にどんなことをすればいいんでしょうか?
また、「これは必要だ!」というものなどありますか?
学力、美しく正しい字を書く力、歌を歌ったり楽器を演奏したりする力、画力、話術、独創性、運動能力、体力…
考え始めると、身についていた方がいい力はたくさんあります。
多才であるにこしたことはありません。
でも、つまるところは「コミュニケーション能力」と「吸収力」だと思います。
まず、「コミュニケーション能力」について。
学習指導要領やら学校の教育方針やら、指導の軸になる指針はありますが
結局は、人と人とのかかわりが、人を育てるのです。
保護者とのかかわりも同じです。
「モンスターペアレント」という言葉で片付けられてしまいがちな親御さんだって
難しいことを要求しているわけではなく
ただ教師に、一人間としての温かい対応を求めているだけのことが多いのです。
残念ながら、そうじゃない人も結構いるのですが…
次に、「吸収力」について。
教員採用試験に合格し、現場で「先生」と呼ばれる立場になったからと言って
初めからうまくいくわけではありません。
どの仕事、役割にしてもそうですよね。
だから、どんな仕事でも向上心がないと、「使えない人材」で終わります。
向上心と言っても、自分の信じる道だけをひたすら突き詰めていくのでは
視野と了見の狭い、偏った考え方の先生になってしまいます。
現場には、人生経験も教職経験も豊富な先輩方がたくさんいます。
保護者から学ぶこと、そして子どもたちから学ぶこともたくさんあります。
いろいろな人から、いいところをたくさん吸収して自分のものにしていくことが
教師として成長し続けることにつながります。
私は、そう信じて過ごしています。
まだまだお若いのですから、時間はたっぷりあります。
学生のうちに、たくさん人とかかわってください。
いろいろな方法があります。
旅行へ行って、いろいろな土地や人と出会ってくる。
たくさん、いろいろな本を読む。バイトをする。友達と遊ぶ。恋をする。興味のあることをとことん追究してみる。
とにかく、たくさんの人、物、ことに触れて、
いろいろなことを感じ、吸収する癖をつけたらいいですよ。
あとは、自然と成長できます。
chiaki223さんの未来に幸あらんことをお祈りしております。
お礼
まずは、回答ありがとうございます!! とてもためになることばかりで 嬉しいです!! 偏った考え方の先生は見たことがありますが 偏った考え方だと、生徒側だったら先生の言いたいことが伝わらなかったり、意見などが合わないことがあったりしました。 そんな偏った考え方の先生にならないよう いろんなことをして 人生経験を積んでいきたいです♪ それから、 吸収する癖もつけたいです♪ 日々成長していけるように頑張ります!! 何かやる気が出てきた気がします^^ 本当にありがとうございました!!