〉60Hzの発電機を買ってしまいました。
家電製品のカテゴリーでのご質問ですので、家電品を運転させる用途と解釈させて頂きます。
50Hz地域の家電品は、殆んど60Hzで運転させても問題ありません。
注意する家電品は、旧式の洗濯機と電子レンジぐらいです。
洗濯機の場合はモーターの回転数が上がるので、脱水運転の際に回転数が上がり過ぎてブレーキが効かなくなる恐れがあります。
電子レンジの場合は出力が上がり過ぎて過熱します。
最近の家電品なら、電源周波数に関係なく正常運転出来ます。
それでも、発電機周波数を下げたいなら、エンジン回転数を20%下げるしかありません。
まず、キャブレターのスロットルバルブを調整して回転数を下げるのですが、電源周波数を確認する為に「周波数カウンター」が必要になります。
周波数カウンターは高価な測定器ですから、簡易周波数計の付いたデジタルマルチ計(テスター)で代用出来ます。
そして、エンジン回転数を下げると出力電圧も下がりますので電圧調整が必要になりますから、周波数が測れるテスターは必須になります。
更に、回転数を下げると出力電力も低下しますので、正直お勧め出来ないのです。
回転数を下げることでメリットがあるのは、燃費が良くなるぐらいです。
因みに、私が所有してる発電機はレバー切り換えで50Hzと60Hzにワンタッチで変えられますが、出力が欲しい時は60Hzで出力が少なくて良い時は50Hzのような使い方です。
そして、バッテリーの直流(12V)電力を交流(100V)電力に変換出来るDC・ACインバーターの簡易型は55Hzが多いことに注目してください。
即ち、50~60Hzの電源周波数の違いは家電品レベルでは大した問題ではないことを物語ってるのです。
〉なるべく簡単な方法で。
そのまま(60Hzで)使うことです。