#1です
>普通の時計店でも就職が難しい中でアンティーク専門店というともっと難しいでしょうか?
難しいと思います
時計修理の場合、経験をつんでそれを自分のものにしておかないと
現行品はもちろん部品がないようなものになると自分で作らなければいけなくなります
そうなるとペーペー雇うよりは経験者を入社させたほうが会社の直戦力になります
昔はこれでも素人から修理をする人にするために入社させる時計店もおおかったですし
アンティークのお店も多かったと思います
今はそんな余裕のあるお店はないと思います
好きな人は多いでしょうが、あくまでもぜいたく品の分野になりますので
社会全体も余裕がないですし会社も余裕がない、つかっている人、購入する人も余裕がないです
果たしてその中でなくても生きていける品物にどれだけお金をつぎ込む人がいるでしょうか
この現実を知っていただきたいんです
>それと、時計店として開業してインターネットで修理受け付けをして、客に修理依頼品を送ってもらうという方法をとるというのはどうなのでしょう?
そんな技術が付けばです
でもミスした場合どうします?
壊しました治す技術がありません。さてどうします?
部品を変えました、治ります。ならいいですがその部品代自腹きりますよね
それだけならいいですが信頼を無くすことになります
実際のお店ならお客様に顔を付き合わせて説明をしたり
お宅に伺ったりなんでも方法があるでしょう
でもそれが希薄なのが顔を突き合せない世界です
顔が見えない分、お客様もこちらの気持ちや説明で上手く伝わらないかもしれない
最初から壊れていた部分を説明しても壊したのでは?といわれることも有るでしょう
どうします、そこまで考えていますか?
私も他の回答の方も先輩方に教えていただきながらこの世界で生きてきています
それは技術だけではないんですよ
接客も技術の一部なんです、最も重要な部分なんです
それとそうだな、車なんかの世界でもそれはあるのかもしれないですが
時計の場合自分が治した物については責任をおっていますので
時計にサインをしているわけです
それを他の時計店にもって行って修理する時に「わ~前の修理いい加減だな。」と言われるのは
最高にハズかしいことなんですよ
「うわ、悔しいけどいい仕事しているわ」と言われる様に自分の仕事に責任を持ってきましたので
自分で終了、自分がよければそれでいい。と言うのはないです
質問者さんにもそうなって欲しいと思いますし
100年後いや自分が亡くなったあとその時計が誰に見られても胸を張っていられるような
時計であって欲しいと思いませんか?
なので歯を食いしばってもやります。と言うのであれば
就職さえどうなるかわかりませんが、金額のことは(収入など)置いといてもらいたいんです
会社の立場からすれば利益あってのと言うのが基本ですから
厳しいことをいいましたが
現実を見つめて頑張って下さい
お礼
残念な事にセイコーウォッチの今年の求人を見てみたらゼロでした。 ある程度腕が上がったら修理工房を構えたいです。 何度も御親切に回答していただきありがとう御座いました。 現実を見つめて頑張りたいと思います。