>> オーディオインターフェースを使ってギターなどの音を録音したいのですが作曲ソフトによって使えないものとかはあるのでしょうか? //
Windowsマシンで使う場合、基本的に、オーディオI/F、DAWそれぞれがASIOに対応していれば、どのような組合わせでも問題ありません。ただし、次の場合には一部の機能が使えなかったり、全く使えないケースもあります。
(1) オーディオI/FとDAWが専用ペアになっている場合。例えばPro Tools(8以前やM-Powered)。この場合、オーディオI/F単体、DAW単体のいずれでも使用不可。
(2) オーディオI/Fがフィジカルコントローラ兼用になっている場合。例えばSteinbergのオーディオI/F(CIシリーズ)は、Cubase専用のフィジコンになっている。オーディオI/F単体、DAW単体でも最低限の機能は使えるが、フィジコン機能は他のDAWでは機能しない。また、フィジコンのプロトコルにMacie Control互換とHUI互換の違いがあるので、DAWによってはフィジコンが使えない可能性も。
(3) オーディオI/FのDSPコントロールソフトが、DAWのプラグインとして呼び出せる場合、プラグインの形式によっては対応していない可能性がある(ふつう、スタンドアロン版のソフトが提供されているので、重大問題ではありませんが...)。
>> オーディオインターフェースを買うときに注意したほうがいいこと //
入出力端子の種類/形状、同時入出力数、スタンドアロン動作の可否、DSPミキサ/エフェクトの有無(掛け録りの可否含む)、マイクプリのゲイン幅、動作の安定性(いわゆる相性問題含む)、サポートの良さ、将来的に後悔しない音質、あたりでしょうか。
>> ボーカルをとる予定はなくギター、ベース、キーボードをそこそこの音質で取れればOK //
ギターやベースといっても、ライン入力(Hi-Z入力)で直録りする方法もあれば、ギターアンプの前にマイクを立てて音を拾うこともできます。
「そこそこの音質」といっても人によって基準が様々ですが、音質だけ考えるなら1.5~2.5万円程度のオーディオI/Fでも、特に悪いという訳ではありません。5万円くらいまでは、高音質化というより多機能化が基本になるので、DSPミキサ等が不要なら3万円まででお釣が来ます。
他方、キーボードと言っても4OUTのシンセなどもあるので、そういう場合は入力チャンネル数の多い製品が必要です。また、Hi-Z入力が1系統しかない製品も多いので、ギターとベースを同時に録音したいといった場合には、よく考える必要があります。