ずっと続けていくのでしたら、エアブラシに転向してはどうでしょうか?
グラデーションや陰影をつける場合は、エアブラシじゃないと難しい気がします。
なんせパーツが小さいので。
エアブラシは先から細かい粒子が出るのですが、何度も塗っているうち 濃い色に見えるようになってきます。
逆にあまりふきかけていない部分は薄くなる。
これを利用して、グラデーションや陰影をつけるんです。
光の3原色ってのがあって、印刷物を拡大鏡でみるとわかりますが、どの印刷物も3色しか使われていません。
粒子は全部同じサイズ。
ですが、多く吹きかけてある部分は濃い色、少ない部分は薄い色になっているのが、虫眼鏡で見てわかると思います。
エアブラシで粒子をエアーによって噴出し、何度も吹きかけることで、だんだん粒子の数が増えいき濃くなっていくんです。
1回だけさっと吹いたら、まばらですが、何度も繰り返すことで、だんだん塗装することになり、別の色の粒子をどれだけの回数吹きかけるかで、別な色が表現できる。
ですが、そんな3色のみで全てを表現できるスキルは私にはありませんので、色と色をませ合わせて色を作ってふきかけて微調整して色を出しています。
一色だけ塗る場合は、短時間で塗装ができます。
ある一定で決めて、そこから徐々に吹きかけ回数で濃さを調整する場合は、いったんコート剤をふきかけ固定し、少しづつ重ね塗りしていってます。
スプレー缶や、エア缶にエアブラシをくっつけて吹く方法もあるのですが、スプレー缶だと均一にぬれないのでベタっとなるし、スプレー缶だとエアーの圧力が調整できないのと、ずっとエアブラシをするのなら、エア缶を買うよりコンプレッサーを買った方がのちのち安上がりになる。
お試しで一日カルチャースクールに参加して、エアブラシを使わせてもらえば、自分が思ったような塗装にエアブラシでなるか、試せると思います。
お近くに絵画教室とかあって、一日体験で道具はすべて貸します ってところがあれば、お試しで参加してもいいと思う。
他のことを習うために参加したものがエアブラシを使った塗装だったので、絵画スクールじゃなかったのですが、もっと使えるようになりたいから、継続して習いたいって言ったら、「実践あるのみだから。コツは体で習得するしかないです。自分が習得したときは、やりすぎて倒れた」って言ってた。
倒れるまでがんばったというより、おもしろかったので、食事を取らず寝ないでやったので倒れたというのが正解じゃないかと、話を聞きながら思いました。
とっても楽しいです。 コンプレッサーがうるさいですが、ヘッドホンで音楽を聞いていればいいわけで。
ずーーんってコンプレッサーの振動も下に防振マットを敷けばいいわけだし。
お試しあれ。
あと、立体感を出すための基本は、デッサンです。
黒だけで表現するので、陰影がどこにつくかわかるようになる。
彫刻も絵画も基本はデッサンからはじめます。
光と影の度合いを捉えることができないと、立体的に作れませんから。
お礼
分かりやすい説明有り難うございます。 エアブラシも色を何色も作らないとできないのかと思いました。おかげでエアブラシのしくみがよく分かりました。 長く続ける予定ですので近いうちに購入します。また行き詰まったらココに相談にきます。 有り難うございました。