例えば、南アルプスでも西表島でもどこでもいいけど、何泊かかけて縦走するとなると、80l位のザックにテント・食料・着替え・キャンプ用の鍋や食器やコンロなどなど家財道具一式を背負うわけ。で、時間を気にしながら歩いて、ご飯を食べて、テント張って寝るんだな。天気が悪かったり、道に迷ったりしたら、予定は狂ったりするけど、それも想定しながら進まなきゃならない。
定住型の自給自足キャンプだと、まず、寝起きする場所を確保することから始まって、水や食料をどうやって調達するかを考えなきゃならない。
タンパク源を比較的簡単に採取できるのは山よりも海。山だとイノシシや鳥を取ることになるけど、日本では狩猟免許や猟具が必要になってくる。そして猟期は2月15日まで。素人には無理。
海なら魚を狙ってもいいけど、簡単なのは貝。出汁をとればおいしいスープが作れる。塩も簡単に作れる。やり方知ってればだけど。
火おこしもしなきゃならない。完全に自給自足なら、鍋釜もどうにかしなきゃならない。
「終わり」がわからないキャンプだと農業に手を出すだろうけど、まず開墾することから初めなきゃならない。農具をどうにか調達して、開墾して耕して畝立てして、もし種があるなら(どこで入手するのか知らないけど)それを蒔いて、収穫できるのはまぁ3ヵ月後とかそれ以上先の話。
水が一番難しくて、海辺だと、先人が使っている自然水か、「自給自足ルール」に反して水道を使ったことしかない。山だと水は比較的簡単に手に入る。
こんな「自給自足」じゃないでしょ、このキャンプは。
多分、「自給自足」っぽいことをするツアーだと思うよ。
だから、マキ割りも農作業も言わば「遊び」であって、「大変な経験をする遊び」をするんじゃないかな?
お客さんからお金をもらって体験させてあげているわけだから、不自由な目にあわせることはないと思うし。
「アレが足りない」「コレもって来ればよかった」ってのを楽しむのが目的のキャンプだと思いますよ。最低限必要なものは主催者が用意してくれているだろうし。
でも、持ってった方が良いと思うのを列挙しておきますね。
うちわ、靴(不整地を歩くためのもの)、サンダル(ちょっとの移動)、洗濯バサミ10こくらい、ZIPロックとコンビニ袋たくさん、日焼け止め、サングラス、帽子、タオル、軍手、細引き、メモ帳、筆記用具・・・
刃物やライターなんかはあるだろうし、古新聞なんかもあると思う。
B5くらいのでもいいから小さな板があると、下敷き鍋敷きなんかに使えたりするけど、いるかなぁ?
ヤマケイから出てる初心者向け登山の本を立ち読みしてみることをお勧めします。
楽しんできてね。
お礼
回答ありがとうございました。 はい、楽しんできます。 いろいろ細かい説明ありがとうございました。
補足
マキ割りに保険証がいる、病院に行く方がいると言われました。