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あなたが人に「これいいよ!」とおすすめできる本
あなたがこれまで読んだ本の中で、「これいいよ!」と自信を持って人におすすめできる本を「一冊だけ、その理由とともに」教えてください。 「オススメ」というのはあなたの主観でOKです。人がどう思うかはとりあえずおいておいてください。 ジャンル等は特にこだわりません。 あなたの心のなかの珠玉の一冊。私に教えてください!
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法華経二十八品 一冊だけだとこれだけになってしまいますが、これだけ読んでも理解できる人はまずいないので、解説書や関連書籍も必要になります。 といっても、現代語に訳されたものは、おとぎ話のような事が書いてあるので、一見、小学生でも読めますが、めちゃくちゃおくが深くて、理解するには一生かかりそうです。 宗教関係の経典なので、頭ごなしに否定されてしまうことも多いですが、かつての私も読みもしないで否定的でした。 宗教が嫌いになる多くの場合は、多分、人だと思うのですが、経典はうそはつかないので読む価値はあると思います。 約3000年前の天才たちの英知の結集ですから、頭ごなしに否定できるほど薄っぺらなものではありません。現代においても役に立つ大哲学の宝庫です。(ただし、時代的に、現代に通用しないものもありますし、実は現代に通用するのは、日蓮大聖人の法華経ともいわれる御書になりますが。) これは、人生の指標や自己研磨(自行化他)のために必須のバイブルと思うので、お勧めです。
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- tyagayu
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「赤毛のアン」 これで決まり。 極悪者でもこの本は心に響きましたな(笑)。 若い時分、読んでいるとよく冷やかされましたが。 ホンワカと滲み込んで来るというか。 今でもプリンスエドワード島や、グリーンゲイブルズに行って見たいと思っていますよ。
お礼
赤毛のアンですか~。 昔、実は途中で読むのをやめてしまったんですよね。図書館の貸出期限の関係で…(汗) >ホンワカと滲み込んで来るというか。 今、そういう本がちょうど読みたい気分です。買ってこようかな? ありがとうございました。
- copell
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五体不満足 乙武洋匡さん 大人が読むには少々子供っぽいかもしれませんが、楽しくて考えさせられる本です。 詳しい説明は、「読めばわかる!」(責任放棄w)
お礼
おお、この本が来ましたか。 乙武さんの「障害を個性として笑い飛ばせる時代になればいい」という発言にはとても共感できます。 この本も素晴らしい一冊だと思います。 ありがとうございました。
『アルジャーノンに花束を』 SF作品だけれど人間の感情を深く揺さぶります。どんどん優秀になって行く主人公が、ある日から、放物線を描いて落ちて行く。この喪失感があまりに大きくて切なくて、泣かされました。
お礼
「アルジャーノンに花束を」はたしかに名作ですね。 また読み直したくなってきました。 ありがとうございました!
- gg-_-gg
- ベストアンサー率32% (132/408)
お勧めしたい本は色々あるのですが、あえて、マンガで・・・ 成田美名子さんの『ALEXANDRITE』です。1冊ではないですが・・・。 主人公が色々な意味で成長していく様に、心打たれます。 ふと、思い出しては何度も読み返したくなります。 成田美名子さんは『CIPHER』の方が有名かもしれませんが、その続編ともいえるこちらの作品をお勧めします。
お礼
この漫画は知りませんでした。 タイトルは宝石名からなんですね。ふむふむ。 ありがとうございました!
- hs1510
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一冊を選ぶのはとても難しいですね。 「キリン」山田悠介 著 優生学を基にした内容で、子供向け、こう言うオチだよなと言う方々もいますが、こんな世のなかだからこそ女性、特に母親が読まれるといろんなことを考えさせられる小説だと思います。
お礼
山田悠介さんは、割と人と人との関係に関する描写を得意とされている印象があります。 こちらはまだ読んだことがないので興味があります。 ありがとうございました。
- ayanamishinji
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1、ゲーテ「若きウェルテルの悩み」 悩み多き時に読んで、感動しまくりで体震えたのを覚えています。 5百年前ドイツの若者に圧倒的人気となった作品だそうです。私が5百年前の若者と同じ悩みを持っていることに感動しました。 2、ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」 主人公の親に対する葛藤を描いていますので、小年期に読まれると感動すると思います。 3、三浦綾子「氷点」 他「泥流地帯」も正に、生きることはどういうことかを考えさせられます。
お礼
すみません、一冊でお願いします…。
中勘助「菩提樹の陰」 (岩波文庫) あまり知られていない作家ですが、夏目漱石の弟子ともいわれる人です。漢文調の非常に端正な文章を書く方ですが、内容は、現代人にとっては恐ろしいものでしょう。人として生きるというのはかくあるべき、ということを貫いた人です。 代表作は他にもあるんですが、中編で手軽に読めながら、人間としての非常に奥深い洞察に思わず考えこんでしまうのが、この作品です。これは、その昔のとある国(インド?)の話です。 凡庸だが男で一人で娘を育ててきた彫刻師と、非凡な才能を持ちながらそれを見抜けない師のもとで地道に修行を積む弟子がいました。彫刻師の娘は、2人の愛情をたっぷりと受け、貧しいけれどすばらしい女性に成長していきます。が、あるとき、流行病にかかり、2人を残してあっけなく死んでしまうのです。 彫刻師と弟子は、自分たちが心から愛したものが失われた現実をどうしても受け入れることができず、2人で娘の彫像を作成することを思いつきます。2人のすべての才能と愛情を注ぎ込まれた彫像は、2人にとって一生に1度限りの素晴らしい作品となります。まるで生きているかのようなその彫像を目の当たりにし、亡くなった彼女を深く愛していた弟子は、神に「どうかこの彫像に命を与え、彼女を生き返されてください」と祈るのです。 その祈りを聞いた神は、その恐れを知らぬ願いに怒り、神罰として彫像に命を吹き込み、娘を復活させるのです。このくだりがすごい。昨今の安易な奇跡とは違います。彼女の復活は、神が与えた罰なのです。 愛するものを失うということ、そして人間が生きて死ぬことの意味、そうした根本的なことを深く考えさせる物語です。中さんは、人間に対する厳しさと、その厳しいゆえに生まれる本当の優しさというものを伝えてくれる稀有な作家だと思います。
お礼
漱石のお弟子さんなんですか。漱石は好きなのでちょっと興味があります。 ありがとうございました。
貫井徳郎 『慟哭』 連続幼女誘拐事件犯人と それを追い詰めるキャリア警察官 全編2人称で語られて、余計な脇道には逸れないから一気に読めます。 ラスト3ページで… 嗚呼、書けない! 読み終わった時、ニヤリとしてしまいます。 一世一代のトリックです。
お礼
ミステリー、あんまり読まないのですが嫌いじゃないです。 以前映画化もしている「犯人に告ぐ」とか大好きです。 こちらも面白そうですね。 伏線しょうかとか、奇想天外なトリックとかワクワクしますよね。 ありがとうございました。
- suguecho
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「象使いの弟子」 畑正憲 ン十年前に読んだんですが(笑) いまだ マイベスト。 ノンフィクションが持つ、無理のない、ほほえましさや、むなしさや、感動なんかが、味わえます。畑さん自身は=ウソは書かないが、ある程度の演出はしている=と自作品について他所で述べてますが、そんなことは気にならなくなる名著です。
お礼
おお、ムツゴロウさんの本ですか! 子供の頃は良くテレビで拝見しました。懐かしいな~。今はどうされてるのかな? ノンフィクションは確かに無理がないという表現がぴったり来ますよね。 ありがとうございました。
- 誠治(SEIZI・SAGE)(@romanda201)
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>こち亀 ばかばかしさが爆発ですね 両津のバカだけど人情のある お巡りさん、最高じゃないですか?
お礼
こち亀は私も好きです。1巻から通読しています。 忘れかけた人情を思い出させてくれるいい本ですよね。 すみません、できばシリーズではなく、「一冊」でお願いします…。
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お礼
おお・・・なるほど。これは予想外でした。 >経典はうそはつかない 正しくそのとおりだと思います。長い年月を経て人々の心に受け入れられているだけの何かが、それらにはあるんでしょうね。 ありがとうございました。