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DivX再生に必要なマシンスペック
質問させてください。 DivXで映像を撮りためているのですが、高画質で再生したいのです。 現在、DivXの再生設定で、画質を最低にしているのですが、これだと音ずれなく、再生できます。 しかし、少しでも画質をあげると音ずれが発生します。 そこで再生用(もちろん、それだけのためではありませんが)に新しいマシンを購入しようかと考えているのですが、 DivXを高画質で再生するためにはどのくらいのマシンスペックが必要なのでしょうか。 メモリやCPUが高性能ならばよいのか、ビデオカードが高性能ならばよいのかわかりません…。 ちなみにDivX5.0.5で640x480で85%画質でエンコードしています。 現在使用しているパソコンはソニーのバイオPCG-SRX7S/PBで、 モバイルPentiumIII 900MHz、メモリ512MBです。
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Q/DivXを高画質で再生するためにはどのくらいのマシンスペックが必要なのでしょうか。 A/1,6~2GHzを越えるPentium4クラスのCPUか、それと同等の性能を持つAthlonXP1600+~2000+、及びPentiumM-1,3GHz以上のプロセッサぐらいなら、十分再生できると思いますけどね。編集やエンコード(div-X変換)なら、3GHzオーバーでも高画質変換にはまだ不足とされます。 Q/メモリやCPUが高性能ならばよいのか、ビデオカードが高性能ならばよいのかわかりません…。 A/これは、それぞれの原理と役割が解らないと勘違いしやすいですから、注意が必要ですね。特にビデオカードはビデオ(Video)の文字に踊らされやすい。 まず、その誤解が生まれやすいビデオカードから説明しますと、VideoCard本来の名称はGraphics Acceleratorと呼びます。グラフィックスアクセラレータ。 これは、パソコン上のグラフィックスをディスプレイに表示するもので、一般に2D/3Dのコンピュータグラフィックス*を高速でよりリアルに描画する装置です。大容量な専用メモリ(ビデオメモリ)と高度なCG描画エンジン(GPU,VPU、グラフィックスチップ)を装備します。 CPUだけでは処理しきれない、高度なグラフィックス処理には必須の装置ですが、全ての描画に関わる処理をこの機器だけで行うわけではなく、あくまでCPUでは出来ない領域の処理やCPUでは負荷の大きく煩わしい処理を軽減するのが目的です。 *コンピュータグラフィックスとは、プログラミング言語をベースに作られた擬似的な平面(2D)、及び立体(3D)の画像のことです。 この点から、既におわかりでしょうが、既に規定の手順に従い圧縮されている映像などはCGには属さないため、いくらビデオカードが高級な数万円するようなものでも、コマ落ちや音ズレなどには有効な効果はないと言えます。 何故かというと、動画を再生するときにCGに当たる部分はplayerの外見の部分と「映像をCG相当にあらかじめCPUで変換して」表示する部分だけのデータをビデオカードが処理するだけで元々負荷が大きいのは、この「あらかじめCPUで変換して」という部分になるため。もし、ビデオカードの能力が不足ならプレーヤーソフト自体が起動しません。 まあ、最近のビデオカードにはDVDなど一部の動画は再生支援としてiDCT(逆離散コサイン変換)やMC(動き補償)などの機能をビデオカードに付けていますが、全ての動画をサポートするものではありませんし、これらは固定された映像処理を使うため画質の調整など一部に制限が生じます。また、最新のものに限り映像再生にShaderと呼ばれるグラフィックスカード実装の回路を使って動画処理の一部を代用することも可能ですが、再生ソフトの対応が必要で、まだこの技術を使える満足なソフトはない。 メモリは、CPUや各種インターフェースと補助記憶装置(ハードディスクなどディスクドライブ)との間にある装置のこと。容量が少ない分、一度に扱えるデータの帯域幅が大きく数ギガバイトを一秒間に転送できるほどの能力があるものもある。ハードディスクは一秒間に速くて70MB程度扱えれば良いことを考えると、途方もない速度があるが、CPUの内部ではさらに数十ギガ~数百ギガバイトを一度に扱えるため、CPUに比べるとこれでも遅い。 メモリの役割は、CPUと補助記憶の間でこの速度差のギャップを軽減するのが目的で、キャッシュメモリとなります。 コンピュータで使われる命令や情報は常に違うわけではありません。例えば、写真を編集するとなると常に写真の情報が頻繁にCPUで処理されていたり、WORDを使えば、WORDで使っている機能の一部は常に処理されています。 そこで、頻繁に使う命令を使う頻度が高い順番にメモリに一時保管する事でハードディスクアクセスを軽減し、ハードディスクの遅さを隠蔽するという役割があります。 メモリが多いと高速になるという方がいますが、このことから実際にはメモリで速度が上がることはありません。ただ、見かけ上速く見えるようになることがあります。 これは、一度に扱うデータ量が多い場合に、メモリ上に使うデータ全ての内容が保存できず低速なハードディスクにアクセスすることが頻繁に生じる場合に限り、メモリを増やすとその保存しきれなかったデータがメモリに展開されCPUにより円滑にデータが送られるため速く見えるようになるのです。実際には、CPUの使用が効率的になるだけの話。 一般に、動画再生には256MB以上、処理編集には512MB以上ぐらいあれば十分。ハイビジョンなどよりリアルな映像なら1GB以上あると快適。 ちなみに、もう一つ述べるとメモリの精度を向上させるには、ビデオメモリとメインメモリを共有したタイプのPCはNGです。ビデオメモリは常に一定のデータ転送を行うため、本来のメインメモリの性能が低下したり、ビデオ描画性能を下げるというダブルのマイナスが生じます。まあ再生ならそれほど問題はありませんが、編集や、CPUの処理効率を十分に生かしたい場合にはこれは選ばないこと画大事。 CPUは、ソフトウェア処理の中心となる回路。パソコンの頭脳と呼ばれる。Central Processing Unitの略。動画の再生、プログラムの処理、音声再生、データ処理、画像の描画、各種インターフェースからの命令処理などコンピュータ上の処理内容のほとんどを代用できるのが特徴の汎用命令実行装置です。 一般にCPUが高性能なほど、パソコンの処理性能を引き上げることができるのが特徴です。 ただし、近年はソフトウェアの能力向上や多機能化によってこれらの命令の多くをアクセラレータと呼ばれる補助処理装置が代用しており、必ずしもCPUだけで処理しない。 CPUが代用している命令はソフトウェア処理、専用の回路が処理している場合はハードウェア処理とし、ソフトウェアで処理するとプログラミングの調節を細かくでき、ハードウェアでは固定された処理になりがちだが、CPUの負荷を減らし高速にデータがこなせるようになっている。基本的に専用の処理回路アクセラレータを伴う処理(サウンド、ビデオ、動画の一部、ネットワーク、USB他)では最低限の処理のみをCPUが行うか、ほとんど処理にはタッチしない。そのため、CPUだけが高くても必ずしも効率がよいとは言えない。むしろ、バランスを重視する場合は、チップセット(パソコンの心臓部)が重要になり、この作りが良い物ほど効率的にCPUやアクセラレータ、各種専用ハードウェアを生かすことができるが、チップセットは種類が豊富で、性能の指標に周波数などの簡略で客観的な判断材料がないため、素人目には判断が難しく、いまだにCPUで判断する場合が多いのが難点。 動画の処理や再生では専用のエンコーダチップやデコーダーチップを搭載(ハードウェア処理装置)していなければ、CPUがエンコード及びデコードを行うそのため、動画再生や編集ではより高速なプロセッサが必要。特にエンコードではフィルタパス処理を増やし高画質に録画変換するほどCPUの性能が必要になる。(非可逆のエンコードでは特に) となります。 まあ、動画を主に処理するならノートPCは避けるべきでしょう。デスクトップのミニタワー型程度が妥当。どうしてもノートが良いなら、A4の15型ディスプレイを装備したフルサイズノートでRADEON9000やGeforceなどのセパレートビデオカードを実装したノートPCを買うべきでしょう。
その他の回答 (1)
- Nanaokun
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あなたの場合、ずばりビデオカードが問題です。 自分の使っているマシンの一つは同じCPUですが、メモリはあなたの物より少ないです。しかし、さくさく綺麗に発色し動画が閲覧できます。 ノートではビデオカード部分が弱すぎるのですが、最近のノートPCでもRADEONやGEFORCEのビデオボードが載っている場合があります。 どうしてもノートという事でなければ、デスクトップにしてMATROX社のビデオボード(これは2DならMATROXと言われるほど良いものです)にしてください。ノートと言うことであれば、ビデオボードはオンボードではないもの、RADEONやGeforceの物を選んでください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 #1でご回答いただいた方とは少し違うご意見のようで…。 >ノートと言うことであれば、ビデオボードはオンボードではないもの、RADEONやGeforceの物を選んでください。 この点は#1の方と同じご意見ですね。 特にノートにこだわっているわけではありません。 Nanaokunさんの状況から考えますと、 たしかにビデオカードが動画再生には影響していようですね…。 やはりビデオカードも重要なんでしょうか?
お礼
多くの時間を割いてご教授いただき、誠にありがとうございます。 グラフィックスアクセラレータ、CPU、メモリの役割を理解することが出来ました。 今回の私の件では、やはり >動画の処理や再生では専用のエンコーダチップやデコーダーチップを搭載(ハードウェア処理装置)していなければ、CPUがエンコード及びデコードを行うそのため、動画再生や編集ではより高速なプロセッサが必要。 ということなので、 >1,6~2GHzを越えるPentium4クラスのCPUか、それと同等の性能を持つAthlonXP1600+~2000+、及びPentiumM-1,3GHz以上のプロセッサぐらいなら、十分再生できると思いますけどね。 ということになるのですよね。 >動画を主に処理するならノートPCは避けるべきでしょう。 現在ノートを使用しておりますが、 特にノートにこだわっているわけではありません。 デスクトップでもかまいません。 CPUが高性能のデスクトップマシンの購入を検討したいと思います。 ありがとうございます。