全く同じ経験はありませんが、「私ならこうする」ということで回答します。
ウレタン製の糸ですから、浸透潤滑剤を水晶珠の穴の片側だけに入れて5~10分ほどおいておきます。
(押し出して取り出すようにしますから、結び目から距離がある方の穴から潤滑剤を入れます)
貫通している穴は、横からみるとすりガラス状に見えるはずですから、潤滑剤が浸透しているかを潤滑剤を入れた反対側が濡れたすりガラス色(?)になっていることで確認できます。
もし浸透していなければ、潤滑剤を入れた側からマチ針などでつついて、結び目の外周全部に浸透するようにします。
うまく浸透したら、針金などで押し出します。
この時にマチ針などの先端が鋭利なもので押し出そうとすると、結び目に刺さって結び目を押し広げてしまうため、結び目が穴の内側に押し付けられることになります。
そこで、結び目に刺さらないように先端が平らなもので押し出すようにします。
(折れた針があれば、先端が鋭利でなく強度もあるので都合が良いのですが、無い場合は適当なものを探してください)
(私なら危険を覚悟の上で、縫針を逆さに持って金属製の指ぬきで押し出しますが、おすすめはできません。もし真似されるときは自己責任でお願いします。)
結び目を押し出すことができたら、食器用洗剤で潤滑剤を洗い落とします。
穴の中に入った潤滑剤は、2本どりした木綿糸に洗剤をつけたものを通して、水晶珠を何回か往復させて洗い落とします。
洗ったあとは水で十分にすすいで乾かします。(乾燥にはあまり時間をかけたくないのですが、ドライヤーの温風などで加熱することは避けてください。)
なお他の回答者が回答されるかもしれませんので、ちょっと注意事項を。
何かの液体に浸けて取り出そうとする場合、アルカリ性の液体はあまり好ましくないので、もしアルカリ性の液体に漬け込む場合は時間を短めにしてください。
食器用洗剤程度であれば大丈夫かもしれませんが、住宅用洗剤はアルカリ性の強いものもありますのでご注意ください。
お礼
ご丁寧なご回答をありがとうございます。 結局、自力では太刀打ちできず、会社の同僚にお願いしてしまいました。 実際にとってくれた人によると、要は力技だったようです。 細い棒?ドライバーみたいなもの?で結び目側から押し、 糸端がのぞいたところで、精密ドライバーで引っこ抜いたとの ことでした。 私も針でかなり押したのですが、びくともしなかったので きっと潤滑剤があれば、力が弱くてもかなり楽だろうと推測されます。 No.1の方にも教えていただいたのですが、これはよさそうですね。 また、ハンズかどこかで見てみようと思います。 お忙しいなか、ご丁寧なご回答ありがとうございました。 熱やアルカリ洗剤にも注意して扱うようにしますね。