結論からいえば、可能です。
UGGは存じませんが、ファッション業界の、
何故安く売れるか?という疑問への、割と知られている理由のいくつかをご紹介します。
1.薄利多売
大量に仕入れる事により安くに仕入れる事ができ、更にそれをたくさん売る事によって、
1個1個の単価(利益)は低くとも、結果それなりの利益を得る事ができることです。
大型販売店にはよくあることです。
2.ネット販売=店舗不要
インターネット販売の強みの一つで、直接の売り場が店舗として存在しない事。
それによるコストダウンはかなりのものと言われます。
最初は店舗を建てる費用、それからの維持費、賃貸費、電気代、人件費、修理費...などなど。
お店を一つ持つと、維持するにあたって、多大なお金がかかります。
それが1つもないということだけでも、かなりの経費が削られるということです。
ネット販売しかしていない店の多くはここを削る事によって、安く売っても利益を得る事ができます。
(もちろんそれだけというわけでもないのですが…長くなるので端折ります^^;)
3.余剰品販売
ヤフOクなどで、新品未使用だけどタグはついていません!等の品を見た事はありませんか?
中国等の工場で縫製した製品などは、注文された量を作るにあたって、
点検時にこれでは売れないと言われる分(予想)も含めて基本、多めに作ります。
単純に言うと、1000枚注文されたら1100枚作っておき、点検で50枚はじかれ1050枚になった。
注文されたのは1000枚なので、50枚余る。
それを、地元の人間や他所が原価レベルで仕入れて、定価より安く出品するわけです。
中には点検ではじかれた50枚を売る事もあります。(一般にそれらはB級品と呼ばれます)
洋服などは、原価が1,2割の事も中にはありますから、定価10,000円のものも、
2,000で売れれば薄利なれど、利益を得る事ができるという理屈です。
(基本的には、2,3割くらいが原価です 例:10,000円の原価は2~3,000円)
ただし、上記もしたように、商品を売るまでの過程で人件費運搬費維持費など色々かかりますから、普通の店舗では実質2,000円じゃあ利益にならないよ、という感じで、1,2に戻ります。
3つ目は質問者さんの話題とはずれてしまいましたが、
ファッションアイテムというのは、原価が驚くほど安いものが多く
利益を 売上(金額)-原価 とするなら、1/3の値段でもやれないことはない、という事です。
UGGに詳しくないので、その原価や質問者さんの予定しているショップの詳細は分かりませんが
「70%OFF 赤字覚悟!」などは、その他費用を度外視するならば赤字にはなりません。
赤字では、お店が成り立ちませんからね^^;)
店舗としては、売れない事こそが赤字なので、ギリギリの値段まで落とします。
ですが1万円のコートが500円で売ってた!等の吃驚価格でもなければ、赤字ではありません(笑)
なので、激安=偽物 とはならないです。
ただ、本当にニセモノを売っているお店も少なからずあるでしょうから
自信を持って「安かろうが売れる値段!だからそのショップは大丈夫!」とは言えません^^;)
ネット通販、私はよく利用しますが、ニセモノに当たった事は今のところありません。
個人的には、いつ見ても同じ(破格の)値段で売っているところは…買いませんが(苦笑)
ネット通販利用のノウハウは難しいですね。
更に本物かどうかを見抜くのに、…ネットは不利ですよね^^;
・・・余談ですが
最近店舗を拡大している、ショッピングセンター・しまMらはご存じですか?
一部はしMむらブランドですが、通常は「買い切り」をするので安く売る事が出来ています。
仕入先から買った商品を絶対に返品しないので、安くたくさん仕入れる事ができるのです。
全く同じ商品が、他の店舗にて3割増しくらいの値段で売られている事も少なくないです。
返品をしないからか、必ず売るぞという気合の感じる値段で売られている商品もあります(笑)
こういったお店も、稀にあります。
長々と失礼いたしました。よりよいショッピングができますように。