- ベストアンサー
理解できない踊る大捜査線のワンシーン(注意:ネタバレあり)
踊る大捜査線THE MOVIE2を見てきたんですが、1箇所良く分からないシーンがあります。 真矢みきさん演じる自分のキャリアや出世の事しか考えていない沖田管理官がなかなか犯人を逮捕できずお台場全体の封鎖を命令するなどの暴走をした後、結局本部の命令で捜査本部の指揮からはずされるという所がありますよね。 そこで本庁に戻る沖田管理官と代わりに指揮を取ることになり捜査本部へ向かう室井管理官が廊下ですれ違うシーンがありますが、そのシーンでの沖田管理官の表情がどうも晴れ晴れしたような表情に見えました。 浅い考えでいくと悔しい表情をするのが普通だと思うのですが、やっぱり何かあっての表情ですよね。 あの表情にはどういった意味があったのでしょうか?
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
あのシーンは、前作の映画での新城さんと室井さんのやりとりに似ているのかなと思います。 前作では、青島さんが刺された現場へ急行しようと急ぐ室井さんに向かって、新城さんがコートを差し出しました。このシーンで、新城さんが室井さんを認めた証として描かれています。(これは、映画のDVDで制作者側もそのことを言っています) それと同様に、今回のあの笑みで、下から信頼され新城さんからも信頼を得ている室井さんという管理官を認め、自分の負けを認めた笑みなんじゃないかと思います。 おそらく次回作(がもしあれば)では、今度は彼女も「室井派」に入っているんじゃないかと思います。そしたら、また新しい敵が必要になりますね。(^^;
その他の回答 (8)
二回目回答になります。 それぞれの見方があってすごくおもしろいですね。 質問者さんはもうご覧になってるかもしれませんが、完全調書のなかで君塚さんが沖田管理官のことを「最後の最後まで反省しない人」とおっしゃってるので、余計に室井さんとは比べ物にならないほど管理職としては劣っている印象をもちました。 いつも青島のせいで出世できないにもかかわらず、「人のせいにするほど落ちぶれてない」という室井さんに対し、すみれさんが負傷しても「みんな勝手な行動をとるから」という沖田管理官。この二人を対照的に描いているようにも思えました。 その後、うえの命令で降ろされても「誰も命令を聞かない上に、上層部もなにも分かってくれない」と思ってるように思えました。 あくまで、私の超個人的見解です。 >警察を変えるため偉くなろうとしている 正しいと思うことは人それぞれ違っても、これはキャリアのほとんど持っている感情だと思います。 ただ、質問者様の沖田管理官のとらえ方もかなり興味深く考えされられてしまいました。どうなんでしょうねー。もう一回見に行って考えてみます。
お礼
となると、やっぱり沖田管理官は一つの映画作品の中で主人公たちを引き立てるために出てきた単なる悪役なんですかね。
- pandapolice
- ベストアンサー率75% (3/4)
あのシーンについて「舞台も踊る大捜査線」のスペシャルゲストで登場した真矢さんに質問された方がいました。 真矢さんの回答は… 「あのシーンの解釈は、柳葉さんから口止めされています…みなさんで色々想像してみて下さい。」 という事でした。 参考までに…。
お礼
という事はあのシーンには製作者サイドとして特定のメッセージがあるんですね。 人によっていろいろな解釈がありますとかいう方が考える方としては楽なんですけどねえ。 まあ想像してみてくださいって事なんで想像します。
- raidou
- ベストアンサー率21% (7/32)
彼女は自分が認められる為に、男社会の中でかなりツッパッてきたのだと思う。湾岸署に来てからの言動が不自然な程、強圧的だったのは「男の中の女性」「キャリア対ノンキャリ」という二重の対立関係の中で自分を主張するために必要だったから。 彼女は無理をしていたのです。 あれは重荷から解放された表情だと思っています。
お礼
男だから女だからという壁を無くそうと思っている彼女が実は一番女を意識していたのかもしれませんね。 そして無理をして自分を強く見せていた。 キャリアとして女性初の管理官として、の立場から開放されての笑みだったんですかねえ。
あのシーンは、みんな???と思ってると思います。 私も疑問に思いましたが、一応色々な踊る関連本やサイトを見た結論は・・・ 『結局上手く指揮をとれなかったのは、自分の力不足ではなく所轄が命令を聞かなかったからだ。自分に非はない。あーいう連中の指揮は現場と仲良しのあなた(室井)に譲るわ。私は運が悪かっただけ。』 というようなことを自分で理由付けてるのではないかと思いました。負けを認めてはいないと思います。
お礼
なるほど、恩田刑事が撃たれたのも自分の指示を無視して勝手に現場に行ったからであると。 こんな身勝手な連中と一緒にいると自分の責任問題になる、まあせいぜい現場に人気がある室井管理官あんたがやってなさい。 みたいな感じなんですかねえ。 となると沖田管理官はとことん悪ですねえ。 私は警察内での女性の立場を変えようと思っている彼女は実は良い人説の持ち主なんですがね。
- jixyoji
- ベストアンサー率46% (2840/6109)
こんばんわ、jixyoji-ですσ(^^)。 下記サイトは色々ネタバレO.K.で投稿可能なのでtricornさんも参考にすると良いでしょう。 「湾岸警察署」 http://www.wangansho.com/ ●そこで本庁に戻る沖田管理官と代わりに指揮を取ることになり捜査本部へ向かう室井管理官が廊下ですれ違うシーンがありますが、そのシーンでの沖田管理官の表情がどうも晴れ晴れしたような表情に見えました。 浅い考えでいくと悔しい表情をするのが普通だと思うのですが、やっぱり何かあっての表情ですよね。 あの表情にはどういった意味があったのでしょうか? 踊るシリーズは全て見ているので私なりの見解を述べます。 今回初登場の沖田管理官のキーワードに以下のことがあげられます。 ・【女性キャリア】 ・【警察庁の男女雇用の平等の旗印】 ・【女性キャリアである自分を広報に利用すべき】 ・【歴任は総務部 会計課→生活安全部 環境課長→教養課長補佐→交通総務課長→生活安全総務課 管理官→刑事部 捜査一課 管理官まで入庁から約13年...一倉捜査一課長は入庁から捜査二課長まで約5年,新城管理官は捜査一課まで約9年,室井管理官は捜査一課まで約8年】 *公式HPの湾岸警察署フロア案内にある人事課参照 ・【捜査一課本部長経験は初,逆にサポート役に回っているのは花形の捜査一課を歴任し続けている室井管理官,階級上は部下であるが薬物対策課&捜査二課の花形を経験している一倉捜査一課長両名共に沖田よりも先輩で"キャリア"】 *過去室井管理官,新城管理官が本部長の際の実質的サポートは【島津課長("ノン・キャリア")】 「浜田晃(島津課長)」 http://www.kt.rim.or.jp/~yk02-alp/profile/hamada.htm ・【本来サポート役で本部長と同席しなくてはならない室井管理官を『イタズラをした子供は物置に入れられるの(確かこのような発言)』恩田,青島の監視モニターを見ていたのに犯人を取り逃がした責任を転嫁して,強引に合同捜査本部から遠ざけた】 ・【「hierarchical organization(階級組織)」&「non-hierarchical organization(非階級組織)」構図表を見た時の沖田管理官の表情】 ・【所轄から税関をすり抜けた1丁の拳銃報告を却下,銃器の携帯命令をださず,犯人と接触したSATへの発砲許可をだせず取り逃がし,また恩田刑事が結果重傷....最終的に本部長解任】 ●新城管理官の発言 ★【室井さんは何をやっているんだ?(合同捜査本部へ入ってくる映画での初登場のシーン)】 ・【沖田君!(沖田管理官が恩田刑事が撃たれた後現場の刑事を新たに補充すればいいでしょう!の発言に対し)】 ・【本庁へ帰ろう&上からの命令だ!】 ・【本部を頼みます(廊下で室井管理官とのすれ違い際)】 以上の映画内における立場,経緯,発言を包括的に判断して結論を導き出すと 1.沖田管理官は映画内での登場シーンも多く,インパクトはあるものの【張子の虎】,本庁はサポート役とは言いつつも実質的には室井管理官(一倉捜査一課長含め)が始めにありき,が本音だったのでは。 2.本音と建前を薄々感じた沖田管理官は本部長という立場から目の上のたんこぶである室井管理官を遠ざけ意思決定権の全てを手中にして独裁をしく(一倉捜査一課長は室井と同期だが現状の階級では沖田管理官が上である)。 3.しかし犯人を取り逃がし恩田刑事重傷,湾岸所管内への人&物の流入を止め挙句の果てに様々な管轄の許可がいるレインボーブリッジ封鎖,などなど事が大きくなりすぎた為本庁から新城管理官を派遣し即室井管理官へ本部長を入れ替えた事。特に新城管理官の『室井さんは何をやっているんだ?』という発言からも結局誰にウェイトがあるかは明々白々。 そして廊下ですれ違った後の振り向きザマの微笑....。最初から最後まで所轄二の次のトップ・ダウンが捜査をまとめきれず逆に現場に不安と混乱を招き本部長を実質解任され最後まで"己のやり方"が通せなかった事実。 本店側も沖田管理官を現地本部長へ任命した責任とその結果責任の【傷口】を広げないようにする思惑....特にThe Movie 1で警備局長が副総監の身代金誘拐事件で遊園地の公衆電話に入電して犯人が『捜査員がいるだろ,もうおしまいだ!』という発言で電話が切れた際に現地本部長の室井管理官に『本部長は解任しない,君に最後まで責任を取ってもらう!』という態度を示した事からも,本店側は最後まで沖田管理官に責任を押し付けて"クビ"にせずあえて本店へ呼び戻したというのは,【まだまだこの沖田には利用価値がある】という思惑があったのではないでしょうか? この女性キャリアとしての本部長での事件に対する実績がどういう結果をもたらすかを薄々感じつつ,本店への帰還命令はまさに【首の皮1枚】での状況の中『内心皆に期待されていた』室井管理官に対する微笑は, ★"あなたのやり方がどれだけ現場から指示されていようとも,これで私が終わったと思うなよ(▼д▼)!!" という"冷笑"というべきものに私は見えてなりません。 それではより良い映画環境を。
お礼
さてはかなり見てますね?(笑) 参考サイトも見てみます。 にしても、そうすると沖田管理官は最後まで悪ですねえ。 私は、警察内での女性の立場を変えるために偉くなろうとしている彼女は、室井さんみたいに実は良い人なんじゃないかなあなんて思ってるんですけどね。 まあ真矢みきさんの演技は良かったんですが、さすがに2時間の映画だけではそこら辺まではよく見えてこないんですよね。 もし続編があるならまた出てきてもらいたい人物です。
- ooanmaki
- ベストアンサー率21% (18/85)
薮蛇かもしれません。この映画、警察がどうして血液を求めるのでしょうか?医療機関に任せればいいのにと思いましたが、嫁さんに言ったら普通に見とれんのか!!っていわれました。
お礼
後で言われて思いましたが、確かにあの言い方だと青島刑事が直接手術に使う血を探してるみたいに取れちゃいますよね。 個人的には深く考えずに必死で訴えている姿は青島刑事らしいと思って見てましたが。 それより室井管理官が全捜査員に各自の判断で動くよう指示したのは感動できましたが、銃やら音響閃光手榴弾やらで武装してるSATまでもが勝手に行動してるのにはちょっと引きましたけどね。
- fairy-dust
- ベストアンサー率45% (9/20)
「やっぱり、現場の人間にはかなわなかった・・」って思ったのでは? 本人も現場の刑事には、かなわないって思ってた部分があったと思うんです。だけど、それを認めたくなかったんじゃないのかなぁ。 自分が指揮を執って、事件は会議室で起こってることを、証明したかった。でもやっぱり、ダメだった。 「現場にはかなわないかも」って思ってたのが自分が指揮を執って失敗して「やっぱり、かなわないんだ」に変わった瞬間だったのでは?室井管理官に交代するときが。 だから悔しいけど、ある意味すっきりしたというか。やっと納得できたかなって気持ちから、あの晴れ晴れとした?表情になったのでは? わかりにくい説明で、ごめんなさい。参考になるといいのですが・・
お礼
確かに湾岸署に来て早々「事件は現場で起きてるんじゃないの。会議室で起きてるの。」みたいな事言ったましたからねえ。 個人的にはもともと現場の人間にかなわないと思っていたという実は良い人説には賛成なんですよね。 彼女は警察内の女性の立場を変えるために偉くなろうとしている実は室井管理官的な人物だと思うので。
- old98best
- ベストアンサー率36% (1050/2908)
捜査の指揮なんか、管理官の仕事では無いと思っているのではないでしょうか? 実際の警察では、管理官は署長に「しっかりしろ」と言うだけが仕事で、捜査の細かい事に手を出す事は無いし、出されては迷惑です。 軍隊で言えば、部下数百人の大隊長の大佐が、軍曹の率いる5人の部隊に口出しをするような物です。 室井大佐が青島一等兵と対等に話すことが無いのも、警察は同じですけど、まぁ、そこはドラマですからねぇ。
お礼
現実世界の警察機構のことは分かりませんが、フィクションである踊る大捜査線の中では管理官が捜査の陣頭指揮を取るのは普通ですからねえ。 捜査の指揮など管理官のやる仕事じゃないなんて思ってたのかなあ? にしても、実際管理官はあんなことしないんですね。
お礼
つまり、悪役が最後には味方になったシーンという解釈ですか。 私は彼女は最初から「室井派」だったんじゃないかなあと思っているんですよね。 と言いますのは、彼女は警察内での女性の立場を変えようとしているんですよね。 警察を変えるため偉くなろうとしている、つまり室井派であると。 これを書いていてちょっと私なりの解釈が見えてきたような気がします。 沖田管理官は警察内での女性の立場を変えようとしている、そのために偉くなろうとしている。 しかしそれには上層部やマニュアルに完璧に従わなければならない。 彼女が最初に気付いていましたが、今回の犯人グループ相手にそれでは通用しないと知っていながら。 だから本心では室井管理官のような指示を出したかったんじゃないかな。 しかし、それをやれば警察内での女性の立場を変えるという目標が遠のいてしまうから出来ない。 つまりは、自分が下りて室井管理官が指揮を執ることで捜査が正しい方向に進むことを喜んだのかなあなんて。 と言いつつもさすがに2時間の映画でそこまでの裏は見えてこなかったんで確信が持てないところではありますが。 次回作があるならぜひもう一度出てきてもらいたいものです。