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AVアンプのアナログアンプ普及の理由
- AVアンプの購入を考えていますが、アンプ部にデジタルアンプを使っているものは少ないようです。
- ディスクリート構成を売りにしているアナログアンプが多いようです。
- 製作側がアナログアンプに合わせた音声で映画を製作しているとかいう話も聞きましたが、これも理由としては弱い感じがします。なぜアナログアンプを使った製品が多いのでしょうか?
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はじめまして♪ 個人的な意見ですが、、、 本来は昨年から今年あたりには普及価格帯のアンプの大半がデジタルアンプに成ると予想していましたよ。 リーマンショック以後に半導体メーカー(特に先進的で独自技術を持ったメーカー)が次々と倒産してしまい、デジタルパワーICの供給が7割ほど無くなってしまいました。 オーディオ的に定評が有ったアナログのパワーICはデジタル化へ移行のため特に高性能な物程生産が早くから終了しています。 こんな時代ですので、数十年も続いて来た回路が見直されているのだと考えられます。 純粋な趣味のオーディオ機器でしたら、販売価格も高い上に生産台数もそれほど多くないのでこだわりのパーツ類を搭載出来ますが、大衆向けのAVアンプの場合、チャンネル数も多いためより安定した汎用パーツで低コストに仕上げなければ販売競争に勝てないのでしょう。 実際に、工業用途では500Wも取り出せるパワートランジスタで50W程度の動作にしている場合が有ります。 1/10に制限する事で、音質上のメリットも有るのかもしれませんが、なにより発熱や総合的な大消費電力等の問題をクリアし、コンパクトなサイズに多機能を盛り込んでも安定した製品が作りやすいと言う点も重要かと思います。 「音」に関しては、自然の音、元がアナログですし、最終的にイヤホンやスピーカーと言うローテク(磁石とコイルによる振動で音を出す)アナログです。 つまり、伝送系や増幅系がデジタルでもアナログでも、良く出来た製品を上手に利用する限り最高のサウンドが得られます。 手抜きをした場合の劣化度ですと、アナログはおもむろに影響を受けてしまいますし、デジタルの場合もマニア以外は気づかないレベルでもそれなりの音質と成ってしまいます。 大衆用製品としてはデジタルパワーアンプICが安価に流通した方が良いと思うのですが、そう言う需要と供給のバランスが構築寸前にリーマンショックでしたから、、とても残念です。 個人的な意見と言うより、感想や妄想も入れちゃうと、大昔のスピーカーのように2~3Wで映画館上映した時代も有りましたので、せめて10Wくらいで十分に納得出来るサウンドを出してくれるスピーカーが普及するとイイナァ~♪ まぁ、スピーカーはローテクなので、少ないパワーで大きな音を出す為には大きくて軽い振動板、そして大きな箱が、、、(むずかしいですね。苦笑)
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- yamame17gou
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AVアンプは幾つもの出力回路を必要とする為デジタルアンプ採用が多いと思います。 ヤマハの例:http://www.phileweb.com/news/d-av/200408/26/10995.html オーディオの状況、特に日本では一貫した趣味性に対しての需要、供給の思想が希薄でアナログでさえ現 状況にあります。 出音まで総合音色で十分な品質のパワードスピーカーはデジタルアンプと出音を決定ずけるスピーカー音色を吟味し優れた製品が供給されています。
デジタルアンプの歴史が浅いからだと思います。 デジタルアンプは新しい技術なので、開発に時間が 掛かっているのでは・・・ 特にデジタルからアナログに変換する最終段からスピーカー に接続する部分は難しいと、思います。 100KHz位の周波数を使用しているのですが、そのままスピーカー に接続したのでは、電波として放射されるので、色々な影響が出ます、 その対策を施せば、スピーカーの前に素子がはいるので、音質劣化 になる為、その辺の兼ね合いが難しいのです。 安物のデジタルアンプでは、人の耳では聴こえない周波数なのでと、 何も対策を講じていない物が有りますが・・・ 日本のメーカーはプライドが有りますので、そんな物作りはしません。 これから出回って来ると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 これからの製品に期待したいですね。
- John_Papa
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贅沢だからです。 ディスクリートとは、ICを使っていないという意味です。アナログのIC(オペアンプ)を使えば簡単・安価に高性能なアンプが作れますが、結果ではなく「簡単・安価」が嫌われるのです。 アナログアンプでも大きく分けてA級とAB級が有り、電源使用効率の最も悪いA級がもっとももてはやされます。 アンプの電源使用効率を会社の運転資金に例えれば、 A級 自己資産で運用 AB級 収支順調回転 D級 自転車操業 くらいのイメージが持たれているようです。 エコが正義になって、ここ2年くらいで業務関係とか見えないところで変わってきているようです。 ノートパソコンや携帯ではデジタルアンプICやスイッチング電源ICが盛んに使われて電池寿命を延ばしています。 業務用オーディオでは、軽量化・効率化のためにデジタルアンプは浸透してきています。 先入観を持たない人から使い始めていただきたいですね。これは実用性での価値判断です。 趣味の世界は、まず先入観・イメージから満足させる世界だと認識しています。 物量や手間を掛けたアンプは、結果はどうあれ、確かに贅沢です。骨董品でもそうですがそれが価値と見なされる訳です。実用性が価値なのではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 価格が同じならデジタルアンプよりアナログアンプのほうが高級感がある、ということメーカーの商品企画としてもユーザーの好みとしてもアナログアンプが選ばれるということかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 言われてみればデジタルアンプの新製品って最近はあまり出てませんね。ただ単にオーディオ(単品コンポ系)の市場が衰退しているから新製品を出しにくいのかと思っていましたが、デジタルアンプを出したいけれど使いたいけれど使える部品が無いから、というのも理由かもしれませんね。