既に回答の通り落馬骨折入院中の様子、競馬ファンとして私見を。最近レースがツマラナイという声が多く、実際に入場者も売上も低下傾向で、先日の菊花賞もレースは大荒れしたも、観戦は楽々だった。最近レースがツマラナイと言われる原因の一つに、先行有利の馬場状態の作りにあるのではないか。菊花賞の前残りは例年のこととはいえ、平場の多くのレースで先に行った馬勝ちということがあり、追い込み馬の手に汗を握る叩き合いなどというレースは殆どお目に掛かれない。従って、騎手もコーナーでより良い位置を取ろうと集中し、落馬が起きる一因になっていないかと感じる。三浦騎手の落馬などその典型ではないだろうか。落馬負傷のリスクは騎手本人が負うわけで、その騎手がリスクを求める騎乗をしなければいけない様な馬場状態を、もっと後ろから来た馬でも届くような馬場状態に変えていく必要があろう。現実に走破時計はどんどん早くなっておりレコードも多発。これは馬自身にも負担が大きかろう。ザタイキで武豊騎手も落馬、これは馬の故障で、がくんと落ちたが、目の前で見ていてぞっとした。勿論馬券もパーになったが。古くは、福永洋一騎手が落馬し以後復帰が叶わず障害者としてリハビリ生活を余儀なくされたように、その影響は大きい。
岩田騎手はローカルから中央入りし、頑張っており、ダービーではガチガチ緊張し力を出せなかったが、騎乗馬は必ず馬券の検討に加えるほどの中堅。一日も早い現場復帰で見事な手綱捌きをみたいものだが、今の高速馬場では同じ悲劇が繰り返されるのではないかと杞憂している。また、馬券も、どの馬が行くかではなく、どの馬が勝つかを検討したものである。少々質問の回答とは異なるが、一考頂ければ幸いです。
