仕入れ価格がまるきり違います。複数の有名メーカーと直接契約を結べる資本力があれば安価な仕入れも実現出来ますが、私の場合はとても無理。契約業者の関係で、もう仕入れ価格の時点で大手量販店の店頭販売価格より高い。メーカーからの出荷金額は同じでも、どんなルートを辿るかで全然違ってくるのです。
これに世間一般で思われているような利益を足したら、冗談ではない金額になってしまいます。利益の取りすぎだ、とよく話がありますが、粗利1パーセントから5パーセントにしてもこの有様です。税務署からは商品が動いたら20パーセントの利益があるものと判断してくれるので、非常に痛い。たとえば、プリンタインクが仕入れ価格950円だったら、とても830円で販売できないでしょう。でもお客様からすれば仕入れ価格なんて一切関係ない訳です。それどころか、どこも同じ価格で仕入れていると思っているのが現状。それでぼったくり商法と言われます。
だから、商品販売は元々量販店に太刀打ち出来ないから重点を置かない。エアコン工事、アンテナ工事、パソコン設定、サポート、イベント撮影、編集などで少し収入を得ています。これも、作業代金は無料が当たり前、部品代金だけ払う。しかも仕入れ値だけ。というお話もよくあって、ぼったくり扱いされる事もあり個人事業での展開は苦しいなあ、難しいなあ、と痛感している次第です。
補足
ご丁寧にどうも。私は一般量販店で買います(このため出来るだけ有料でも長期保障に加入)、と言うのも小売店が小回りが利くだの親切(そういうお店もあるでしょうけど)と言いますが、実態は修理に来なかったり単価安い商品は馬鹿にしたような店が多かったからです。まあ小売店も生活かかってますから仕方ないと思います、それにしても高いです。 .