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なぜ、ハヤタになるのでしょうか?
なぜ、ハヤタになるのでしょうか? 初代ウルトラマンについて疑問があります。 彼は、初代の最終回で、ゼットンに敗れてゾフィが迎えに来ます。 そしてハヤタと分離します。 なのに、後のシリーズの「帰ってきたウルトラマン」の第38話、「ウルトラマンタロウ」の第33、第34等でハヤタの姿になっています。 これは、どのように解釈すればいいのでしょう。 初代の設定は、なかったことになるということでしょうか?
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設定ミスや初代の設定が無視されたのではありません。資料を調べていて解った事があります。 ウルトラセブン第17話・地底GO!GO!GO!の脚本家、上原正三先生は、メインライター金城哲夫先生が「マイティジャック」の企画立ち上げで多忙になったので、モロボシダンのモデルになった地球人・薩摩次郎の設定とエピソードを任されて書き上げています。後年のインタビューでも、本来は金城先生が書くべきエピソードだった。と言っています。この時「M78星雲人は変身能力がある。」という設定が確立しました。 その後、「帰ってきたウルトラマン」は上原正三先生がメインライターとして企画立ち上げとなりますが、当初は「昔、ハヤタ隊員と一心同体だったウルトラマンが帰ってきた。」という設定で、地球に登場するに至って、2パターンが提案されました。 一つはウルトラセブンがモロボシダンとして登場したと同じく、バン・ヒデキという地球人に模した姿で地球防衛隊に入隊する。帰ってきたウルトラマン38話の「ウルトラ星光る時」の脚本も上原正三先生。これが踏襲されて当然ウルトラマンは地球人の姿になるのならハヤタの姿を模す。それでハヤタの姿でナックル星でモロボシダンと会ったのだと判断出来ます。 もう一つは地球人側の主人公を含む地球防衛隊のスタッフ全員が揃っているときにウルトラマンが登場。物語が進むにつれて現在のハヤタとは一心同体とならず、主人公バン・ヒデキと一心同体となる。 結局、TV局とスポンサーの都合で同一ウルトラマンではなくて新しく地球に来たウルトラマンになって、体のラインも変更、ストーリーは二つとも没になってしまいました。 余談ですが、ハヤタはウルトラマンと分離し、科学特捜隊も解散したあと、冒険家になって世界中の秘境をカメラに納める事を生き甲斐としている事が初期企画書に明記されていて、バン・ヒデキ(後の郷秀樹)はハヤタさんがウルトラマンに違いない、と会いにいくエピソードも用意されていました。
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- clash0511
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まあガンダムのように綿密な年表があるわけでもないので、 夢も希望もない回答になりますが、 「なかったことになる」んだと思います。 だってジャミラの墓標が1993年で、 「怪獣使いと少年」の佐久間良が昭和33年生まれ。 坂田健は戦中の生まれです。 明らかに前後がおかしい。 なので、新マンの世界では、初代マンの物語は大まかな流れは一致していても 細かいところでは「違うもの」だと考えてます。 これは、のちの平成ウルトラセブンシリーズやメビウス、大怪獣バトルを見ていく上でも、 パラレルワールド的に解釈しないと先に進めない、ということです。 ※それを実践したのが「超ウルトラ8兄弟」や「超時空の大決戦」だと思います。
お礼
おお、なるほど。 確かに、前後がおかしいですね。 新マンの世界と初代は、微妙なところが違うと。 パラレルワールドですか。興味深いですね。 ご回答ありがとうございます。
自分も、「ウルトラセブン」が地球人の姿を写し取る能力が有るのだから、「ウルトラマン」だって出来ると思う「派」です。 ウルトラセブンが薩摩二郎に惚れ込んで、彼そっくりに化けたように、ウルトラマンもハヤタ隊員が気に入ったのだと思います。 『どうせ地球人に化けるなら、やっぱりハヤタ君が自分のイメージだ』 初代ウルトラマンなら、きっとそう思う筈です。 (^^) そう考えると、設定に無理は有りませんネ。
お礼
たしかにそう考えたほうが、スムーズでよい感じですね。 マンは、よほどハヤタが好きになったみたいですし。 ご回答ありがとうございます。
- nahaha55
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初代マンはハヤタが大好きなのです。
お礼
うーむ・・・。 たしかに、自分の命をあげてもいいと言ってるくらいですからね・・・ 回答ありがとうございます。
円○プロ側の単純なるミスでしょう。どうせ見るのは子供だし、誰もそんな事考えんべぇ、という甘い考えがあったんじゃないでしょうかねぇ。それか円○プロ側にも、そうゆう認識が無かったか・・・。でもそんなんじゃつまらないから、何か解釈を考えてみますか。 そもそもウルトラマンは宇宙怪獣「べムラー」を追って地球にやって来たわけです。そのウルトラマンの赤い玉に衝突しちゃったのが科学特捜隊の「ハヤタ隊員」。ハヤタ隊員はそこで死んでしまいます。「やばっ!地球人を殺してしまった!」と慌てたウルトラマンは表面上は冷静を装い、べムラーそっちのけで取り合えずハヤタ君を何とかせねば、と考え、結局「そうだ!自分の命をハヤタ君に預ける、取り付いちゃえば良いんだ!」という結論に達し、ハヤタ隊員に乗り移ります。作戦は成功し、ハヤタ君は生き返る事に。ところがべムラーを倒してからウルトラマンは気付いたに違いない。「あっ!俺が帰っちゃったらハヤタ君はまた死ぬんだった!これは地球にとどまるしか無ぇ」と。その後は「ハヤタ隊員ことウルトラマン」として地球の平和を守る為に怪獣と闘い続け、結局最終話でゼットンに敗れ、ウルトラマンは死にます。そこへ兄「ゾフィー」がやってきて、ウルトラマンとハヤタを分離し、お互いに命を与え、ウルトラマンはゾフィーと共に故郷のM78星雲へ。新たな命をもらったハヤタは気絶状態から目が覚め「俺が竜ヶ森で衝突して・・・衝突してどうなったのかな・・・」と完全に記憶が飛んでいる事を証明する発言が飛び出します。つまり、ハヤタはウルトラマンの玉と衝突し、新たな命を貰うまでは「死体」だったんです。おぉ怖っ。それでめでたしめでたしとなったんですが、(この後は完全空想)科学特捜隊は解散。ハヤタは新たな人生を歩む事になります。そして時は過ぎ行き、地球は今や新ウルトラマン(当時の呼び名)に守られる状態になりました。そして運命の日。ナックル星人とブラックキングが登場し、新マンは大ピンチに!そこで初代ウルトラマンとウルトラセブンの登場となる事になったのですが、そこで問題が生じた!そう、セブンは自分が「モロボシ・ダン」に変身して地球にいたから良いものの、初代ウルトラマンは困った。これからも兄弟達にピンチが訪れ、助けなければならない時が来る。その時俺は地球人としてどんな姿でいれば良いんだ?そこでセブンに相談し、セブンは言います。「やっぱりよ~、テレビに写るんだから、皆が知ってる姿になった方が良いんじゃないか?だからハヤタ君をもう1回探して乗り移るしかないぞ、こりゃ」という話になり、2人で必死こいて「ハヤタ」を探したに違いありません。元々超能力の固まりの両者ですから、探すのは容易だったと思われます。目標が見つかり「よっしゃ~」となり、そしてウルトラマンは「ハヤタ」と乗り移りに関し交渉を始めます。前回と違い生きてるからです。当時の事情を説明し、何とかハヤタを説き伏せ、承諾を得たに違いありません。その時、ハヤタは科学特捜隊が解散してから4年半。ウルトラ警備隊にも入れず、MATにも入れず、かなり不満を覚えていた状態。失業中であり、いや~地球を守る仕事に就きたいなぁと思っていた所に、ウルトラマンの方から乗り移ってきたいという申し出があり「ラッキ~!」と思った事でしょう。何せ光の国でも仕事がある、地球にピンチが来れば堂々と地球を守れる。まさにハヤタにとっては「一石二鳥」。これで新マンを助け、地球滞在時の問題も解決し、やれめでたしめでたし。 いやはや、かなり想像力を駆使して考えましたがいかがでしょうか。喜んでいただけましたでしょうか。
お礼
わざわざ長文での回答痛み入ります。 参考になりました。 面白い仮説ですね。 ご回答ありがとうございます。
- kusirosi
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一番なじんでいる ハヤタ隊員と同じ姿に、 薩摩二郎そっくりにモロボシダンの人間体を作ったセブンを真似して なっただけです。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
お礼
なるほど。 単純明快に、考えればしっくりとくる意見ですね。 セブンも人間の姿を借りる能力があるのだから、マンにもできないはずはないと。 ご回答ありがとうございます。
お礼
おお・・・。非常にタメになります。 そのような経緯があったのですね。 元々は、パン・ヒデキなる人物が活躍する予定だったと言うのは、予備知識としてあったのですが、そのバン・ヒデキのシナリオを聞いていると、なんとなく納得がいきました。 なんと、ハヤタのその後には、そのようなエピソードも用意されていたのですか。 初耳です。 こうして考えると、実現しなかったのが惜しいエピソードが多いのですね・・・。 資料に基づいた熱心なご回答ありがとうございました!