30年前の黒部ダムで
30年前に立山から扇沢に抜けるルートでアルペンルートに行きました。
当時はダムの反対側まで行くのに ダムの堤防上を歩かずに
ロープウェイを降りて 暗いトンネルのような通路の先にある
鉄の扉を開けて 放水より少し高い位置に 壁に直接
取り付けられた階段を上りました。
放水が階段の隙間から見える鉄板の階段で
ちょうど新しくできた新展望台に上がる外付けの階段と
同じ作りのものです。
(でも 隙間は今よりも大きかった、新展望台に向かう階段には
つま先側に返しが数センチあって隙間が少ないが
当時のものは 返しがなくて ただ板状鉄板だけだったし
一段の高さも 新展望台の階段の倍くらいある家庭の階段の高さでした)
その時 隙間から見える放水の勢いに吸い込まれそうで
ダムの壁にくっついても とても怖くて 足がすくみました。
当時 係りの人に この道しかダムに上がる道は無いのか
訪ねましたが「無い」とのこと 仕方なく進むも
前にも後ろにも 人影はありません。
やっとの思いで ダム上にたどり着いたら そこには多数の人がいました。
どうやら私たちは ルートを間違えたように思います。
でも今は そんな階段は 影も形も残っていません。
黒部ダムに問い合わせましたが 知る人はいないとの返信でした。
どなたか30年前の その階段の存在を知る人はいらしゃらないでしょうか?
今までで 一番怖かった体験で ずーっと気になっています。
先週 黒部ダムに行きましたが わかりません。
記憶も曖昧ですが なぜか 気になって 質問しました。
よろしくお願いします。