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ルアーの飛距離を決定する要素とその影響力について知りたい
- ルアーの飛距離を決定する要素とは、ロッド、リールのスプール径、ラインの太さ、ルアーの重さ、ルアーの形状などです。
- 具体的には、スプール径が大きいほど飛距離が伸びやすく、ラインが細いほど遠くに飛びます。また、ルアーの重さが大きいほど飛距離が長くなります。
- ただし、影響度の大きさは個々の要素によって異なります。ルアーの重さ>スプール径>ラインの太さの順で影響度が高いと言えます。
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適切な重量、適切なラインの太さ、最大飛距離に適切なキャスティングでの仰角である場合で >リールのスプール径 適切な巻き量であるのなら 細物PEでは最後の方で影響が少しある程度。 キャスティングしてから指でラインに触れてみればわかるが ラインはらせん状に放出されてバッドガイドで収束するような 振幅をもっているので 近距離のキャスティングではラインはエッジには接触していない。 ラインが放出されてスプール径が細くなると終盤でエッジを叩く場合もある程度。 従ってラインが細いとスプールが細くなる程度も少なくなる。 スプール径が大きいほどラインの放出抵抗が小さいと 本には書かれているが実際にどの程度違うのか計測したデータは見たことがない。 ダイワもシマノも時代でクロスラップと密巻きが交錯しているが 食い込んだラインが解ける抵抗を考えればクロスラップしかないと思えるが そんな正反対の理論を交互に展開する節操の無さは実証データに大差がない証拠では。 好意に解釈すれば飛距離より感覚やメンテナンス性を重視したという選択が 無い事は無いが。 >ルアーの重さ 実際の現場では比重だが もし、同一形状で重さだけが異なるルアーがあって それを無風で比較できるなら 適切にキャスティングして飛行姿勢が保てるとして 重い方がロッドが深く曲がり 初速度が高く運動エネルギーが大きく 空気抵抗の影響が少ないので遠くに到達する。 >ラインの太さ ルアーが空中でラインを引いていく空気抵抗と 風による影響があるが ラインの重量、抵抗とも細い方が有利。 ルアー重量(比重)小さいとルアーの空気抵抗が大きくなるので 相対的にラインの飛距離に与える影響が大きくなる。 実際に計測すると キャスティング精度(仰角やリリースタイミング)や その時の風向風速によって結果は大きく左右される。 ラインを変えて計測した場合、最大値、最小値を除いても 着地点のグルーピングは数十メートルにもなる。 8Lbナイロンと1号PEは それぞれのグルーピングは交わるので 飛距離が逆転する程度の偏差があり その平均値を結果とするのは評価できない。 飛距離の影響の大きさは ルアー重量(比重)>ライン太さ(重量)>スプール径だが 実際の現場では 数グラムの重量の差より ルアー形状の違いによる空気抵抗の大きさの影響の方がより差は大きい。 向かい風の状態では リップあり21gよりもリップなし18gの方が飛距離がでると いうようなこと。 同一の形状で重量を変える検証はなかなか困難で 大抵のミノーは重心移動で飛行姿勢を保つ設計になっているが 重りをつけただけで飛行姿勢が変わり その影響の方が大きくなる。 この様な検証には大変に時間が掛かるので 屋外で実験した場合 その検証中にも条件は刻々と変わる。 ドーム球場などで気流や温度湿度、気圧が保たれる状態で検証しないと 検証する要素以上に外的要因の変化が実験に及ぼす影響が 大きいので実験としては意味がない。 この様なことは 個人的にはやっている人もいると思うが 外的条件が刻々と変わる状況では その結果に確からしさが担保できない。 この様な場で数字を出すと数字が一人歩きしてしまうので 出す人はいないと思う。 私も個人的に検証して部分的にデータは取っているものもあるが 具体的な数字は出さない。 基本を理解した上で 外的要因に左右される要素で判断した選択が重要ではないか。 正対するアゲンストとフォローで飛距離を求めれば 選択するルアーも投げ方も違うし。 また、その持てる条件で釣れる場所、釣りになる場所を 選ぶのも一つの技術だと思います。
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- mentos555
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自分は ルアー(形状含む)>ライン>スプールの径 自分は飛距離を出す為に現地でライン変更はしないのでルアーが一番となっています。 同重量のルアーでも空気抵抗の差で飛距離は変化します(キャストのブレは含まず)。 ミノーなどが顕著に差が出やすいかと。 同重量のルアーを投げ比べたら判りますが、 ラインが替われば驚くほど飛距離が伸びます。 同一ルアーを投げ比べたら、ラインの太さ>ルアーの重量>スプール径 スプール系に関しては大きければ大きいほど飛距離が伸びると言うのは違うと思っています。 ただ大きいだけだとラインがバットを叩く率が高くなるかと思われます。 大きければ跳ぶというのが真実なら、スプールの大口径化戦争が勃発していたはずです。 10数年前にダイワのABSが出た時は、おっ!って思いましたが、 ダイワの大きくて逆テーパースプールは、バックラッシュを抑制する為に考えられた形状です。 投げリールの場合はスプールリングの放出抵抗を気にしているのか、 反対に先端が細くなる形状にしてます。 現在はエッジにも手を入れABSIIとなってますね、飛距離?どうなんでしょうね。 シマノはスプールを07ステラでAR-C化した際に 04ステラと比べるとスプールの長さが長くなっています。 飛距離が出てラインが目減りした際にエッジの抵抗を減らす、 または変動を少なくする目的ではないかと思います。 AR-Cスプールだから飛距離が出るなんて思っていませんが、 キャストフィールはAR-Cが好みです。 バットガイドの径もある程度は影響するのでしょうけど、 ガイドまでの距離とリールの足の長さが放出角度に影響すると思っています。 スプール形が大き過ぎたり角度が悪いとバットをラインが叩いてしまうので、 飛距離はロスするかと思われます。 ゼニスの陸戦型シリーズに搭載されているSFGTと言うキワモノガイドですが、 キャストするとラインを収束する感じが一発で判ります。 収束する関係でガイドとの摩擦はどうなの? という感じですが飛距離ダウンは感じません。 むしろバタつきを押さえ込んでるので伸びてる気がするくらいです。 そこから先のガイドバランスも影響するのでしょうけど。 全体的に小径ガイドを搭載しているので振り抜け感はかなり良く感じます。 ダイワの3000番までなら問題ありませんでした(それ以上は試してません)。 この辺りは各社の考えたバランスですので、 自分にはどれが一番良いかは判断できないです。 あえて言うなら決め手はフィーリングかな。
お礼
数値だけでなく投げる感覚まで考えると最適解は無限にありそうに思えます。 ありがとうございました。
- saltmax
- ベストアンサー率39% (2997/7599)
#1の回答者さんが スプール径とガイド径の関係について言及されていますが 富士のガイド径は ライトロッド、オフショアロッドを除けば スピニングのルアーロッドではバットガイド径は25と30しかないので 極限では スプールセンターから収束するガイドまでの芯が合うかと リールフットからバットガイドまでの距離がラインの振幅に合うかという リールとロッドのマッチングになると思います。 従ってロッド設計で想定したリールと違うサイズのリールでキャストすると ラインが放出されていく方向がガイドセッティングと合わずに バッドガイドでの収束性が悪く飛距離が伸びないということがあるでしょう。 富士のカタログのガイドセッティングでは ナイロンラインでの考察ですがバットガイドはラインの遠心力の小さくなった位置に バットガイドを付けるようになっていて、その径よりも位置が大事だと書かれています。 もし、PE専用にロッド設計した場合、 PEラインの遠心力はナイロンよりも小さいと考えられるので バットガイドの位置はナイロン設計よりもリール側に近づけて 取り付けられるべきだと考えられ 富士のKガイドのカタログにもその様に書かれていますが 残念ながら 富士のKガイドの参考ガイドセッティングでは 通常のガイドセッティングと変えて書かれてはいません。 仮止めとキャスティングを繰り返して位置決めをしろとは書かれていますが。 ダイワが交換サービスを始めて テストして位置決めをしたのであれば 当然バットガイド位置も変わってしかるべきかと思いますが。
お礼
サインカーブをうまく吸収できるガイド径とリールまでの距離は数式で導けそうに思えてきました。 釣りも科学ですね! ありがとうございます。
- STELLA3000
- ベストアンサー率37% (272/726)
飛距離を簡単に求めるならやはりラインを細くだと思います。 +αならラインコーティング系の溶剤や、ガイドや竿本体にも滑りをよくする溶剤を塗布すると良いと思います。 スプール径はもちろん、リールの重量も使用する竿にあっていることが重要ですよね。 もちろん穂先が持ち重りすると長時間のキャストやリトリーブは疲れやすいので集中力や飛距離が落ちる原因にもなると思います。 わたしもたまにありますが、飛ばすことに重点を置きすぎると得てして力が入りすぎているかもしれません、リラックスして振ってみると意外に伸びることもありますよ。 リールですが、シマノのAR-CスプールとNewセルテートのABSIIスプールではどちらが飛びますかね? 私も同じようなスプール径、ラインでやったことがないのですがシマノのAR-C&長いスプールの方がよく飛ぶイメージがあります。
お礼
ガイドへの塗布剤は思ってもなかったです。探してみます。 いつもありがとうございます。
- 五十肩(@fiftyshoulder)
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ルアーの飛距離にはいろんな要素があるでしょうが、今上げている3つに関しては ルアーの重量、ラインの太さ、スプールの大きさが飛距離の確定要素の順でしょうね。 まずルアーは同一形状なら当然重い方が飛距離は出ます。 次にラインはどの太さでも同じキャスティングが出来れば確実に細い方が飛距離は出ます。 最近アジングで9gや11gのMキャロを0.4号のPEでフルキャストしますが、遥か遠くで僅かな着水音が するだけで夜なのでどれだけ飛んでいるか分からない位飛びますね。 次にスプールの大きさですが、これは大きければ大きいほどいいのではありません。 キャストするとスプールからラインがまずはらせん状に放出されて、各ガイドを通過することによって それが集束されてトップガイドから直線になり放出されます。 ですから全く同じロッドで通常の大きさとずっと大きいスプールを使ったときに ライン放出のらせんはスプールが大きいほど大きくなり同じバットガイドの口径なら そこで集束されるときに大きな抵抗になってしまい放出速度も若干スポイルされます。 スプール径を大きくするならそれに伴ってガイド口径も大きくないとライン放出との関係で マイナス面も出てくることがありますから、私はスプール径より絶対にガイド口径の方が 大きく飛距離に影響してくると思っています。 私は飛距離重視ですのでエギングはライカル、ルアー関係はダイワと他メーカーよりずっと 大口径のガイドが付いているロッドを選択基準にしています。 なのでアジングも通常のアジングロッドはガイドが非常に小さいのでMキャロの飛距離を考えて 通常のショートフットガイドのライトアクションロッドを使用しています。 それと質問には書いていませんが、キャスティングの際の垂らしも非常に大きな要素だと思います。 非常にキャスティングの上手な人間が思いきりロッドを曲げてフルキャストするのなら ある程度タラシは長い方が飛距離は出ますが、キャスティングが完全ではない人が長めの タラシでキャストすればロッドにウエイトを乗せきれず飛距離はグンと落ちます。 私はキャスティングにはある程度自信もあり飛距離もかなり出せますが、エギング、ルアー共に タラシは5、60cmぐらいがベストでそれ以上短くても長くてもガクンと飛距離は落ちてしまいます。 結構パワーもありますからロッドは思い切り曲げることは全然問題はありませんが、人によって そのパワーを最大限に発揮できるタラシの長さはかなり重要な要素だと思いますよ。 特に結節の保護を考えて1ヒロぐらいのリーダー全部出してキャストしたりする方もいますが テレビで出ている有名アングラーなどでも「あれじゃ全然ウエイト乗ってないな」っていう キャストを良く見ますから、実釣で少しずつタラシの長さを変えてみて、自分が最もパワーが乗って 投げやすいタラシの長さを発見するのも飛距離アップに繋がりますよ。
お礼
自分の考えはまだまだ浅いなあと五十肩さんの回答を読むといつも思います。 ガイド口径も確かに重要そうですね。タラシ長も。 ていねいな解説をありがとうございました。
お礼
驚くほどの精緻な理論と実証です。 大変参考になりました。ありがとうございました。