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MDの74分と80分の違い
MDの74分と80分はどこか゜違うのでしょうか。カセットテープと違って、巻き戻し不要なのだから短時間タイプを作ることにあまり意味がないように思えるのです。中のディスクの大きさが違うようにも見えないのですが。60分のものもあるようですし。
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記録密度の差で、短時間タイプのものの方が音質がいいです。 ですから、60分で納まるものならば、60分タイプをご使用になることをオススメします。 また余談ですが、例えば70分のアルバムを74分のメディアに録音するとき、MDは後半部分の方が音がいいので、余る4分分の録音を先にしてから、その後ろに目的の70分を録音します。 録音が終わったら、先の4分の部分を削除しリナンバーする、というテクもあります。
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80分MDは、74分MDが世に出てから数年後に現れたものです。 60分や74分のMDが売られた当時には、80分MDは存在しなかった のです。技術の進歩というやつでしょうか。 中のディスクの大きさは同じですが、データの密度が違います。 まず74分と80分のMDでは、物理的な違いがあります。 トラックピッチ、つまりデータ1周をトラックといいますが、 このトラックとトラックの間の間隔(ピッチ)が 80分MDでは、規格のギリギリの値まで狭めてあるのです。 したがってその分多くのデータを入れることができます。 また、74分と60分では物理的には同じなのですが、 線速度、つまり回転する速度が違います。 74分や80分のMDは、60分MDと比べてやや速度が遅いのです。 例えば同じ1回転でも、回転が遅いほうが再生する時間が 増えます。つまり、60分MDと比べて、データの密度が高い わけです。
- Naka
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「お礼」をありがとうございます。 ご興味をお持ちのようですので、もう少し詳しくお話いたします。(そうじゃなければ話さないってか??(^^;)...) MDは内側から外側に向かって録音していきます。 アナログのレコードの時代、線速度の違いにより内周と外周で音質の差が出ることは有名でしたが、デジタルは定線速度のため、音質に差はないとされた時期もありました。 しかし内周部では回転が上がるため(定線速度だから)、回転数の変化が大きくなり、レンジやエネルギー感が損なわれることがわかってきました。 試しに、同じ曲を2回録音してみてください。先頭部分に1回、後半に1回。 fレンジもDレンジも後半の方が良好であることが、すぐにおわかりいただけると思います。 なお先頭に余裕部分を作るときは、面倒でなければアナログ入力で無音録音にした方が、厳密にはいいようです。 その他、キレイに録音するテクとしては、「先にラベルを貼り付けてから録音した方がバランスの良い録音ができる(つまり振動の問題ですね)」とか、「録音時はできるだけモニター音を小さくする」などあります。 またクリーニングは必須です。
お礼
信じられない。ほんとうですか。裏技テクニックありがとうございます。こんどやってみます。