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CDプレーヤーの価格
CDプレーヤーの価格 CDプレーヤで数万円もするのがありますが、PCで読み込むのと音質に差が出るものでしょうか。 D/Aコンバータの性能によるものでしょうか。
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この種の議論はここでも何回も出ているようですが、私はドライブでは差は出ないという立場です。 もちろん回転の騒音対策などはオーディオ用はそれなりの対策を講じているでしょう。でも振動が読み取り精度に影響するのかというと、それはありません。CDの仕組みをある程度勉強するとお判りになるでしょうが、CDはいろいろなエラー対策が設けられており、めったに読み取りの誤差が出ません。あっても再トライで読み込もうとしますし、それでもエラーの場合は強力な補正機能でデータを復元します。現実には読み取りエラーは1日中使っても一回出るかどうか以下です。これが理解できれば、重量級ターンテーブルとか耐振動特性を向上したとかの宣伝は無意味だとわかります。 パソコンの3千円程度のドライブでも間違いなくデータを読み書きしますね。デジタルデータではこれで十分でこれ以上は必要ないし、これ以下では不良品です。 したがって、PCであれCDプレーヤーであれDACの入り口までの品質は同じです。これ以前の高級ケーブルとか重量級ケースなどは関係ありません。 問題はやはりDACでここで始めてデジタルからアナログに変換されますが、これは様々でしょう。ただ現在ではDACのICは限られたメーカーの製品が共通に使われているので、演算回路自体はICの性能次第でしょう。これは弱小メーカーでは作れません。 その後のアナログ回路は、コストしだいということでしょう。ここで数千円のものから100万円以上のものまでの差があるのでしょうね。でも電子製品でなぜ何十万円するのかは素朴な疑問はあります。ある程度以上の製品はブランド料にとられている疑いが濃厚です。 というわけで、私はドライブは高価なものは要らない、音はDACで決まる、どのDACが良いかは店で試聴するしかないし、個人の好みであるという主義です。 実際私はかなり高価といえるDACに、中級のCDプレーヤー、安物の中国製DVD,韓国製BDプレーヤー、たまにはPCのデジタル出力を接続していますが、どれも音は全く同じで、違いなどありません。 ちなみにCDの読み取り誤差に関する解説を下記に紹介します。一度じっくりお読みください。
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- tama80ji
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はじめまして。 昔はPCのドライブと音響機器のドライブは別製造だったりもしましたが、近年はコストダウンの余波でよほどの高級機でない限り共用となっています。 但し音響機器に使用する場合はドライブの騒音低減のために様々な方策を講じるので、正確には丸ごとPC使用のと同じドライブ、と言うわけでもありません。 また読み取りに関しても高速である必要性もないので、速度を制限します。つまり本来ある機能を殺します。 この防音・防振効果を高めた結果が読み取り精度の向上にもつながります。 正確にトレスするので再読込、補正回数が減少します。 PCの場合は大半のドライブは防振・防音までは考慮されていません(現状ではパイオニア製ドライブが優秀。かつてはYAMAHAやプレクスター、TEACなど静音・防振・高精度の読み取り能力を誇ったドライブがあったが、ほとんど撤退)。 とにかく高速で読み込み、エラーが発生したら何回も読み込んでデータを照合してメモリ上で合成して補正します。 この部分ではデジタル信号ですので、この方式でも構いません。 が、高速で読み込むと言うことはドライブから騒音が発生しますし、振動も発生します。 抑制すれば同じ条件にはなりますが、PCにはその処置を施すだけコストはかけられません。 PCと単体CDプレイヤーでの最大の相違点はD/Aコンバーター以降、アナログ部です。 D/AコンバーターもPCは予算がかけられないので、最低必用限を満たしたものを選択します。それでもスペックだけならばCDプレイヤー初期のものと比べれば高性能です。 但しPCはコストがかけらないので、アナログ部デジタル部のシールドがほとんどありません。 またアンプ回路も貧弱です。 PCの中はデジタル信号のノイズだらけなので不安定で微弱なアナログ信号は影響を受けやすくなります。 スピーカーを通してだと結構気付かないものですが、密閉型のヘドフォンを通すと結構ノイズが乗って音が濁っているのが解ります。 PCからのアナログ出力でも別途アンプを通したり、ミニコンポに接続するとそれなりの音は出ます。ポータブルCDプレイヤーと大差ない位です。 それでも満足できない人はPCの光出力端子(装備している場合としていない場合がある)を使用して外部D/Aコンバーターを利用したり、デジタル入力可能なアンプを利用したりもします。 また別途オーディオボードを使用したり、USB接続のオーディオユニットを使用したりする人もいます。 最終的にはアンプとスピーカー次第ですけどね。
お礼
お礼 詳細なご回答大変参考になりました。 オーディオの世界はいろいろと面白いものですね。
当然差はあります。 が、違いが判るかどうかは、それを聞き分けられるだけの耳があるかどうか次第です。 偉そうに能書き垂れる人でも、目隠ししたら違いが判らなかったり、と先入観の場合もありますが、本当に音の違いが判る人には判るそうですから。 もっとも、プレイヤーとPCじゃ、読み取りがどうこう以前に、スピーカーの性能差もありますしね。 PC付属のおまけスピーカーと、本格的なスピーカーじゃ、根本的に話にならないですから。 音楽専用の部屋を用意するくらいの気構えが無いのなら、気にするような差じゃ無いと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私は、PCから取り込んでいますが、音質には満足しています。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 「差がでる」という物ではありませんね。 本来、デジタルデータは「再現可能」な状態までとりだせています。 さて、オーディオって、「趣味」のカテゴリーになって居ますが、ほんとに個人の趣味の世界まで奥が深い物です。 例えば、電源のケーブルを交換したら音質が変わったとか、、 実際に高度なシステムで、いろいろ聴き比べたりして鍛えられた人には、明らかに音が違って聞こえますよ。 DAチップの能力も重要ですが、チップ後のアナログパーツも重要ですし、不思議な事にドライブメカ用の電源回路設計等でも音質差は感じる事が可能です。(非常に微妙なので、一般の人は気付かないと思いますよ) 音質変化に注目して、繊細な感性が有る人には重大な音質差かもしれません。私のようなおおらかな?オーディオファンには「自分で好むオトだったら、それで良いじゃん。もっと上は有るので、いろいろ試しながら音の差を楽しもう~♪」って言う、私のような人種は少ないかなぁ? 電線に重りを乗せたダケで音が変わるという敏感な人も居ますし、私の場合は「うーん、違うと言えば違うかなぁ? まぁイイカぁ~」って言う程度です(笑) そういう程度なので、携帯で音楽を聴く時は携帯の上にレンガを乗せて居る時が多いかなぁ(爆笑) まぁ、個人の趣味ですから、ツッコミはオッケーですけれどねぇ。 DAコンバーターによる音質差は割と大きいのですが、そればかりが音質を決定する物ではありません。最終的にスピーカーやヘッドホンで聴くまで、全てのバランスが重要だと思いますよ。
お礼
詳細なご回答大変参考になりました。 私は、PCから取り込んでいますが、音質には満足しています。当面これで行きます。