「WindowsXP」カテゴリーに質問されてるので、XPと仮定して、ちょっと別視点からアドバイスします。
「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」と、クリックしていってください。なにやら、真っ黒い画面が出てきますね。
Windowsが普及する以前は、このような画面のパソコンが主流でした。Windowsの代わりに、MS-DOSというOSが搭載されてたんです。マウスが使えないので、キーボードでコマンドを入力して操作します。コマンドを一つ一つ覚える必要があるので、利用者に負担がかかるという欠点がありました(私が覚えてるのは、5つぐらいかな(笑))。試しに、半角で「dir」と入力し、エンターキーを押してみてください。保存されているファイルが、ずらーっと出てくるハズです。
さて、ここで質問です。「表示されたファイル名を見て、何のファイルなのか分かりますか?」 Windowsのように、アイコン(絵)が表示されてるワケではありません(というよりも、当時のパソコンの性能では、文字を表示するのが精一杯だったようです)。じゃあ、どうすればファイルの種類が判別できるのか…。その答えが「拡張子」です。ファイル名の最後に拡張子を付けることによって、文字だけでファイルの種類を判別できるようにしたんですね。
絵を表示することが困難であった当時のパソコンでは、「拡張子」は非常に便利なモノでした。というよりも、拡張子なしには何もすることができなかったんですね。そのため、パソコン歴が長い人は、拡張子を非常に寵愛するようです。
時代が進歩するにつれてパソコンの性能も進歩し、それに付随して、OSも進歩していきました。MS-DOSの代わりに、WindowsというOSが台頭してきたんです。Windowsでは、アイコン(絵)によってファイルの種類を判別することができるようになりました。
カンの鋭い人なら気が付くかもしれませんが、Windowsでは、必ずしも拡張子を表示させる必要がないんです。MS-DOSと違って、アイコンを見ればファイルの種類を判別できるのですから…。拡張子の存在意義は、昔と比べて遙かに失われつつあります。
それでも拡張子が存在し続けるのは、ほかの方々がおっしゃるようなメリットがあるからでしょうね。「必ずしも必要があるワケではないけれど、なくしてしまうのはもったいない」というのが、今の現状だと思います。MS-DOSが生まれてから20年ほど経過しているハズですが、今でも拡張子は現役バリバリです。それほどまでに、素晴らしい発明だったんでしょうね。
私の場合は、普段は「拡張子を表示」させてます。ファイルを検索するときに便利だからです。しかし、ファイル名を変更するときには、waiowaioサンのおっしゃるような問題が発生するので、拡張子を隠します。
結局は、「時と場によって使い分ける」っていうのが一番だと思いますよ。MS-DOSのように拡張子の使用を強制されているワケではないので、拡張子の必要性を感じたときにだけ表示させてあげればいいのではないでしょうか。
『補 足』
MS-DOSに関して長々と書きましたが、実のところ、私はMS-DOS世代の人間ではありません。そんなに年取ってないんですよね(笑)。もしかしたら、ビミョーに間違ってるかもしれませんが、笑って許してやってくださいね。
WindowsはMS-DOSの流れをくんで発展してきたので、拡張子とは切っても切れない縁があります。しかし、Macなどの他社OSでは、拡張子に対する考え方が色々と異なっているようです。この辺のコトに関しては何も分からないので、興味がありましたら、ほかの方々に尋ねてみるのもいいかと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 お礼が遅れまして、すいませんでした。 拡張子の歴史のお話、とても興味深かったです。 正直なところ、まさかこんなにたくさんの方に、 アドバイスをいただけるとは思っていませんでした。 拡張子というものが、それほどに深い存在であるという証拠でしょうか。 cgy02110さんのお話で拡張子の存在の意義みたいなものが つかめたような気がします。 同時に少し、拡張子が身近になった気がしました。 本当にありがとうございました<(_ _)>