DHCPサーバは例えばモデム(インターネットに接続する機器)がその役割を果たしています。
モデムの電源を切るとか停電になったとかした後で、DHCPは接続している機器(パソコンとかプリンタ)にIPアドレスを割り振ります。
パソコンやプリンタはこの割り振られたIPアドレスを自分のIPアドレスとして取り込みます。
パソコンは特別な理由がなければ前と違うIPアドレスが割り振られても問題ありません。
プリンタも自身は問題ないのですが、パソコンが記憶している以前のプリンタのIPアドレスが違っている場合はプリンタを動かすことができなくなります。従って、記憶している以前のIPを割り振られた新しいIPに書き換える必要があります。
DHCPサーバの電源を入れなおさなければ、パソコンやプリンタの電源を入れなおしてもIPアドレスは変更されません。
これはDHCPサーバの方がパソコンやプリンタの情報(固有のMACアドレス、MACアドレスは機器ごとに世界に一つのアドレスが割り振られているので区別できる)を記憶しているからです。
DHCPの電源を切ると(専用のDHCPサーバでなければ)この情報が消えてしまうため、新たにIPを割り振った時に以前と違ってしまいます(違う可能性が高い)。
しかし、
> 過去(NASを導入したとき)に、プリンタについては古いポート名のままIPアドレスを変更したことがございます
との事ですから、ご自分で変更されているのですね。
> これが原因で、これを直すにはドライバーのインストールしなおすしかないという理解で宜しいでしょうか
ドライバのインストールは必要ありません。
コントロールパネルのプリンタから今問題になっているプリンタを削除し、プリンタの追加で登録しなおすだけで出来ると思います。
補足
samtomsan さん DHCPにつきましての御教示、感謝致します。 おぼろげながら理解することが出来ました。 モデム(当方はケーブルモデムです)もNASを設置する際、電源を切りましたので、その時点でネットワークにつながっている機器のIPアドレスが変わったのであろうと思います。 プリンタの削除、追加は現在業務が詰まっているために出来ませんが、後日行ってみます。 長々と御教示承り、本当にありがとうございます。 また、何かの際には宜しくお願い致します。