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「鬼龍院花子の生涯」
「鬼龍院花子の生涯」 1982年の映画「鬼龍院花子の生涯」の主人公は、どう見ても花子ではなく、故夏目雅子さんが演じた松恵です。同名の小説が映画化される過程で、どうして松恵中心の話になったのでしょうか?また、原作者の宮尾登美子さんはどう考えていたのでしょうか?20年近く前のことですが、ご存知の方いらっしゃいませんか。
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原作も松恵が主人公の話なので 忠実に映画化したのでは?
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- ucok
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#3です。 >ひょっとして夏目雅子が花子という選択肢もあったのでしょうか? それはないでしょう。花子は原作でも脇役であるうえに、キャラがマイナスイメージを伴いますから。
- ucok
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確かに語り物とはいえ、“花子の生涯の波乱万丈さ”が希薄でしたよね。そもそも花子が生まれる前の比重が大きいし。同じ語り物でも『嵐が丘』や『春琴抄』のさまざまなヴァージョンとは、かなり違いました。あれは仲代達矢と岩下志麻と当時の名子役だった仙道敦子という豪華キャストで縁取って、お嬢様モデルだった夏目雅子を女優として脱皮させる映画だったのですよ。プロモも夏目雅子一色でした。宮尾登美子氏がどう考えていたかは知りませんが、多くの原作者は、映像化については「別物」と思うもののようです。映画化の許可を出した時点で手を離れるといいますか。
お礼
ありがとうございます。 映画製作者にとって、松恵の方が主人公として魅力的だったのでしょうかね。ひょっとして夏目雅子が花子という選択肢もあったのでしょうか?
松恵が鬼龍院家に入り、そこで花子の生涯を見つめる(花子が生まれるときから死ぬまで)物語なので、こういうタイトルなのだと思います。 ウィキピディアより 「侠客鬼龍院政五郎(通称・鬼政)とその娘花子の波乱万丈の生涯を、12歳で鬼政のもとへ養女に出され、約50年にわたりその興亡を見守った松恵の目線から描いた作品。」
お礼
少なくとも、映画の中では、花子はあまり存在感がなかったような気がしたんですが。
お礼
ありがとうございます。原作もそうでしたか。でもなんか題名と内容が少しずれているような感じが。