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ブルースギターって

ブルースギターって ガスリーゴーヴァンなどのブルース奏者はきまったフレットの音をたどってギターを弾いているのでしょうか...。 たとえば以下の動画ですとか... きまったスケール等があるのであれば詳しくどんなものがあるのか教えていただけると幸いです。

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  • LB05
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回答No.1

『きまったフレットの音』ってのが、どういうモノを想定されているのかイマイチ判りませんが、もし『きまったフレットの音=決まったスケール』という事であれば・・・ ※ブルースという音楽には非常に強力な『文法』があり、これを外すとブルースに聞えなくなってします。  その文法とは、ブルーノートを含むブルース・スケールというヤツです。 ※ブルーノートとは、ペンタトニックの中で『やや低め』に取った3音と7音を指します。具体的にはマイナー・ペンタトニックに♭5を入れたもの、と言えるでしょう。例えば・・・・C長調の曲があるとして、伴奏がE音の時にEb音、B音の時にBb音で主旋律(歌がある場合はヴォーカルの音程)を出す、という事です。  これは元々5音階しか無かった民俗音楽のスケールを7平均律の中で表現した事が発祥だと言われています。 ・・・っというワケで、3コードロックなど(クラシックブルースの多くは1~3コードです)のスケールをこの文法に則り書き換えて演奏してみましょう。メジャースケールの曲でも、ベタなブルースに聞える様になるはずです。(今日ではブルース・スケールのコードブックなども売られていますし、ネットで『ブルース』『ブルーノート』などをキィワードにして検索してみてください。ザクザクヒットするでしょう。)  尚、余談ですが。 ※実は完全な(7平均律内で決められている)♭では、クラシックブルースに対して若干ニュアンスが違って聞こえますが、現代では『ブルーノートは、本来は単なる♭ではなかった』とも言われています。  ブルース音楽が誕生した100年前は、♯でも♭でもなくブルーノートを示す記号が楽譜に使われていたという伝説(?)もありますが、'10~'30年代に登場したデルタ・ブルースマンには楽譜が書けたり読めたりする連中は皆無に近かったので、失われてしまったんでしょう。   ※フツーの押弦でギターを弾いているヒトにはちょっと覚え難い感じがするブルース・スケールですが、デルタブルースで用いられる様なオープンチューニング+ボトルネック・スライド奏法で演奏してみると、結構カンタンに、と言いますか自然にブルース・スケールで演奏する様になります。  デルタブルースでスライド奏法が流行したのは、当時のブルースマンの多くが正確なフレットを持つ高価なギターを買う事が出来なかった為だという説が今日では有力ですが、スライド奏法はブルーノートを演奏するのに都合がよかった、或いはスライド奏法が流行した為ブルーノートが定着した、と言えるのかもしれません。

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