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Dell Precision M6500のQuadro FX3800MでCS5の恩恵は十分あるでしょうか?
- モバイル版FX3800Mでデスクトップ版FX3800と同じような恩恵がCS5から得られるのかどうか?
- CUDAを使ったGPUアクセラレーションであれば、FX2800Mでも同じような効果が得られるのか?
- Dell Precision M6500のQuadro FX3800Mを使ってCS5を使用することで、カメラズームや合成効果のスムースな再生やインタラクティブ性が得られるかどうかという質問です。
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1)同じような恩恵は望めますが「同等」ではありません。これはラップトップ向けである以上どうしても制約が出てきてしまうからです。CS5ではCS4以上にCUDAの対応が図られますので全く無駄ではないですがデスクトップ向けFX3800がCUDA 並列プロセッサコアが192であるのに対してFX3800Mは128ですから処理能力は劣ります(ここが「同等」ではないと言う意味)、コア数が即性能になる訳ではありませんが128/192=約66.6%のもので処理するのですから相応には劣ると考えてよいでしょう。ですがCUDAにはネイティブ対応しているので「同じような恩恵」は望めます。 2)勿論同じような効果(恩恵)は望めます。FX2800MではCUDA 並列プロセッサコアが96しかありませんので、(比較で言えば)処理能力では相当劣ります。ただ1でFX3800Mについて申し上げたのと同じようにCUDAに対応しているので「同じような恩恵」は望めます。 ※ADOBEが認定していると言うのは、(ADOBEの製品はCS5であってQuadro FXではないですから)あくまでも「CS5の性能を快適に発揮できるもの」であって「効果があるもの」ではありません。 認定から漏れているからと言って「効果がない」訳ではありません。 ただ1でも申し上げたとおりラップトップでは様々な制約があります(例えばCPUだってデスクトップ向けとは処理能力が違いますし、HDDの場合だと2.5インチですからアクセスが遅いですし、画面は狭いですし、廃熱の関係から長時間の駆動にはデスクトップとの比較で言うと向かない)ので。 基本的にグラフィックソフトは「デスクトップで作業する」事しか考えられていないです。だからと言ってラップトップで無理と言うわけではありません(ラップトップの使用はADOBEから推奨されることはほぼないです)。 最後に蛇足ですが認定されているのはPremiere Proに対してです。
お礼
大変わかりやすい解答ありがとうございました。 なるほど、たしかにそれがすべてではないにしろ、 CUDA 並列プロセッサコアの物理量から、処理能力の予測はたてられますね。 ラップトップに関するアドバイスもありがとうございました。大変参考になりました。 レンダリングなど長時間の使用も想定されるので、やはり今回はデスクトップに変更しようと思います。 >最後に蛇足ですが認定されているのはPremiere Proに対してです。 見落としてました。ほんとですね。 これで少し選択肢が広がりました。 ありがとうございます。