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海外歌手のクチパク
外国人歌手は、シンガーソングライターにしても、ただの歌い手にしても、なぜTV出演ではクチパクなのでしょうか?(日本でも、外国でも、昔でも、今でも、)本当に観客がいるコンサートやショウの時はすばらしいパフォーマンスなのに・・・海外のショウビジネスではあたりまえの慣習なのですか?クラシックは違うような気はしますが。
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想定されている「シンガーソングライター」、「ただの歌い手」が誰か、出演する「TV」が具体的にどのような番組かがわかりかねますが、日本、海外を問わず、好きなバンド、アーティストのテレビ出演映像を多数集めているものとして言わせてもらえば、lip-syncになるかどうかはテレビ番組側の都合だと思います。 本当のライヴ・パフォーマンスをウリにしている番組も多数あります。その場合はちゃんとリハーサルをして本番に臨み、本番では音声がバランスよくミックスされるようにPAが調整します。セッティングひとつとっても、簡単ではありません。ライヴ・ショウであれば、不慮のアクシデントのリスク回避も考慮しなければなりません。 一方、lip-syncならばCD等の出来上がった音を流すだけですから、しっかりしたリハーサルはおろか、細かい音の調整だって不要です。音的なアクシデントが起こることもありませんから、番組制作側は簡単この上ないです。アーティストの拘束時間も短く、ギャラだって比較的少なくて良いんじゃないでしょうか(推測)。 例えば「音楽番組」を銘打っているTV番組である ・ABC: Don Kirshner's Rock Concert ・WDR: Rockpalast ・MTV: Unplugged ・PBS: Austin City Limits などはもちろんライヴ演奏をたっぷり放送するものですし、トーク・ショウの一部に音楽演奏が入る ・CBS: Late Show with David Letterman ・NBC: Saturday Night Live ・NBC: The Tonight Show with Jay Leno/Conan O'Brien ・NBC: Late Night with Conan O'Brien ・BBC2: Later... with Jools Holland なども、アーティストによってはlip-syncもありますが、基本的には本当のライヴ・パフォーマンスを放送しています。 一方、 ・ABC: In Concert ・BBC1/2: Top of the Pops なんかはlip-syncの番組ですが、TOTPなど途中からは出演者がそれを逆手にとってふざけた格好(ギタリストがボクシング・グローブを付けるとか)をしたりもしてました。 録音側のセッティングの楽なアコギ一本で歌う場合などを除けば、日本の番組で海外アーティストが本当のライヴ・パフォーマンスをすることは少ないと思います。
お礼
よくわかりました。ありがとうございました。