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絶対音感のメリットって何なんでしょう
趣味でずっと音楽をやっています。絶対音感があるのですが、デメリットもたくさん経験してきました。特に移調楽器がうまく扱えないこと、バロックピッチに対応できないこと(そのため古楽器が扱えないこと)が大きいです。 メリットとしては、複雑な構造の曲もまるごと聴きとって覚えることができる、アカペラなどでは正しい音を保つことができる、ということがあったように自分では思っています。相対音感でも無理ではないのかもしれませんが、曲の構成などをよくわからずに曲を機械的に聞き取って覚えることは絶対音感でないと難しいように思います。 ちょうど子どもがそろそろ絶対音感が育つと言われる年齢に差し掛かり、自分と同じように絶対音感ができるようにさせたほうがいいのか、つい考えてしまいます。みなさんのご意見をおきかせください。(夫婦ともアマチュアとはいえ、かなり音楽に入れ込んだ生活をしており、子どももすでに、近所の子とは比較にならないくらい音楽に相当な執着を示しているという前提でお答えください)
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- opjaofi
- ベストアンサー率49% (36/73)
絶対音感があれば、近代以降の音楽を的確に把握することができます。 相対音感しか無い場合、急激な転調についていけなくなったり、多調音楽を分析できなくなったり、1オクターブに7音以上の音が存在する音階に対する理解が難しくなったりするのではないかと思います。 絶対音感のデメリットとしては、質問者さんのおっしゃる通りだと思いますが、そのあたりは訓練で克服できると思います。 絶対音感と相対音感をバランス良く持つことができれば、豊かな音楽人生が送れることでしょう。 相対音感は、何歳になっても訓練すれば身につきますが、絶対音感は、幼少時に訓練しておかないとつかないと聞きます。 そういったことから、子供さんにはぜひ絶対音感を身につけさせてあげるべきだと私は思います。
- EL-500
- ベストアンサー率0% (0/0)
僕にも絶対音感があるのですが、微妙にずれた音を聞くと気持ち悪い などのデメリットを余裕でしのぐほどにメリットが多いと思います。 ●即興演奏の時に絶対音感のない人はいくらいいメロディーを思いついてもすぐに鳴らせない(ひどい場合はひとつひとつ弾きながら合っている音を探す) ●ひまなときに頭の中で曲をならせる(これは絶対音感に関係があるのかは分かりませんが…) ●俗にいう耳コピができる ●曲のアレンジが楽にできる ●ちょっとした優越感 ●絶対音感がある人にしかできない職業などもある などなど… 子供さんにもトレーニングしてあげるといいと思います。音楽に執着しているというのならなおさらです。
- Chappy4649
- ベストアンサー率38% (293/761)
寝る前に頭の中でメロディーが突然流れてくる事があって、それを何とか記録しようとバタバタしている間に消えてしまいます。 無いものねだりですが、絶対音感があれば、忘れないうちにメロディーを記録する事が出来るのにと何度も思った事があります。 友達で絶対音感の人が居ますが、作曲した曲の音響感覚が圧倒的ですね。(絶対音感が無いであろう人と比べて) 構造は複雑だけど、上手くまとまってるので総合的に聴くと難解に聞えない曲の印象です。 努力では埋まらない才能を感じました。
お礼
回答ありがとうございます。 どこからどこまでが小さい頃にできあがった絶対音感の問題で、どこから先がそれ以降の訓練の問題なのか、という区別が難しいのかなとは思います。 たとえば思いついたメロディーを記録するのに、僕の場合音楽の専門教育を受けていないので、五線紙に正しく書くのは苦手です(音はわかるけれど、リズムを正しく書けない)。そういう意味では絶対音感があればいいというものではないし、逆に絶対音感がなくても、メロディーだけなら相対音感でも十分記述できるのかもしれないとは思います。 ちなみに、僕はメロディーに限らず、最近は思いついたことは何でも携帯電話に録音するようにしています。結構すぐに忘れてしまうので(汗)。
お礼
ご回答ありがとうございます。感じてらっしゃることは僕と似ているような気もしますが、きっと僕よりもしっかり音楽のトレーニングをなさっている部分も大きいのではないかなとも思います。 やっぱりどこからどこまでが絶対音感の問題で、どこからがその後の音楽トレーニングの問題だったり、相対音感だったりという線引きが難しそうですね。 たとえば、僕は単旋律のメロディーなら(16分音符くらいまでのスピードなら)まず追えないことはないですが、ピアノなどのいわゆる耳コピで、ジャズ的なハーモニーになると内声の区別が正直あんまりつきません。その場合には、まさに「ひとつひとつ弾きながら、合っている音を探す」状態になります。分散和音みたいに弾いて貰えればすぐわかるけれど、一緒に押さえられちゃうとわかんなくなっちゃうんです。最近も久石さんのピアノ伴奏を耳コピしたんだけれど、楽譜を作った後、実際に何回か自分でピアノを弾いてみて、「これは違った」という箇所がいくつも出てきました。 相対音感で、ハーモニーの構成音が作り出す独特の響きをしっかり把握できている人のほうが、こういう音取りはたやすい気はするんですよね。 下手に絶対音感があると、C7とG7は構造は一緒でも違った音に聴こえちゃうわけで、このくらいの単純な和音なら問題なくても、9、11、13が入って、展開形になってみたいなことになってくると、それぞれの響きを個別に把握するのって相当な情報量になってきます。 でも相対和音で把握してるのなら、ひとつの和音の響きを覚えちゃえば、どのキーでも同じように聴こえるわけなんですよね、それならめっちゃ楽ですよ。違うんですかねぇ。 あと、僕の場合、G♭みたいな楽譜にするとフラットたくさんのコードは、単純なコードでも、ちょっと考えないとわからなくなったりもします。同じコードでも弾き慣れている調とそうでない調で、理解度が違うということなんでしょう。 そういうこと考えると、子どもにはわざわざ絶対音感をつけさせるようなトレーニングはさせなくていい。自然にそれができてしまったとしても、移調の訓練をみっちりやって、CでもDでもFでも、曲の構造、和音の構造はそのまま移行できるということをしっかり体に・耳にたたきこむ必要のほうが重要なのかなという気もするんですよね。 まだ迷っています。