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DAW録音で使用するBass用アンプシュミレーター(VT-BassとPARA DRIVER DI)について
- 現在、Sans Ampのtech21 VT-BassとPara Driver DIの2つのアンプシュミレーターで迷っています。
- Para Driver DIはDIとしても使用できるため、Hi-Z入力に挿すことができます。
- VT-Bassはベース専用のニュアンスを持っており、Para Driver DIはアコギなどにも使用できます。
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うーん、肝心の VT-Bassのサウンドの話とは関係ない話が、えらく長々となってしまって申し訳ない(私も興味有るんですが、まだ音聞いた事無いんですよ>VT-Bass)。 また、それはそれとして、説明が下手ですまんとこですが… ちょっとややこしいかもですが、こいつなど御参考に http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4287075.html 上の話で、回答No.1の方が良い?出典を書かれているのですが、それがこれ。 http://allabout.co.jp/entertainment/dtm/closeup/CU20080613A/index3.htm この著者の方は結構有名な方なので、この方のこの記事が一人歩きしてUA-25EXにはD.I.機能がある…って書いてある記事がWEB上に結構転がってるんですが、この話、全部出典はこの「間違い記事」からです(ほとんどのWEB情報が、この藤○さんの記事の丸写し)。 ほんまもんのD.I.BOXというのは、こういう奴です。 http://www.eonet.ne.jp/~powerstation/PSHomepage/kizai/img/di-1.gif 「ベースのシールドを挿すハイインピーダンスのフォン入力端子」と 「ベースの出力をローインピーダンスのXLRバランスに変換して出力する端子」 の2つが備わって、初めてD.I.BOXです。 で、このXLRバランス出力から、録音機材やミキサーのマイク用XLR入力端子に繋ぐと、ベースの音が劣化少なく高音質で録音できる…という代物。 こう見ると、ParaDriverDIは、ツマミがいろいろ付いている他はD.I.BOXそのまんまでしょ? VT-Bassは、形状的にはコンパクトエフェクタですよね? もちろん、D.I.BOXはPC等の他の機器の助けはなく、単体でちゃんと動作するものです。この点もParaDriverDIは、D.I.BOXの要件は満たしています。 しかし、UA-25EXには、XLRバランスの出力も無いし、PCに繋がない事にはそもそも動作しません。 なので、「D.I.BOXと同じような配線方法では使えるけど、UA-25EX自体にはD.I.BOXとしての能力は無い」と考えるのが正解。 言っては悪いですが、藤○氏にはめずらしく、ここの部分は完全に「デタラメ」な記事書かれていたんですねぇ。 まぁ、現実にはUA-25EXの出力は、XLRではないけど「フォン型バランス出力」には対応しているので、そこまで突き詰めれば「D.I.BOXと同等の能力自体はある」と言えなくもないのですが、本物のD.I.BOXならベース入力端子の音を無加工でXLRバランスで出力できなければいけないけど、UA-25EXはそういう構造にはなってないので、やっぱり「一般的なD.I.BOXと同等とは言えない」という結論になります。 ただ単に、前のモデルのUA-25からUA-25EXにモデルチェンジした時に「D.I.BOXなら普通付いているグランドリフトスイッチというスイッチが追加された」というだけのことで、他は何も変わっていないのに「D.I.機能が追加された」と大風呂敷になってしまった…というのが、ことの真相です。 少なくとも、UA-25EXの内部(特にHI-Z入力→PCへの録音信号伝達経路)の回路の中には、D.I.機能はありません。 だから、HI-Zに繋がれたベースの音は、D.I.機能なんか全く関係なしにデジタル化されてPCに送られるだけ…なんです。 そういうことなので、ベース音をUA-25EXに送るにあたっては、録音するベース弾きの立場では 1)いきなりベース、もしくはエフェクタ(VT-Bass含む)のフォン出力をHI-Zに繋ぐ 2)上記フォン出力をD.I.BOXを経由してXLR出力に変えて、音のレンジと音質性能の良いマイク用XLR入力に繋ぐ という2つの選択肢があり、比較的にはマイク用XLR入力を使う方が録音性能がよい場合が多いので(あくまでも「良い場合が『多い』」というレベルだが)、ベテランほどD.I.BOXを選択するケースが多いっすよ…というのが、今までの長い説明の論点です。 ただ、もちろんHI-Z端子使うのが間違ってるなんてことはないわけで、要は「より自分が気に入った音の方を選べばよい」というだけの話ですが、自称ベテランの私は「D.I.BOX派」なので、質問者の方にもD.I.BOX経由の音も一度味わった方が良いですよ…というところで、No.1のアドバイスに繋がるわけです。 さてさて、そういうことで、 >ベース→VT-Bass→UA-25EXのHi-zフォン >でOKなんでしょうか? >(勿論、コレではUA-25exのDI機能は使わず・・・という事は理解しています。) はい、接続はそれ自体は全く問題なしです。 それとは別に、UA-25EXに「録音時に働くDI機能など無い」ということは、前述の長い説明のとおりで、ここでご理解下さい。 >2)ベース→VT-Bass→D.I.BOXのinput→XLRバランスOUT(XLR)→ UA-25exのXLR >というので理解して良いのですか? はい、それが私が質問者の方に、是非とも「一度は試してね」と思っている接続方法です。 実際、同じVT-BASSを使ってても、音は相当変わりますよ。どっちが良いかは最終的には質問者の方の判断ですが、D.I.BOX使った方が少なくとも音質は全体的にクリア感は出ます。 問題は、D.I.BOXを別途買わなきゃならん…というところにありますので、すぐには無理なら、いつか早めに機会を見て…ってことで十分です。 ただ、ベース弾きには何かにつけてD.I.BOXは録音/ライブ機材としてついて回る存在ですから、1台持ってて損はないです。 上記2機種の場合、疑問なのがファンタム電源による電源供給と ありましたが、その場合UA-25ex側のファンタムをONにしてPara driver の方のツマミ(?)もファンタムにする設定で良いのでしょうか? それとも電池やAC電源で取った方が良いのでしょうか? もちろん、BassDriverDIやParaDriverDIだったら、本体のD.I.機能使えばよいわけですが。 >上記2機種の場合、疑問なのがファンタム電源による電源供給とありましたが、 >その場合UA-25ex側のファンタムをONにしてPara driverの方のツマミ(?)も >ファンタムにする設定で良いのでしょうか? >それとも電池やAC電源で取った方が良いのでしょうか? はい、おっしゃるとおりで、この2機種は本体側のスイッチをファンタムにして、UA-25EXのファンタム電源をONにすれば、電池無しでUA-25EXの電源で動きます。 ただし、ファンタム電源はXLRケーブルにしか流れませんから、XLR端子同士で配線した場合に限ります。 しかし…これは、私の個人的な考え方ですが、UA-25シリーズのファンタム電源は、私の経験の限りではそんな強力(余裕がある)方ではないので、私はBass(Para)DriverDIならば、電池か電源アダプタ使う方をお勧めとしておきます。 ファンタムも、1度や2度は試してみればよいですが、大事な録音なら電池使うのが一番音質的には安心ですけどね。
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- kenta58e2
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>チョット疑問ですが、UA-25exのHi-Z入力端子はinput2のフォーン端子のみなんでしょうか? >input2のXLR端子でもHi-z入力にはなってないのですか?? あ、なるほど。 ここは、UA-25EXのマニュアルだけではわかりにくい所ですが、ぶっちゃけで 「HI-ZのXLR入力端子というものは、音響機器の規格上ありえない」 と丸憶えして下さい(^^ゞ XLR端子は、低インピーダンス+バランス伝送を使う事でケーブルでのノイズ低減を図ることが最大の使命の端子規格なので、ここでハイインピーダンス使ったら、なんのためXLR端子かわかんなくなってしまう…と理解していただければ。 なので、XLR=低インピーダンスが常識なもんで、UA-25EXのマニュアルもそれが常識の書き方してますから、ちょっとわかりにくいです。疑問はごもっとも。 正解は、「HI-Zスイッチが有効なのはフォン端子だけ」です。 ただ、UA-25EXは、こう言うとメーカーには悪いけど(^^ゞ、HI-Zスイッチ周りの回路はちょっと「がさつな設計」という面があるので、INPUT 2にマイクやラインレベルの信号を繋ぐ時は、XLRかフォンかに関わらず、HI-Zはオフにしないと音が変になる事がままあります。 HI-Zオンは、ベース直結の時だけと思っておいた方が良いです。 >UA-25exは確かDIとしても機能するハズですがオーディオ・インターフェイスとして利用しながらも >DI機能も利用するといった「1度で2度美味しい」的(笑)な使い方は出来ないのでしょうか? うーん、ここんとこは説明が難しい所ですが、確かにHI-Z端子を使う事で、UA-25EXを中心に「D.I.BOX的な配線」をすることは可能です…が、単体のD.I.BOXと全く同じとは言いづらいです。 D.I.BOXの基本的に使い方は、 ベース→D.I.BOXのINPUT 1)→D.I.BOXのパラレルOUT(フォン)→ベースアンプ 2)→D.I.BOXのXLRバランスOUT(XLR)→PAミキサーや録音機器 となります。 UA-25EXだと、 ベース→UA-25EXのHI-Zフォン 1)→UA-25EXのOUTPUT(フォン)→ベースアンプ 2)→UA-25EXのUSB →PCへ録音 と考えれば、D.I.BOX的な使い方…にはなります。 ただ、上のUA-25EXの場合だと、こういう使い方するとPC内のバック演奏のモニターがやりにくい(私は(^^ゞ)のと、ベースアンプとモニターと実際の録音音質の音質差について整合を取るのが結構やっかいなので、その点ではD.I.BOX単体機使う方がはるかに設定が楽で音質も安定します。 何より、UA-25EXはPCに繋がないと動作しませんから、汎用なD.I.BOX代わりとして使うのは難しいですしね。 そもそも…というと大袈裟ですが、D.I.BOXはハイインピーダンスのベース出力をローインピーダンス+バランス信号化することで、「録音機器のマイク/ライン用XLR端子を使えるようにする」というのが、結構大きな役割なのです。 UA-25EXも含めて、大抵のXLRマイク/ライン入力が付いている録音機器は、他の端子に比べてXLRマイク/ライン入力の方が 「音のレンジ感が広く」 「録音ボリュームレベルの調整代が大きく」 「低域にも伸びがあり」 「低ノイズ」 なことが多いです。これは、UA-25EXにも言えると私は思います。 実際、私の経験の限りでは、UA-25シリーズで「ベース→HI-Z直」と「ベース→D.I.BOX→XLRマイク入力」を比べたら、以下、強いて言えばではありますが、HI-Z直の方が ・ノイズが大きめ ・録音レベル低め ・高域がちょい詰まった感じ ・低域の輪郭がボケ気味 と感じていました。 で、ベース録音では、どっちかというと「ノイズ少なめ」「レベル高め」「高域に透明感」「低域くっきり」と録りたい事の方が多いですから、私も含めて多くの(私のような自称も含めた)ベテランは、ベース録音はまずはD.I.BOXを使う(D.I.内蔵機器を使う)ことほ基本とする人がほとんどと思います。 ただ、これは私の例ですが、手持ちのアクティプベースだとノイズ面と録音レベル面はベース側で調整できる範囲でなんとかなる…という前提で、HI-Zでの「甘めの音」を積極的に使ってみるという手は、今でも時々やってます。 まぁ、気持ちの上では、HI-Zを甘い音を作るエフェクタ的な感覚で捉えている面はあります。それ以外は、D.I.BOX経由でXLRマイク入力で録音が前提です。 とまぁ、そういう個人的な経験があるので、私なら仮にVT-BASS使うとしても、宅録ならまずはD.I.BOX通しての録音を基本と考えるな…ということを含めて、「D.I.BOXも使える体制にして、その時々で自分の欲しい音に近い方を使い分けがお勧め」と言いたがったわけです。 で、そういう意味においては、BassDriveDIやParaDriveDIは、純粋に「D.I.機能内蔵プリアンプ」なわけで、1台で2度美味しいマシンではあります。
補足
なるほど・・・と、途中までは何とか分かった感じですが・・・(苦笑) DIの接続例のトコでギブアップって感じでした・・・(涙) Hi-zというのがフォン端子のみというのは勉強になりました! ですが、そもそもベースアンプは持ってないので・・・ ベース→UA-25EXのHI-Zフォン 1)→UA-25EXのOUTPUT(フォン)→ベースアンプ 2)→UA-25EXのUSB →PCへ録音 の接続は無理です・・・ で、一応ですが上の例でVT-Bassを使う場合は ベース→VT-Bass→UA-25EXのHi-zフォン でOKなんでしょうか? (勿論、コレではUA-25exのDI機能は使わず・・・という事は理解しています。) 更にDIを使う前提で考えれば 1)→D.I.BOXのパラレルOUT(フォン)→ベースアンプ は、上記の通りベーアンを持ってないので無視して 2)ベース→VT-Bass→D.I.BOXのinput→XLRバランスOUT(XLR)→ UA-25exのXLR というので理解して良いのですか? それと、最終的にはBassDriveDIやParaDriveDIの方が「そういう意味」において「使える」のは理解しましたが 上記2機種の場合、疑問なのがファンタム電源による電源供給と ありましたが、その場合UA-25ex側のファンタムをONにしてPara driver の方のツマミ(?)もファンタムにする設定で良いのでしょうか? それとも電池やAC電源で取った方が良いのでしょうか? よろしくお願いします。
- kenta58e2
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VT-Bassは使った事がないので片手落ちですが、もしPara Driverを選択されたとしたら、Para Driverのフォン出力からHI-Z端子接続と、XLR出力端子からXLR入力端子…の両方を試してみる方が良いです。 試してみる…が全てで、ベースによっても若干音が変わってくるので、どっちがよいか聞き比べしとく価値はあります。 まぁ、ベースではBassDriverDIの方が定番とは言えますけどね。 これはあくまでも私の環境の(+使用ベース…なお、手持ちはPara Driverではないですが)場合、パッシブPUでちょっとノイズ拾いやすい気味のベース使用時だと、XLR出力使わないとちょっとノイジーな音になって、DAWへの録音としてはよろしくないですが、アクティブPUのベースだとHI-Z使う方が高域のハリが出るので、ベースによって使い分ける事もあります。 ただ、これはあくまで「そういう差が出る事がある例」として、御参考までに。 ただ、私だったらVT-BASS使うとしたら、ベース-VT-Bass-D.I.と、別途D.I.を用意して最終的にはUA-25EXのXLRマイク端子を使う方法も考えますね。 純粋に「ライン録音の高音質」だけ考えるなら、UA-25EXが相手ならD.I.使ってXLRマイク入力で録る方が、音のレンジは広いので。 でも、このこととベースの音色をどう煮詰めるかというのは、また別の話ではありますが。
補足
回答ありがとうございます。 チョット疑問ですが、UA-25exのHi-Z入力端子はinput2のフォーン端子のみなんでしょうか? input2のXLR端子でもHi-z入力にはなってないのですか?? それとVT-Bassを使用する場合の接続例として「ベース-VT-Bass-D.I.」を挙げておられますが、 UA-25exは確かDIとしても機能するハズですがオーディオ・インターフェイスとして利用しながらも DI機能も利用するといった「1度で2度美味しい」的(笑)な使い方は出来ないのでしょうか? 続けてご回答、よろしくお願いします。 因みにBassはアクティブPUです。
お礼
分かりました。 コレで不安なく具体的に検討する事が出来ます。 長くなってしまいましたが お付き合い頂き、ありがとうございました。