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ティム・バートン『Alice in Wonderland』マッドハッターの台詞について
- ティム・バートン監督の『Alice in Wonderland』で、マッドハッターの台詞について疑問があります。
- 映画の最後、アリスの質問に対してマッドハッターが「I haven't got a slightest idea.」と答えた後、アリスの耳元で何か囁いています。その内容が知りたいです。
- また、マッドハッターが怒る時には英語以外の言葉を発するようになりますが、何を言っているのか理解できません。その言葉を教えていただきたいです。
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映画、見ました。 ノベライズによると "I haven't the slightest idea. Fairfarren, Alice"となっています。 「おれにもさっぱりわからんのだよ。いい旅をな(元気でな)、アリス」といったところでしょうか。 fairfarren はあとのご質問と同じで、マッドハッターの架空の母国語(?)なのでしょう。 fair(良い)+fahren(ドイツ語の「行く」)から作った造語かもしれません。これが、魔法を働かせる呪文になっているという設定かもしれません。 マッドハッターがまくしたてている言葉は(ドイツ語風の)架空の言語でしょう。 チェシャ猫に罵声をはきかけるときに、つい母国語が出てしまうという設定で、意味はありません。アリスにも理解できていません。
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- M_Sato
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A No.1です。補足です。 マッドハッターが喋るわけのわからない言葉は、彼の母国語(?)という解釈のほかに、お茶会のメンバーら「アンダーランド地下レジスタンス」(The Underland Underground Resistance)が、自分たちが会話するときに情報が赤の女王にばれないようにするために使っている秘密言語という解釈も成り立ちます。 実際、彼らの合言葉になっている "Downal wyth Bluddy Behg Hid"はこの秘密言語で、 "Down with the Bloody Big Head"(血まみれのデカアタマを倒せ)のことです。 これは赤の女王の口癖"Off with his head"(首をはねよ)のもじりで、彼女の悪口になっています。 レジスタンスは皆これを知っているので、ブラッドハウンド(狩猟犬)のベイヤードがハッターに囁かれたときに、仲間であることがわかったのです。 このあたりの言葉遊びは、この映画のオリジナルですが、ルイス・キャロルの精神を受け継いでいますね。
お礼
ご丁寧に回答して頂きましてどうも有り難う御座いました。 とても参考になります。