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ジャズコンボでのギターバッキング
ジャズを修行中のものです。 個人練習はもちろんですが、セッションにも時々参加したり、練習サークルのようなところにも顔を出したりしています。 青本に載っているような曲ならだいたい、ソロはそれなりにできるのですが、バッキングが苦手です。とくにコンボでのバッキングが苦手です。 いわゆるジャズギター初心者向けの教則本に載っているようなコードフォームは、すべて把握しています。(6度ルート、5度ルート、4度ルートの4声コード) およびその転回形、それにプラスして多少のテンションを入れたフォームや、II-V-I等のよく使う進行での常套パターンなどもいくつかは知っていて、コードメロディも自分でアレンジ(またはアドリブで)ある程度弾けます。 しかしコンボで合わせる場合のギターのバッキングの仕方といいますか、ソロギターやボーカルとのデュオでのコードプレイではない、ピアノが入っているときや、コンボのアンサンブルとしてのギターの入れ方に悩んでいます。 通常、3度+7度、1度+3度など、弦2~3本でテンションはあまり入れずに4ツ切り、というのが基本ですが、まあバップものなどの曲はそれでもいいのですが、4ツ切りが雰囲気的に合わない曲というのも多々あり、またモーダルな曲などではモードに基づいた4度積みコードをよく使いますが、それとてピアノとのコンビネーションが非常に難しく、どう弾いていいか戸惑ってしまいます。 こういったことは、実際にセッションをたくさんやる中で習得していくものと思いますが、時間的・金銭的なこともあり、そうしょっちゅう参加することもできず、自宅練習でもできるだけバッキングの練習をできればと思います。 こういう練習に向いた教材をご存知ありませんでしょうか? 楽器店の教則本売り場に行っても、初心者向けの「セブンスコードを使ってジャズの雰囲気を味わおう」的なものや、ボイシングの理論だけで終わっているもの、あるいは逆にバリバリ上級の超難解な本しかありません。(解説も英語でさっぱり解らなかったり) もう少し「脱初級者」レベルのものを探しています。 たとえばジャズギター定番サイト「おふとんjazz」のこのページ http://www2s.biglobe.ne.jp/~hongo/5c.htm ぐらいの内容のレベルで、バッキングを集中的に練習できるような教材を探しています。 お薦めをご存知でしたらご紹介ください。よろしくお願いします。
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- kodbs
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No.1です。 >管のソロのとき休んでいると時々セッションマスターの人から『ほら、弾いて弾いて』とジェスチャーで、コードバッキングもせよとの指示が来ることがあります。 それはそのときの状況(音のことやそれ以外のことも)が解らんと何ともいえんですねぇ。最後のブルース、とかならガンガンやるって雰囲気になるかもしれないし。 と、言うかそのセッション参加中に周りの音を聴いて「自分がギターでバッキング入れないとスカスカで音楽が成り立たない!」と思うのなら入れなきゃならんけど、ピアノのコンピングで十分と思ってあえて演奏しないのならそれは「弾かない」んじゃなくて「休符を弾いている」という立派な演奏だと思うんですけどねぇ。 むしろ周りを聴かずにじゃかじゃかやってる人よりよっぽど音楽的だと思います。 >セッションでは、ときどき非常に上手い人がいて、ピアノのコンピングの上にギターも重ねて、同じでもなくバラバラでもなく、非常にうまくコンピングする人がいます。 それはギターの方だけがうまいんじゃなくてピアノの人も音楽の作り方を解っている人だったんじゃないでしょうか。全て関係性の問題なので、自分の楽器を「弾くこと」に焦点を当てると求めているものとどんどん遠ざかっていくような気がします。 >難しいことはしていないけど、ピアノに合わせる耳とセンス、全体のバランスを考えてギターを入れるセンスに長けているのでしょう。 ピアノに「合わせる」だけじゃなくてちゃんと主張して相手とキャッチボールできないと「全体のバランス」は取れないと思います。 >家でできる練習は無いものでしょうか。 うーん。いろんな演奏をアンサンブルに注意しながら聴いて引き出しを増やす、ってのもあるけど、大体そうやって練習してきた人がジャムセッションくると、覚えてきた技を全然脈絡もなく使って全く逆効果になることが経験上多いです。 あとは自分のギターを録音してそれを再生させながらバッキングを重ねるか。 ただの思いつきです。そんなのやってる人聞いたことないけど。
- kodbs
- ベストアンサー率80% (4/5)
当方baです。 質問者様の知りたいこととは違う内容ですが。 ジャムセッションでピアノがコンピングしている場合は、コードバッキングはしないほうが吉と出る場合がほとんどです。 私がジャムセッションでギターとピアノがいる場面に出くわしたとき、先にバッキングを止めた方に「あ、分かってるな」と(えらそうですが)思ったりします。 質問者様がギターで、競演するピアニストにはここでアドバイスできないので、上記のように申し上げました。 実際にバップ以降フュージョン以前の音源でギターとピアノがいる場合、ギターが継続的にバッキングしているのはあまり聴かれません。 総じてその時代の達人たちは空間の作り方が上手なように思います。(その分ピアノレスのトリオやデュオ、ソロなんかで弾きまくったりする) ただ、質問者様がコンボ形式のバンドに所属している場合、 1.曲やパートによってピアノ、ギターどちらがバッキングするか決める 2.どちらかがリズムパターンで、他方が白玉あるいはオブリガード風フレーズ等、役割やリズムが被らないようにする。 (たまにボサノバやラテン等でギターとピアノが個々で絶妙にバラッバラのパターンを刻んでいる時がありますが、その時はそのジャムセッションに参加した自分を呪うしかありません。) 等相談しながらやっていくといいと思います。そのうちそれがいつでもどこでも自然にできるようになるでしょう。 なので自宅練習では難しいかも。練習というより心がけの問題じゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりセッションでは、ピアノがいる場合はいっそギターは弾かないほうが良いのですね。 というかほとんどそうしてますが、管のソロのとき休んでいると時々セッションマスターの人から『ほら、弾いて弾いて』とジェスチャーで、コードバッキングもせよとの指示が来ることがあります。 まあそれはたぶんアンサンブルがどうということではなくて、せっかくの機会なんだから調和しててもしてなくても、どうせなんだから弾けばいいよって事だと思いますが・・・ たしかにプロの演奏では、ピアノがいるときのギターのバッキング(コンピング)は、非常に小さな音でジャッジャッと4ツ切りしてるか、時々ピアノの隙間にキョエッとアクセントのように挟んだり、その程度です。 今は固定のコンボではやっていませんが、以前いたコンボではメンバーが皆さん大先輩ばかりで、ピアノもいるのでギターがバッキングをせずにいると「サボるな」、オブリ的に入れると「ジャマだよ」と、じゃーどうすんだよ#ともめた事もあります。 セッションでは、ときどき非常に上手い人がいて、ピアノのコンピングの上にギターも重ねて、同じでもなくバラバラでもなく、非常にうまくコンピングする人がいます。 録音して聴いてもそれぞれは別々のことをやっているのに、同時に聞くとうまく調和がとれているんですよね。解明しようとその人のコードワークをコピーしましたが、結局その時のピアノに合わせてコンピングしているので、同じように弾けばいいというものでもなさそうでした。 難しいことはしていないけど、ピアノに合わせる耳とセンス、全体のバランスを考えてギターを入れるセンスに長けているのでしょう。 やはりこういうことは、経験を積んでしていくしか手が無いのでしょうか。家でできる練習は無いものでしょうか。
お礼
再度お答えいただいたのですね。何度もすみません。 >むしろ周りを聴かずにじゃかじゃかやってる人よりよっぽど音楽的だと思います。 同感です。変にごちゃごちゃさせるよりは、弾かないほうがいいと思っています。 他の人を見ていると、やたらと大きな音でギャッギャッとピアノの音が聞こえないぐらい、コードを刻んでいる人もいますね。 「バッキングがロックしてましたね!」と皮肉られても分かってないようです(笑) >それはギターの方だけがうまいんじゃなくてピアノの人も音楽の作り方を解っている人だったんじゃないでしょうか。 そのギターの人は、誰とやってもうまくバックをやりますね。上手いピアノとやればもちろん絶妙のコンビネーションですが、初心者で明らかに周りが聴こえていないようなピアノでも、上手く合わせますよ。そういう人もいるんですよ。 ああいう人を見ていると、「自分もできそう」と思ってしまうんですが、そう簡単にできるもんじゃありません。 >ピアノに「合わせる」だけじゃなくてちゃんと主張して相手とキャッチボールできないと「全体のバランス」は取れないと思います。 そう揚げ足をとらないでくださいよ(笑)。たぶん僕は日本語も下手なんだと思います。 >いろんな演奏をアンサンブルに注意しながら聴いて引き出しを増やす、ってのもあるけど、大体そうやって練習してきた人がジャムセッションくると、覚えてきた技を全然脈絡もなく使って全く逆効果になることが経験上多いです。 そもそもジャムセッションというのは、そういう実験的な試みができ、失敗を重ねて経験を積んでいける場ではないですか? 引き出しを増やすだけ増やしても、それを出す機会もなければいつまで経っても進歩しませんし、では引き出しなど増やさなくてもいいというわけでもないと思いますし。 >そんなのやってる人聞いたことないけど。 世の中にはいろんな人がいるもので、自分もそれやりました(笑) でも弾いてるのが自分なので、バッチリ感覚が合う(「合う」というのは、タイミングが合うとかそういう意味じゃなくて、両者が合わさった結果、音楽的に良い方向にプラスされ調和したということ)のでぜんぜん練習になりませんでした。 ジャズに限らず、ポップスでもギターとキーボードってバッキングが被って、どうしたらいいか悩むという声をよく聞きます。