ネオナチなどと関連付けられる「Skinhead」は、単に髪の毛が短いというだけではないので、そこらへんを区別しないと、かえって混乱するかも知れません。
・まず、「Skinhead」は、60年代の英国の労働者階級から始まりました。(英語版WikiのSkinheadの項もそうなっています。)単なる髪型だけの話ではなく、ファッションでもあり、社会に対する態度でもあり、といった感じのものです。アメリカにも少しは広まりましたが、本場は欧州、その中でも英国です。(少なくとも、英国で「Skinheadってどう思います?」と聞いたら、この話と相手には思われます。)
・では、今どう思われているかですが、Googleで比較的最近の見方を示すと思われるものを見つけました。(昨年10月にUPされた模様)
http://libcom.org/history/articles/skinheads/
冒頭部分だけ引用すると、「Most people’s reaction to the word ‘skinhead’ is not a good one. As a cultural group, skinheads have been seen as stupid, violent, racists.」です。
Online辞書の一つである、Oxford Advanced Learner's Dictionaryでひくと、「a young person with very short hair, especially one who is violent, aggressive and racist.」と、ここも否定的に書いてあります。
↓は2009年2月の記事ですが、ネオナチには、相変わらずちゃんとスキンヘッドにしている人もいます。http://aftermathnews.wordpress.com/2009/02/page/2/
ロシアにも、スキンヘッドの若者右翼がいたと思います。
このての話をするのであれば、「アメリカではどうか」っていうのは、あまりメインテーマにはなりません。また、髪の毛が薄いとかヘアスタイルに関する「趣味」だけでやっている人の話は、最初から関係ないです。
今でも、英国ではSkinheadに対しては、一般的にはいいイメージはない、といってよいと思います。
一方、英国では「髪の毛が短い」=「怖い」となるかというと、そんな事はありません。Skinheadというのは、服装や行動などとあわせて、社会に対して一定の態度を示しているものであって、「髪の毛が短い」だけでは、「Skinhead」という言葉で想像される人達には当て嵌まらないからです。わかりやすく言えば、髪の毛はごくごく短くても、ちゃんとした背広をきていれば、Skinheadに区分される「人達」ではないし、怖がられたりはしません。(超大男だったら、そこが怖いってのはあるかも知らんが…)
しかし、日本人であっても、服装を含めてSkinhead風にしたら、たぶんそれなりには怖がられると思います。
尚、Skinheadとまでは言わなくとも、一般的に、ごく短い髪型=どっちかというと労働者階級の髪型、というイメージはあるように思います。怖がられはしなくても、一定のイメージは与えます。また、髪の毛の短い(例えばジャンパー姿の)白人男性が昼道端で何人もたむろしていたら、失業者のグループっぽく見えるので、「怖い」といえばまぁ「怖い」かも知れません。
お礼
回答ありがとうございます。 今は全く問題無しですか。 少なくとも日本の坊主頭のイメージよりはいいという事ですよね? 安心しました。 個人的に金髪の巻き髪は小さな子どもが世界一可愛い髪型という印象があります。いいですね~。 カルフォルニアも羨ましいです。良い波が沢山ありそうですね。