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ダリオ・アルジェントの作品は何故に英語?
最近ダリオ・アルジェントにハマっていまして、DVDで色々楽しんでいます。で、疑問が湧きました。 今、全てのアルジェント作品のチェックは出来ないのですが、少なくともこの2日間で再見した「歓びの毒牙」「シャドー」「フェノミナ」は、登場人物は英語で話しています。イタリアの映画なのに何故でしょう? 勿論イタリア国内の劇場公開は吹き替えでされたとは思いますが、何故英語で製作されたか、不思議です。アルジェントって、英語が堪能ではなかったような気がするし・・・(違ってたらすみません) 過去、イタリア映画をいくつも見てきましたが、それらはイタリア語で製作されてたと思うのですが、何故アルジェント作品は英語で作られているのでしょう?詳しい方、是非お教えください。
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- isoiso0423
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日本でDVD化されるヨーロッパの作品の一部は、英語音声のインターナショナル版を元にしてるためだと思います。 下記イタリアで発売されている2枚組の「歓びの毒牙」の情報ですが、音声はイタリア語です。 http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=HOR33431&PHPSESSID=2fa0e9d4a8e42d0834a48c79a63fbace インターナショナル版は英語とイタリア語が選べるようです。 http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=HOR60907&PHPSESSID=2fa0e9d4a8e42d0834a48c79a63fbace 「フェノミナ」なんかですと、公開時は伊・米・独・デンマークなどその国毎の音声があったようです。 アメリカ公開など世界的なマーケットを狙ったイタリア映画の多く、特にマカロニウエスタンやホラー、ジャーロ、モンドなどのジャンルの作品はイタリア語版と英語音声版で作られたものがかなりあったと思います。 アート系の作品はそうでもないみたいですが。 イタリアンホラーにはあまり詳しくないのですが、マカロニウエスタンだとドイツ版とイタリア版で作品の分数が違っていたり、音楽もちょっと替えられたりしています。 「歓びの毒牙」に関して言うとアメリカで発売されたレコードと、イタリアのレコードは収録曲がけっこう違っているので、映画のいちぶがどこか違うのではないかと思います。
お礼
丁寧なご説明をありがとうございます。 製作時に様々な国の言葉の音声が録音されているのは理解できるのです。が、映像を、役者がそれぞれの国の言葉を話しているものを複数バージョン撮影しているとは思えないのです・・・イタリア映画だが、国際的な公開に有利な様に、映像は英語版で作成する、という事なのでしょうか?私がイタリア人だったら、自国の映画(登場人物がイタリア人)なのに、吹き替え(口と言葉が合っていない)なんて、納得がいかないです・・・ 国によって作品の分数が違うのは、多分残酷なシーンの許容ラインの為でしょうね、きっと。(マカロニウエスタンは残酷シーンが多いと聞いています)アルジェントの作品もああいう内容なので、国によって随分上映時間が違うみたいです。 色々教えていただき、ありがとうございました。