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昔の長時間録音は、どうしていたか
ベニー・グッドマンの伝説のカーネギーホールでの演奏という音源を、ラジオなどで聞くことがあります。シングシングシングのことです。長時間の演奏ですが、これは、SPレコードに記録されているはずだと聞いたことがあります。何枚かのSPレコードに分けて録音されたものを、私たちは連続して聞いているのだというのです。これは本当でしょうか。それから、当時、ライブ録音をテープなどに一度収録して、それをSPレコード作成に利用することなどがあったでしょうか。
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録音技術(方法)とレコード製作の両面から見る必要があると思います。 録音方法 円形レコードに直接録音する方法は、磁気ワイアー時代をを経て、磁気テープへと発達しました。テープは1932年ごろ実用化されているので、カーネギーホールの録音にも使われた可能性があります。 レコード 当時から1960年代まではSPレコード全盛時代でLPの出現はアメリカで1948年、日本への上陸は10年後ぐらいだと思います。SPレコードの録音時間は片面1-2曲(4-5分)なので30分のジャズ演奏でも最低3枚のレコードが必要です。 ライブ録音は1930年代後半ならテープに録音されていた筈です。レコードへの直接録音は時間が短いので生演奏の録音には不向きです。テープが発明されて以降の録音(レコード作製)は全てマスターテープになり、テープも1960年代に2-トラック、4-トラック、8-トラックと改善されて、歌と演奏を分けたり、一部の楽器を後で追加したりすることが可能になり、今日に至っています。現在のレコードは生の演奏や歌ではなく、人工的に作られた音と言えるほど技術的に音源が編集されています。
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- tnt
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参考URLを御覧ください。 独断と偏見で書いたと言う事ですが、 私の記憶とも合っているので。 簡単に言えば、SPはダイレクトカッティングです。 テープの実用化はSPよりはるかに遅くて、 音楽で使えるレベルになったのは、 LPが出た後です。 日本でも、民放が放送を始めた直後(昭和20年代終わり)は、まだ、SPよりも遙かに音が劣る、 針金録音機が使われていました。 ここら辺の事情は、 ワイヤーレコーダーで検索してみて下さい。 玉音放送もダイレクトカッティングされた SP盤の組み合わせでしたが、この頃の状況は 米国でも同じです。 で、LPが出た後で、テープ式録音機が実用化されます。 その時に、古い素材を活かす意味で SP→テープ→LPという編集課程を通りました。 ちなみに、針金式の大手はアンペックス 初期のテープの大手はソニーです。
- namakokun
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何で読んだか忘れましたが、2つの質問のやり方をしていたらしいです。他の方法もあるいはあったんでしょうけれど。