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最近のアニメ、何故色が薄い?

アニメをよく観る訳ではないので、いつ頃が境目なのかわかりませんが……。 最近のアニメは昔のアニメに比べると、色が薄く(明るく?)のっぺりしている気がします。 子供の頃観ていたルパンやドラえもんと、最近テレビでやっているルパンやドラえもんの色が、全然違う感じがするのです。 これは描き方が違うなど、何か理由があるのでしょうか。 また、昔のような色あいでアニメが描かれることは、もうないのでしょうか。

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noname#105334
noname#105334
回答No.2

昔はセルという薄い透明のフィルムに描いていたのに対し、現在(10年ほど前から順次)作業のほとんどをパソコンでやってしまうデジタルアニメになっております。 紙に描く色指定(CYMB)とは色の形式のようなものが違うので薄く感じるようになります(現在のはRGB)。 お金や手間がかかりすぎるセルアニメは消えつつありますね。 セルフィルム自体廃盤になったという話も聞いたことがあります。

noname#133871
質問者

お礼

丁寧な回答、ありがとうございました。 何の世界でも、お金や手間がかかる方法は少しずつ廃れてしまうものですね。 「『セル画』という言葉をなんとなく聞いたことがある」くらいの自分ですが、なんだか寂しい気がします。

その他の回答 (4)

  • aura-o
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回答No.5

すみません、私じゃなくて主人が専門家なのですが、回答させて頂きますね。 ご質問者様は、アニメを地上デジタル対応テレビで見てらっしゃいますか? それとも、アナログテレビで見てらっしゃいますか? 実は、見るテレビの種類によっても、発色は変わるそうです。 地上デジタル対応のテレビは発色があまりに良すぎるので、現在ではアニメを制作する時に、あまりギラつかないように、少し色調を落とそうという傾向があるんだそうです。で、その状態のアニメを、アナログテレビで見てしまうと、さらに淡いというか薄い感じに見えてしまうのだそうで。(これは地デジ対応のテレビとアナログテレビの出力の違いに関係があるのだそうです。) 逆に昔のセルアニメを地デジ対応テレビで見ると、かなり鮮明に見えます。 さらに、No.4さんがおっしゃるように、淡い色彩を好む監督さんやら、色彩設計さんやらが、何故か増えてるのも事実で…。 また、編集の段階で、画面全体のトーンが落とされることもあります。こればっかりは、色彩設計さんだろうが背景美術さんだろうが、どうにもできません。 私や主人は、昔の、色はっきりアニメの方がアニメらしくて好きなんですけどね。 セル時代(今はアニメの彩色はデジタルでやってます。)の色をデジタルで再現しようと試みている色彩設計さんもいらっしゃいます。背景との兼ね合いもありますが、監督さんのOKが出た場合は、昔のような色合いの作品が作られることもありますよ。(絶対〇憐チル〇レンとか。)

noname#133871
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 地デジ対応はしていますが、J:COMで古いアニメをやっていたり、古い映画の放送があったりするから、その対比で気になるのだと思います。 これからあの感じが再現される可能性はあるんですね。 私もセルアニメの方が好きなので、ちょっと嬉しいです。

  • disease
  • ベストアンサー率18% (1239/6707)
回答No.4

それが現代の流行りだからでしょう。 髪型なんかも20年前なんかとは全然違う描き方が主流ですしね。 今はアニメの彩色はほぼPCでやりますが、PCならどんな感じにも仕上げられます。

noname#133871
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 流行りですか。明るくて薄い方が綺麗な感じがするからですかね? 私は古いトムとジェリーとか、ディズニーの短編映画みたいな感じの色が好きなのですが、現代っぽいアニメだと合わないのかも。

  • potachie
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回答No.3

ポスターカラーでセル画を手書きで描いていた時代は、そう何色も使って描くというわけにはいきませんでした。効率が悪いですし、何よりも原画担当者が色の指定が仕切れません。在庫も数多く抱えることになりますしね。 (色が濁るので、絵の具のような混色をしての使い方はできません) 似た色を揃えるよりも、メリハリのあるはっきりとした色を揃えないと、絵が分かりにくくなるんで、原色系が多いんです。 コンピュータ化された最大のメリットは、ポスターカラーを何色も用意しなくても自由に色が作れる点にあります。 ただ、逆にいうと、出力機が出せる色の範囲でという制約が入ります。 淡い色に挑戦をしたアニメは昔もありますよ。タッチなどのあだち充のアニメ化作品ですね。色数は増やせないので、色の傾向を徹底したんですね。

noname#133871
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 言われてみると確かに、タッチは色が淡かったですね。 それにしても、ポスカで描かれていたんですか!? 意外な事実にびっくりです。 やっぱり、パソコンで作業する方が便利なことが多いんですね。

  • teapoton
  • ベストアンサー率17% (8/46)
回答No.1

感情の起伏がない製作者がそろっているからではないでしょうか? 本当の意味で、悲しい、うれしい、楽しい、感激、などといった気持ちが製作者側にあれば、自然と色がつけられていったりするとおもいます。 また、内容的にも、もう今の時代にそぐわない死んだ内容のアニメが中心だからです。生きたテーマを使って製作していないから、色も自然と白黒に近いものになってくるわけですよ。 感情などのある、エネルギーに満ちた要素を取り入れれば、自然に色のついた作品にしあがるはずです。

noname#133871
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「気がする」「感じ」という書き方がややこしかったですね。 雰囲気の話ではなく、もっと直接的に「見たままの色」の話のつもりでした。 すみません。