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尾長とのやり取り
尾長がかかった場合、基本竿を立てて弾力を使ってクロを浮かす、と聞きますが逆に竿を立てたままだと瀬に潜り瀬切れする、とも聞きました。 基本的に逃げる方向と逆に竿を立て(左に逃げたら竿を右倒しで立てる)、とも聞きます。 確かに竿を立てないと余程の力持ちでないとのされると思うのですが、 クロ釣りの著名人は竿を立てずにやりとりしているようにも見えます。 竿を立てるケースと立てない方が良いケースはどういう状況の場合でしょうか。
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これは文章ではとても説明が難しいですね。 でも有名なメーカーテスターの方でもやり取りは千差万別で非常に 柔らかく尾長をいなす方もいれば、ラインを一切出さず強引に短時間で 浮かせてアシストが一発で玉網入れしたりする方もいますね。 でも総じてロッドの角度は45度から50度ぐらいまでがベストなんじゃないかと思います。 それ以上立てると一気に足下に走りますし、それより寝せれば走られたときに ロッドを引き倒されて根でプッツリになってしまいます。 私は出来るだけ柔らかく無理をしないで走ったときはレバーで1、2回転 逆転させて走った方向と同じ向きに(若干ですよ)ロッドを向けて起こすようにします。 魚と逆にロッドを立てれば尾長で飲まれていれば一発でハリスが切れますし 魚は逆に引いた方がより激しく突っ込みます。 要するに魚が走った方向にロッドを傾けて無理なくラインを少し送ってやる ことによって魚は下へ突っ込む力を弱め、同時にロッドを起こしながら 魚を上に向かせることによってハリスにも無理なく、魚も極端根に突っ走らなく 徐々に浮いてくるんだと思います。 1.75号のハリスで40cm前後の尾長に飲まれていて上がることが良くありますから。 もし釣りビジョンが見れるのなら今週の土曜日の19:00からG杯5勝の 文字通り日本一のグレ釣り師の片伯部光広氏が私の地元の尾長の多いポイントで 40cmオーバーの尾長や45cm位の口太などを非常にやさしく華麗な ロッドワークで浮かせるのが見られますから大変参考になります。 この番組は昨年の再放送ですが私はHDDに撮っていますからこれまで 10回以上観ていますが、ポイントの見極め、仕掛けの入れ方からもう 何から何まで非常に参考になり、どんな本やDVDなどより片伯部氏の 番組(磯釣りギャラリーで片伯部氏だけでもこれまで4、5本ありました)が役に立ちますね。
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- OKWaveGT5
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竿の角度は沖目では立てますが、手前では立ててはいけません 松田稔さんが四国で50upの尾長を釣る時は、撒き餌を一カ所に集中して手前でクロを浮かせ引っこ抜きます この場合竿は立てません クロが手前でかかってるのに竿を立てると竿の弾力を最大限発揮できないしハエ根でハリスを飛ばします 上の図が堅い竿(2号以上)下の図が柔らかい竿(1.5号以下) 左の図が沖目でクロが掛かった時、右の図が手前で掛かった時、または手前まで寄せた場合の図です メーカーや竿の特性の個体差によりますが、2号ぐらいの竿の堅さで {竿の胴}と{海面に突き刺さるライン}の角度を90°にするとよいと思います それより竿が柔らかければ竿の角度を上げなければいけません 当然手前では竿の長さが活かしきれずハエ根でやられる可能性が高くなりますので 手前までで浮かせるか、手前のデカ尾長を釣るなら最初から3号以上の竿が必要となります
お礼
手前に寄せた場合、竿の角度を小さくする必要があったんですね。先輩の「立てろ」というアドバイスの前でよく瀬切れをしてはアドバイスに疑問を感じていました。 ポンチ絵は非常に分かりやすく90°というのは納得できます。 松田稔さんが2.25でやっていますので、3号以上を使うのは正直気が進みませんが理由は非常に分かりやすいです。ありがとうございます。
お礼
私の経験と知識が乏しく片伯部氏を知りませんでした。彼のキャッチコピーはとても気持ちが良く、「釣れない時ほどおもしろい」には衝撃が走りました。 釣りビジョンを見れる環境がないのでとても残念ですが、ぜひDVDを一見したいと思います。 ロッドの立て方で大きな勘違いをしていた様で、おっしゃる通り逃げる向きに倒すべきでしたね。私も強引に浮かせるよりはうまく往なして確実に自分でタモ上げする方が理想ですので、レバーブレーキの使うタイミングには本当に悩む所があります。