No.1です。補足要求したくせに、回答が遅くなって申し訳ありません。では再び。
1.私は商業高校で商業関係以外のところには少し難しいようです。実際はどうでしょうか。
私は商業高校ではなかったので、ちゃんとしたことはいえませんが、社会人から一般入試(高校生と同じ)を受けて大学に入られる方もいます。
ですから、学びたいという気持ちで入試に挑み、設けられたハードルをクリアできるのであれば、大学はその人の学歴などとは関係なく門戸を開くのではないかと思います。
もし、高校で学ぶ以上の知識が大学に入るために必要であるのであれば、入学試験に合格するための勉強を別にすればいいのではないのでしょうか。
本屋さんに大学別の過去の入試問題集が置いてありますよね。それを参考にされるかといいと思います。
また、進路指導の先生はなんとおっしゃっていますか?最新の入試情報は進路指導の先生が一番よく知っていらっしゃると思いますよ。
2.具体的にどの時代がどういうことを学ぶのか。
高校でも国語は現国・古典にわかれますね。愛知淑徳大学では、国文学・国語学・中国古典文学に大きくわけられます。
国文学を時代別に分けると、上代・中古・中世・近世・近代となります。たとえば古事記なら上代、平家物語なら中世、近松門左衛門なら近世となりますね。詳しくは入学してすぐの基礎講座(国文学史など)でも学ぶ事になると思います。
また、文学といっても幅広いですよね。物語・随筆・和歌・詩、などなど。年代ではなく、文学のジャンルで分ける事もできる訳です。もちろん、日本で生まれた芸能(歌舞伎など)などの芸術も含まれます。
あと、aoinanamiさんは国語を深く学びたいなって思われたんですよね。国語を「日本語」とふまえるのなら、日本語に関する研究ー音声学や文法・方言・文章表現などが研究対象です。
教員は研究者でもありますから、それぞれに得意分野があります。その得意分野とaoinanamiさんの興味のある事との相性が合うと楽しく学ぶ事ができるのでは?と思います。
参考URLに国文学科のHPを記しておきますね。学科の特色や先生の研究分野が紹介されていますよ。
ちなみに愛知淑徳大学は、中国古典文学に関しても有効な研究場所です。この分野を学ぶものには必須の「四庫全書」「四部叢刊」などの基本参考資料がちゃんと揃っています(中部地方では珍しいです)。
3.面白い、楽しいと思う科目は何ですか?
科目ということではないのですが、個人的に興味のある事でいいですか?
私の最近のお気に入りはNHK教育テレビの「にほんごであそぼ」なのですが、ここで取り上げられている、暗誦・朗誦文化についてなどは興味深いところです。
あと、最近の「ありえなーい」の使い方のような、正しい日本語の使い方でないとされていた表現が、皆にたくさん使われる事によって「それもアリ?」って認知されちゃうことって昔からあるんですが、それをまとめてそれぞれの社会的背景・心理学的視点などで調べるのも面白いかな。
時代でいうのなら、人も言葉も活気のあった元禄文化のころの文学は楽しいですね。
・・・こんな事を書いていたら、私も大学に入り直したくなってしまいました。こんな気持ちにさせてくださったaoinanamiさんに感謝いたします。
愛知淑徳大学に入る入らないに関わらず、何か知りたい事が出てきて、それについて深く学ぼうという気持ちは素晴らしいと思います。
aoinanamiさんのこれから学んでいこうという気持ちが、心地よい環境で培われていく事を願っております。
ご参考になりましたでしょうか?
お礼
とても細かく答えてくださってありがとうございます。 国文学か国語学が自分の学びたいことに近いと思います。やっぱり古典には現代にはない美しい表現や作品を学ぶか、今自分が使ってる日本語について深く追求したりするのが私のやりたいことなのでいいな、と思いました。 まだ自分にはあまり知識がないからできないけれど古典を原作のまま読んでみたいです。現代風に訳されているのは訳した人がいろいろ付け加えてたり省いたりしているので原作の表現をそのまま読みたいからです。(友達には変わっているって言われたけど) 丁寧に説明してくださり、本当にありがとうございました。できるなら愛知淑徳大学の国文に行って学びたいです。