- ベストアンサー
油絵を描く人、日本画を描く人、どちらの描写能力・立体把握能力が上でしょ
油絵を描く人、日本画を描く人、どちらの描写能力・立体把握能力が上でしょうか? 私は日本画の方が好きですが、 油絵の方が時間をかけて描き込んで行くので、 油絵の方が画力向上にはなるんじゃないかと私は思うのですが・・・。 (それぞれの画材の良さはともかく、基本的な画力という意味で) その道に進んだ方、詳しい方、ご回答よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「描写能力・立体把握能力」 だけについていえば、 これは純粋に個人的な脳の力です。 素質が9割、学習が1割だと思います。 訓練するなら小学校卒業までにしたほうがいいようです。 成人してから能力向上はできるけど困難です。 もし学習の比率が高ければ、ミケランジェロやダビンチクラスが歴代ぞろぞろいてもいいのですが、 そういうことはありません。 また ADHDという脳の病気みたいな形質の1種に「写真脳」というがありますが、 一瞬で見た情景を2・3日かけても写真画像のように書き写すことのできる子供などがいます。 天才、かそうでないか、によるものだということがわかります。 日本画・洋画の問題では全くありません。 多少訓練や努力での向上はありますが、限界があります。 一般的多数平均の話ですが、女性より男性のほうがこの手の能力はあるようです。 「地図が読めない女」「方向音痴は女に多い」というでしょう。 もちろん例外はいくらもあります。 絵というのは書き込んでいけばきりがありません。 カメラで何百万画素とかいうでしょう。細かく描写していけば限界は無いのです。 時間をかけてかきこめば画力向上になる、なんてことはありません。 絵の上手下手を間単に見分ける方法一つに「絵の具の使用量」があります。 日本画は絵のベースの素地を作るところが洋画とちがうのでわかりにくいですが、 特に油絵はそうです。薄くひと塗りふたぬりで、うまく描けていれば、上手です。 下手な人ほど何回も塗り重ねています。 完成結果が先に頭の中でできている人ほど、絵の具はすくなく、手間もかけず、時間もかからず、一発で仕上げているのです。 その点やり直しがきかない水墨画は特に技量がわかりやすいです。 また、「人物画のほうが画力はわかります。」 風景は失敗があっても、その場にいた人で無いと真実とのちがいはわかりませんが、 人物は変な顔なら誰でもわかります。人間の顔の判別力は赤ちゃんのときから訓練されてますから。 また 「描写能力・立体把握能力」 だけなら、プラモデルの模型の箱絵を描くひととか、劇画的漫画を描く人のほうが、いわゆる日本画・洋画家より、一般的に優れていると思います。
その他の回答 (1)
- teapoton
- ベストアンサー率17% (8/46)
画力には個人差があると思います。 日本画と油絵も、描きこみが細密なものも、そうでないものもありますし、画力、ということについては、正直どうなのでしょうね?
お礼
私は趣味で水彩をやっているのですが、油絵を始めれば画力向上を図れるだろうかと思って質問させていただきました。 やっぱり画材の差よりも描き方の差ですよね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ピアノは子供のころから訓練するべき、という話は聞いたことがありましたが、絵に関してもそうだったのですね・・・。 私は大人になってから絵を始めたのですが、やっぱり小さいころから描いてる人との壁を感じてました。 描きこめば良いというものでもないのですね。 大変参考になりました! 丁寧にご回答いただいてありがとうございました。